■ さくらんぼ by富良野のオダジー 2007年05月31日(木)

  49,657 byte1月23日のワイワイ日記、「 さくらんぼ byオダジー 」に書いた、私も参加しているさくらんぼプロジェクトが本格的に動き出した。
このプロジェクトは、山形県東根市にある会社「天香園」の岡田専務が、「北の国から」の大ファンで、ぜひ麓郷の畑にさくらんぼを植えたい、という熱い思いから始まった。
私は、地元・富良野サイドのお世話役のような感じで、お手伝いしている。
昨日から、山形から自ら運んできた苗木を岡田専務を中心に天香園のスタッフが植えている。
何もなかった畑に、さくらんぼの苗木が300本、ブルーベリーが600本、“けなげ”に立っている。なんだか、いとおしいような、うれしいような、そんな感じだ。
このほかにも、桃とスモモが植えられる。
今後は色々な展開が考えられ、夢は広がるばかりだが、まずは、これからの暑い夏、秋の霜、そしてなにより寒〜い冬を元気に乗り切ってほしい。
私は、今のところ、祈ることしか出来ないが、徐々に岡田専務に教えてもらって、少しでも役に立つようになりたいと思っている。
ともあれ、このワイワイ日記で、苗木の成長なども、報告するので、応援をよろしくお願いします。
 

■ 大金持ちをランチに誘え! 世界的グルが教える「大量行動の原則」 byオダジー 2007年05月29日(火)

  47,372 byte27日の日曜日、フォーラムフラノはゴールデンウィーク以来の忙しさで、疲れたビィー(ふるッ)。でも、うれしかった!
飲食業は、お客さんが来てくれなければ、頑張りようもないので、とにかく、いっぱいお客さんに来てほしい!
実は、フォーラムフラノをオープンしてから、沢山のお客さんに来てもらうためには、どうしたらよいか、いつも考えている。
お店をやっている人は、誰でも私と同じだと思う。でも、考えれば、考えるほど、頭が空回りし、袋小路に入ってしまうことになる。
少なくても、私はそうなった。
そうこうしているうちに、たまたまネットで見た、大金持ちをランチに誘え! 世界的グルが教える「大量行動の原則」を、タイトルに惹かれて衝動的に買ってしまった。
今までも、けっこうこの手の本は買ってしまうが、読んでいる時は、「そうだ、そうだ」とテンションは上がるのだが、結果としては、何日かすると忘れてしまう。
この本にこんなことが書かれていた。
自分の仕事について、勉強しない人が多すぎる。コンサルタントの著者は、コンサルする時には徹底的に依頼者の仕事を調べ、終わってみると、その職業の誰よりも詳しくなった。関係の書籍や雑誌を読み、講演会、研修会への出席、同業者の集まりへの参加などもする。
これを読んだ時、ちょっと目からウロコだった。私は考えるだけで、実は、何もやっていないことに気付いた(厳しい〜ッ! 財津一郎?)。
今の環境で、すぐやれることは、まず、本を読むことだと思い、下記の6冊を注文した。まだ、届いてないが、手にしたら、片っ端から読んでいこうと決心している。「小さな飲食店 成功のバイブル―赤字会社から年商20億円企業までの軌跡」「メニューが飲食店を救う!―商品開発からメニュー表まで メニューのすべてを変える本 」「小さな飲食店真実の店長バイブル―集客と人材マネジメントの新常識」「小さな飲食店 お客のココロをガッチリつかむ法―「また来たい!」と思われるお店をつくる4つの法則と47のテクニック」「飲食店「儲かるメニュー」の作り方」
最後に注文した、飲食店「儲かるメニュー」の作り方の著者、大久保一彦さんには、実は、以前に何度かお会いしている。なんと! 一度は事務所にまで出向いて、お話を伺っている。
その時は、フォーラムフラノのことではなかったのだが、お話の内容も、具体的なアドバイスも、ちゃんと憶えている。
もちろん、フォーラムフラノにも役立つことばかりなのだが、この本を読んでもう一度、じっくり先生のご指導を受けようと思う。
さぁ、オダジーがどう変わるか、何をおっぱじめるのか、乞うご期待なのだ!
 

■ 勝手に私のベスト5!最終回 byオダジー 2007年05月26日(土)

  45,466 byteラジオふらの開局以来続けていた「勝手に私のベスト5!」が来週の月曜日で最終回を迎える。
数えてみると、全部で134回の放送になる。すごい!
2004年11月8日が第一回目で、その時の私のテーマは「ああ、ジャズってイイねえ、と言われると思うベスト10!」。どういう訳か、最初からベスト5!ではなく、ベスト10!といういい加減さ。
おそらく、選んでいるうちに5曲に絞れなくて、「まあ、いいや、ベスト10!にしちゃえッ」のノリで決めたんだと思う。
さて、最終回のテーマだが、やはりジャズにしようと思う。タイトルはそのままズバリ、「私の好きなジャズベスト5!」。
5位は「アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」からユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ 、4位は「サキソフォン・コロッサス」から セント・トーマス 、3位は「レフト・アローン」からレフト・アローン、2位は「プレス・アンド・テディ」からオール・オブ・ミー、そして1位はやっぱりジョン・コルトレーンを選んだ。悩んだ末、私が最初に買ったジャズレコードの「ジャイアント・ステップス」からジャイアント・ステップス。
この5枚は、大好きでもあるが、よくも聞いた。これからジャズを聞こうとする人にもおすすめだ。
ジャズファンで、この5枚を通らない人は一人もいない。断言する。いない!
どんな番組になるか分からないが、私も楽しみだ。このベスト5!に感謝しつつ、ジャズにも感謝しつつ、終わりたいと思う。
でも、またジャズを中心とした新しい番組もやってみたいので、次のチャンスを虎視眈々と狙っては、いる。
 

■ 鳴雪「光(HIKARI)」 byオダジー 2007年05月25日(金)

  35,572 byte今回、麓郷の森に展示するために書いてくれた作品の中に、この「光(HIKARI)」があった。
初めて見たときは、「あぁ、光も書いてくれたんだ」ぐらいの軽い感慨しかなかった。
それは、新しい麓郷の森「鳴雪・書Tシャツ」が出来上がった後だったので、気持ちとしては、一段落していたからだと思う。
麓郷の森には、Tシャツになった文字だけを展示したので、光(HIKARI)はフォーラムフラノに飾ってあった。
それで、毎日、目にしているうちに、だんだん心に染みてきた。他の書にも感じることだが、鳴雪の書を見ているとなんとなく癒されるのだ。
鳴雪が大変な思いをして、50年間も打ち込んできた書が、結果として、見る人を優しい気持ちにさせるのは、不思議な気がする。
アート、芸術の不思議だ。
作る人が、とんでもない苦労や辛い経験をして、やっと作り上げた作品が、見る人にとっては、それとは対極の感情である、優しい気持ちや、癒された気持ちになる。
言ってしまえば、芸術家は自分の人生や命と引き換えに、見る人たちに幸福を与える。
なんか、知ったかぶりのオダジーが出てしまった。それより、光(HIKARI)の書Tシャツを早く作ろう!
 

■ 第39回北海へそ祭りポスター byオダジー 2007年05月24日(木)

  60,135 byte街のあちこちに、第39回北海へそ祭りポスターが貼られだした。
私としては、まだか、まだか、と待っていた。何故なら、今年のポスターは我がオフィスフラノで制作したからだ。
北海へそ祭りのポスターは、実行委員会主催のコンペで決まる。オフィスフラノも毎年エントリーしている。決まるときもあれば、落選するときもある。
ここ2年は残念ながら他社のデザインに決まっていた。
2004年には、絵本作家のかさいまりさんに描いてもらった、動物たちがへそ踊りを踊っているデザインが採用された。今回の採用は、それ以来ということになる。これで五回目だ。
さて、今年のデザインだが、麓郷の森「鳴雪・書Tシャツ」の村田鳴雪に書いていただいた「絆(KIZUNA)」という文字をメインにした。
デザインをしたのは我社専属デザイナー・高橋浩美さん。
絆は、北海へそ祭りの大きなテーマである、「母と子の絆」を意識した。
どうでしょうか? 富良野が誇るユニークな北海へそ祭りのイメージに筆文字がぴったりだと思いませんか? (自画自賛!)
ともあれ、7月28日、29日に開催される、北海へそ祭りが今年も大勢の市民や観光客で賑わい、大成功することを願います。そして、ポスターの評判もいいことを・・・。
 

■ 麓郷の森、あっ、木が倒れそう! byオダジー 2007年05月22日(火)

  72,887 byte一昨日の日曜日の朝一番に、麓郷の森からフォーラムフラノに電話がかかってきた。
なんとなく、リラックスしていた私に、「大変だ! 木が倒れそう!」と慌てている様子。
相手が慌てている時には、こちらは平静を装うのが、得策だと“学習”しているので、「あっ、そう、分かったこれから、そっちに行くわ」と事務的に答える。
先日修理しておいたチェーンソーを車に積んで、軽い気持ちで向かった。
麓郷の森に着いて、驚いた。根が半分めくれていて、今にも倒れそうだ。木の種類はカラマツだが、私が想像していたより、かなり大きい。
チェーンソーで、ババッと切ればおしまい、のノリで来たのに、“シロウト”には危険だし、出来そうにない。
これは、プロに頼んで切ってもらうしかないと、何人かの人に聞いてみたが、日曜日ということもあり、すぐには見つかりそうもなかった。
強い風もけっこう吹いている。倒れる方向によっては、電線を切る可能性がある。第一、お客さんに向かって倒れる恐れだってある。
けっこう、追い詰められた。打つ手がない!
色々考えた末、木の根元に麓郷の森にある小型のブルトーザーのバケットを置いて、重しにしたら倒れないのではと思った。これが意外とヒットだった。これで、すぐには倒れないようになった。
お客さんが近づけないようにロープを張り、みんなに注意して見ていてねと頼んで、私はひとまず、フォーラムフラノに戻った。
それから、ずっと一日、どうしょうか、考えていた。やはり、プロに頼むしかないか・・・。突然パッと、ひらめいた。
「長い二段梯子で、なるべく木の高いところにロープをかけて、ブルトーザーで引っ張って、倒せば・・・」思い浮かべると、出来そうな気がした。
麓郷の森がクローズする、その日の午後6時過ぎから、作業を始めた。
結果は写真の通り、無事に終わり、倒れた木はチェーンソーで切って、片付けた。
ちなみに、ブルトーザーを運転して、木を引っ張り倒したのは、妻のゆきえです。
残念ながら、私は運転したことがない!?
 

■ ジェットコースターの路 byオダジー 2007年05月20日(日)

  52,404 byte今日の富良野は、さわやかに晴れ上がった。
一昨日から富良野に来ていた姉夫婦が、今日東京に戻った。久し振りの帰省に両親は大喜びで歓迎していた。私も、その「お裾分け」で美味しいものを色々と食べた。
一昨日のワイワイ日記にも書いたが、旭川空港に迎えに行った時と同じように、「ジェットコースターの路」を通って、送ってきた。
写真は、そのジェットコースターの路。どうでしょうか?
けっこう、圧巻でしょう。
この路の両側の景色も素晴らしく、四季を通して、堪能できます。冬は、一部不通になります。
 

■ 「ジャズ・アット・マッセイ・ホール~フロム・オリジナル・レコーディングス」 byオダジー 2007年05月19日(土)

  53,801 byte昨日のベニー・カーターの話の続きみたいになるが、「ジャズ・アット・マッセイ・ホール~フロム・オリジナル・レコーディングス」も、知ってはいたが、“ちゃんと”聞いていなかった種類のCDだ。
1953年録音のこのCDも廉価版でなんと! 1,000円。ビクターから発売されている。おそらく、1,000円シリーズにリストアップされていなければ、このCDは一生聞くことはなかったと思う。
偉そうに言うと、常々、私は出会うものは、すべて「縁」だと思っている。人だって、美味しい食べ物だって、アートだって、ジャズだって。
「ジャズ・アット・マッセイ・ホール~フロム・オリジナル・レコーディングス」とは縁があったのだ。廉価版ということはあくまでもキッカケであって、出会うべくして、出会っているのだ。ああ、有難い!
かけた瞬間から、「おののいた」(漢字は戦いた、慄いた、どちらでも良いみたいだ)。チャーリー・パーカーのアルト・サックスの音にまず驚いた。ディジー・ガレスピーのトランペットの音が輝いている。
リズムセクションがまた凄い! ピアノがバド・パウエル、ベースがチャーリー・ミンガス、ドラムがマックス・ローチ。一曲目のマックス・ローチのドラムソロで、私は完全にノックアウトされた。
ジャズファンなら、先刻承知のスケの、有名なCDなので、「なにを今更」と軽蔑の目で見ると思うけれど、縁がなければ、目の前にあっても気付かないのだ。いや、聞いていても気付かないのだ。
写真は、むぎ焼酎「いいちこ」のポスター風に撮ってみました。真ん中の下のほうに、CDが写っている。
目の前の山の風景を見ながら聞くジャズは、やはり心に染みるのでしょうか?
 

■ ベニー・カーター「スインギン・ザ・トゥエンティーズ」 byオダジー 2007年05月18日(金)

  90,367 byte私の姉夫婦が富良野に来ることになり、今日、旭川空港まで迎えに行った。
旭川空港までは、冬にも紹介したが、「ジェットコースターの路」をいつも通る。この道は、地図に真っ直ぐ線を引いて、そのまま真っ直ぐな道を作りました、といういかにも北海道ならではの道だ。
そこを車で走りながら、アルト・サックスのベニー・カーターの「スインギン・ザ・トゥエンティーズ」を聞いた。
これがイイ。1958年録音で、「1920年代にヒットした名曲をモダンでスインギーなスタイルのジャズとして甦らせた」CDだ。
ベニー・カーターの名前はもちろん知っているが、“ちゃんと”聞いたことがなかった。
おそらく、全盛期といわれる時期はもっと前で、ベニー・カーターのベスト盤はこれだ、みたいなCDは他にあるだろうが、このCDの演奏を聞いていると、私の好きなアルトサックス、例えばアート・ペッパーなんかも、影響を受けているだろうなと思った。
ベニー・カーターを聞いていると、長い歴史があってはじめて、私の好きなジャズが出来上がったということが分かる。
モダンジャズの前に活躍した、コールマン・ホーキンス、レスター・ヤング、ベン・ウェブスターはもとより、名前だけは知っているがあまり聞いたことがない古いミュージシャンをちゃんと聞きたくなった。
このCDは、ユニバーサルクラシックが発売している1,100円シリーズのものだ。値段につられて買ってしまったのだが、大当たりだった。こういうCDに当たると、また色々欲しくなる。
特に最近は、このような廉価版が各社から沢山出ているので、あれも、これも、と迷ってしまう。
写真の桜の木は、旭川空港に迎えに行く途中にちょっと立ち寄った、龍さんの家のすぐ手前に咲いていたものだ。
今年は桜を色々見たが、白樺と桜の組み合わせは気に入っていたので、ついついシャッターを切ってしまった。
 

■ 麓郷街道の桜並木 byオダジー 2007年05月17日(木)

  88,531 byte「麓郷の森」へ行く途中、麓郷街道の道路沿いに桜並木がある。この時期、通るたびに私の目を楽しませてくれる。
「北の国から」のロケ地が麓郷地区に沢山あるが、ロケ地を訪れる観光客の方も喜んでいると思う。
この麓郷街道は、秋の紅葉、冬の雪景色もとても綺麗なので、季節ごとにこれからご紹介します。
お楽しみに!
 

■ 美瑛のショットバー「HERMIT」 byオダジー 2007年05月16日(水)

  34,018 byte昨日、フォーラムフラノを締めてから、ゆきえ(妻)と二人で美瑛に向かった。
目的の場所は、ショットバー「HERMIT」。
HERMITって? 意味をちょっと調べてみた。
隠者(いんじゃ)、隠遁者(いんとんしゃ)、世捨て人(よすてびと)とある。
着いた店は、道から少し奥まったところにあった。正にHERMITの名に相応しい、HERMITがやっている店、そんな感じだった。
初対面のオーナー・荒井啓史さんを勝手に想像していた。カクテル作りの名人と聞いていたから、尚更かもしれないが、気難しくて、無口で、良く言えばスマートな職人、悪く言えばこちらの方言「いいふりこきのがんべたかり」の人。
「いいふりこきのがんべたかり」を説明するのは難しい。まぁ、簡単に言うと、「カッコはつけているが、サマになっていない、センスの悪い奴」ぐらいな意味かな?
しかしである、荒井さんは私が想像していた人とは違っていた(違っていたから、書けるのだが・・・)。
そんなにべらべらしゃべらないが、気さくで、親しみやすい感じだった。カウンター越しに仕事振りを見ていたが、荒井さんは仕事にこだわってはいるが、それを人に押し付けないタイプの人だと思った(私の人物評はけっこう当たる。と思う)。
まず私は、「荒井さんのおすすめのカクテルをお願いします」と頼んだ。そして、出てきたのが「ジン・トニック」。
「カクテルの基本はジン・トニックです。ジン・トニックを美味しく作れるかどうかが、カクテルのすべてなんです」なんて、事もなげに言う。カッコイイ!
カクテルのことなんて何も知らないくせに、納得顔でうなずいて、「えェ〜と、それは、食堂に行って、味噌汁が美味しければ、だいたい何でも美味しいということと、同じですよね」と私。
一瞬、荒井さんは?マークを出したが、「そ、そうですね」と、どこまでも優しい。
あっ、そうだ。私たちがどうして夜遅く、なおかつ疲れてもいるのに、HERMITに行ったかを説明します(どっちでもいいか?)。
フォーラムフラノで働いてくれている「タコちゃん」が、カクテルを習いがてら、週に何回かHERMITを手伝っている。
実は、昨日、私のいないときに、荒井さんがフォーラムフラノに来てくれた。その話をタコちゃんから聞いた時、一度HERMITに行ってみたいと私が言ったら、ちょうど夜に手伝いに行くという。「じゃ行こうか!」ということになった。
フォーラムフラノでも、近々メニューとして、カクテルを出そうとタコちゃんと相談している。これも、乞うご期待なのだ。
ちなみに、昨日、HERMITで龍さんご夫婦も、合流してくれた。龍さんとの話も面白かったが、それはまた後で・・・。
 

■ 桜の花が満開! byオダジー 2007年05月15日(火)

  67,753 byte富良野の桜も、満開だ。
写真は、フォーラムフラノのすぐ近く「なまこ山」を空知川の土手から撮ったものだ。
どうでしょうか、沢山の桜が咲き誇っているでしょう。
私たちの子供の頃は、「花見」が年中行事の重要な位置を占めていた。
みんな桜の花の下に、ゴザを敷いて、ジンギスカン鍋を囲んで大騒ぎをしていた。
今も、盛り上っている人はいるでしょうが、昔のような感じはない。
あの頃からみたら今の方が、色々な意味で豊かなはずなのに、逆に花見をする余裕がなくなっているように思う。
昔は楽しみが少なかったからとも言えるが、ちょっと寂しい気がする。なんて書いている私も、少なくても20年は花見をしていない。ああ、忙しい!
 

■ 50の手習い? byオダジー 2007年05月14日(月)

  52,384 byteイー・ショップふらのの「新着情報」を更新するのに、ついに「HTML」(Webページを記述するためのマークアップ言語)を勉強することにした。
勉強すると言ったって、ほんの少し、この新着情報を更新する知識だけで良い。
今までは、デザイナーの高橋さんに全部やってもらっていたが、毎日の更新は自分でやりたいと思った。
どうして、そう思ったかというと、ホームページは頻繁に更新しないと、ヤフーやグーグルなどの検索エンジンが拾ってくれないからだ。
検索エンジンに色々なキーワードで、なるべく多く顔を出すことが、ホームページを多く見てもらうための絶対条件なのだ。
それに、折角、「オダジーのワイワイ日記」でこうやって頻繁に更新する「クセ」がついたので、このクセをイー・ショップふらのの新着情報にも活用したい。
ホームページの基本は、更新だ! 頑張ろう!
写真は、我が親父の工場の機械だ。83歳になる親父がほぼ毎日、ここで作業をしている。
私のために、額やら、椅子やら、テーブルやらを作ったり、直したりしている。
今年は、私もちょこちょこ「工作」している。レストランや、ショップには、簡単な箱や棚がけっこう必要なのだ。私の作るものは、ただ切って、釘でとめる程度のものだが。
先ほどの「HTML」と同様に、全部を「人頼み」にしないで、自分でもやってみようと思う。
幸いにも、親父が私の先生になってくれる。まず、基本的な機械の使い方をちゃんと習おうと思う。
意外と、はまったりして・・・。
 

■ 「ヒッコリー・ハウスのユタ・ヒップ Vol.1」 byオダジー 2007年05月12日(土)

  39,915 byteおやじギャグを探している。
な〜んでか?(堺すすむ?)というと、面白いからである。おやじギャグはウケないのが前提だから、安心して連発できる。
もし、ウケたら、笑った方も、言った方も恥ずかしい。笑った方は恥ずかしさあまり、言った人を馬鹿にして、「いやだ〜、くだらい」のリアクションをする。必ず、する。これが面白い。おやじギャグの醍醐味である。
私が常々使っている古典的なおやじギャグを紹介すると、「そうか。そうか、草加せんべい」、「さすが! さすが八郎(春日八郎)」、「なんのそのまり(なんのその、にまりをくっつけた。園まりは歌手)」。
最近私が考えたのは、車庫の話をしていたときに言った「車庫の海岸物語(チャコの海岸物語)」、朝寝坊をしたときに照れながら言った「お寝坊化粧品(カネボウ化粧品)」。
どうでしょうか。おやじギャグを募集していますのでメール下さい。
今日のレコードは、ピアノのユタ・ヒップの「ヒッコリー・ハウスのユタ・ヒップ Vol.1」
特に、私は「ディア・オールド・ストックホルム」が大好きだ。この曲は、色々なミュージシャンが演奏していて、曲そのものもいいのだが、ユタ・ヒップの悲しくて、憂いのあるピアノも是非聞いてほしい。
朝聞くのは、どうかと思ったが、聞いてしまった。
 

■ 鳴雪「一字書」Tシャツのホームページ byオダジー 2007年05月11日(金)

  32,230 byte「イー・ショップふらの」に新しく増えた7種類の鳴雪「一字書」Tシャツをアップした。
Tシャツをデジカメで撮っても、実物の色がそのまま伝わらないので、今までの5種類はイラストで紹介していた。
もちろん、イラストの色も実物と比べたら違うが、ニュアンスはイラストの方が伝わると思った。
そもそも、パソコンのモニターで見る色がそのパソコンによってそれぞれ違うのだから、正確な色を伝えるのは不可能なのだ。
それで、今回の更新に当たって、イラストとデジカメの写真の両方を載せることにした。今日現在は、イラストだけだけれど、近々写真もアップする。
今日の朝、Tシャツをデジカメで撮影した。写真は、その時の光の状況などにより、色が微妙に変わるし、元々写りづらい色もある。
それで、私なりにパソコン上で色の調整をした。先にも書いたように、見る人のパソコンのモニターによっても違うが、少なくても自分のパソコン上では、かなり実物に近づいたと思う。
お買い上げになる方は、多少色のイメージが違っても、寛大な心で、お許しを願いたいと思います。
白い紙を買ってきて、Tシャツをその上に一枚一枚並べ撮影し、その後パソコンで色調整。一人でやるには、けっこう、大変だったのだ。シワも寄っていたり、少し曲がっていたり、問題もあるが、そこは寛大な・・・。
 

■ アール・クルー「フィンガー・ペインティング」 byオダジー 2007年05月10日(木)

  65,483 byteアッという間にもう、木曜日。時間の経つのがやたらに早い。
月曜日の夜に、「勝手に私のベスト5!」を放送してから、もう三日も経ってしまった。その日のテーマは、「オダジーの“禅”の話を聞きながら聴くジャズピアノベスト5!」だった。
なぜ禅なのか。それは、たまたま前の放送で「眼横鼻直」の話をしたのだが、道元の言葉だったか空海のだったか、分からなくなった。くやしくて、すぐインターネットで調べた。折角、調べたのだから、今回のベスト5はその話をしようと決めた。
空海ではなく、やはり道元だった。正確には、道元は「眼横鼻直空手還郷(がんのうびちょくくうしゅかんごう)」と言った。 経典や仏像などは持ち帰らずに、ただ一つ 「目は横に、鼻は縦についていることがわかって、空手で帰ってきた」という意味の言葉。
禅の場合、いや禅に限らず、宗教の教えは、この「あたりまえのこと」を説いたものが多い。あたりまえのことを、あたりまえにやれたら良いと思っていても、ついつい変なことをやってしまう。欲とか、煩悩が、あたりまえのことを妨げるのだ。
もう、20年以上前になるが、仲間数人と法華経の勉強会をしていたことがある。教えてくださったのは、富良野にある日蓮宗のお寺「本要寺」の先代の斉藤文承住職。紀野一義さんが書いた「法華経の風光」がテキストだった。
「眼横鼻直」の話も、おそらく斉藤先生に教えてもらったのだと思う。他に、「竹の声に道を悟り、桃の花に心を明らむ」というのも印象に残った。
これは、香厳智閑(きょうげんちかん)禅師が庭の掃除をしている時に、瓦のかけらが竹にあたってその音によって悟りを得たというお話と、霊雲志勤(れいうんしごん)禅師がまわりに咲き乱れた桃の花を眼にして悟りを開いたというお話で、話を聞いた時にその映像がイメージでき、ずっと憶えていた。
まあ、禅の話は、これぐらいにして、朝に何を聞こうかと思って、選んだのがギターのアール・クルーの「フィンガー・ペインティング」
このレコードは、プレーヤーにかけた回数だと、おそらく上位は間違いない。どんなシチュエーションでもいけるが、天気の良い、さわやかな朝に聞くのは、最高だ。心が晴々します。
 

■ 辛夷(こぶし)の花 byオダジー 2007年05月09日(水)

  74,213 byte千昌夫の「北国の春」で♪白樺 青空 南風 こぶし咲く あの丘 北国の ああ 北国の春・・・・・♪と歌われている辛夷(こぶし)の花は、北海道の春を告げる花だ。富良野のいたるところで見ることができる。こぶしが咲くと次は桜。桜も、もう少しで色づくはずだ。
夏のような陽気にさそわれて、ついついカメラを持って、フォーラムフラノからすぐ近くの「なまこ山」に行った。撮ろう、撮ろうとしてまだ撮っていなかったこぶしが撮れたので、良かった。
やはり、天気が良いと心も軽やかになり、花に目が向く。こういうことって、大事なことだし、思ったらすぐ出来る富良野の環境にも、あらためて感謝です。
 

■ 「JAZZオーディオ寝ても覚めても四苦八苦」 byオダジー 2007年05月07日(月)

  41,366 byte最近私が読書した場所は、トイレ、空港の待合室(表現が古い!)、飛行機の中、電車の中(東京)。
今日の朝、トイレの本を整理していたら、「JAZZオーディオ寝ても覚めても四苦八苦」があった。
今年の3月に東京で買ったものだ。途中まで読んで、そのままになっていた。今日からまた読み出したのだが、これが面白い。私はたいしてオーディオに興味はない。だからと言って、「どんな音で聞いてもジャズはジャズ。ジャズは心で聞くものだ」のような、狭〜い考えの持ち主ではない。
興味がないというのは、ちょっとウソで、お金さえあれば、そりゃトコトンのめり込みたいと思う。お金さえあればも、ちょっと違うかもしれない。優先順位として、お金があれば、まず最初にオーディオに向かう可能性は低い。その前に、欲しいCDを片っ端から買いたい。
高級ブランドの財布を手に入れる前に、財布に入れるお金を手に入れたいと思うのと同じ? 昔、写真家の那須野さんが、高いフィルムが欲しくて、カメラを売ろうとした話を思い出した。
そりゃ、いい音で、しかも大音量で、私の好きなジャズを聞きたい気持ちはおおいにあるが、別に今のオーディオだって、不満はない。それより、ゆっくり聞く時間がほしい。
話はまたくどくなるが、テレビの大画面もほしいと思うときがあるが、大画面を見続けると、大画面の有り難味がなくなるのは想像出来る(我家にはないので想像)。
例えば、今流行の携帯電話のワンセグで、サッカーの試合を見るのと、プラズマの大画面で見るのと、興奮度合いがそんなに違うとは思えない。
リアルタイムで見ているとしても、しょせんは画面を通しての想像の世界だ。大切なのは、画面の大きさではなく、想像する力、感性だと思う。
「風が頬を吹き抜けたときに、何を思うか」が勝負だと思う。話が、どんどん脱線していく。
私が「JAZZオーディオ寝ても覚めても四苦八苦」を読んでも、オーディオのことが詳しくなるわけではない。でも、モノゴトを突き詰めて考える人たちを見るのは楽しい。
オーディオであろうが、ジャズであろうが、ワインであろうが、アートであろうが、どんな道でも究めようとする話は、雰囲気が似ている。
この本のお陰で、なんとなく気になっていたジャズ・レーベル「Venus」と「澤野工房」が、グッと身近になった。もう何枚か買ったし、これからも買い続けるかもしれない。
両レーベルに関しては、今度じっくり書きたいと思っている。
 

■ ハンニバル・マービン・ピーターソン byオダジー 2007年05月06日(日)

  34,756 byteゴールデンウィークも今日が最終日。遊んでいた人も、働いていた人も、過ぎてみると、アッという間の一週間だったと思う。
何をしていても、時(とき)は平等に過ぎていく。楽しいことをしている人には、残酷に過ぎていき、辛いことをしている人には恵みとして過ぎていく。
私の一週間は仕事だった。身体は辛かったが、楽しかった。商売をしていて、仕事で忙しいのが一番の幸せかもしれない(やけくそとか、負け惜しみではない!)。
今日の朝、ちょっと時間が出来たので、ジャズを聞いた。トランペットのハンニバル・マービン・ピーターソンの「ハンニバル」
1975年に録音されたこのレコードは、買ったときから大好きで、ちょくちょく聞いている。
買ってから今までの30年間に、ちょくちょく聞いているとは、何回ぐらい聞いているのか、考えてみた(そんなに、ヒマではないのに)。
今朝聞いたのが、おそらく5年ぶりか、10年ぶりだと思う。買った当時数回聞いて、その後一年に一度ぐらい聞いて、ここ20年はあまりジャズを聞いていないので、20年間で4,5回。まあ、全部で多くて20回かな。
ジャズファンは、あまり聞かないのに、レコードやCDを買ってしまう。極端に言えば、買ったとき一度聞いて、それからほとんど聞いていないというものも結構ある。だからと言って、買ったことを後悔したりはしない。はなっから、何十枚か買ったうちから1,2枚気に入ったのがあれば良いと思っているからだ。
ジャズのレコードやCDなんて、何の「生産性」もないのを百も承知で買っているのだから、無駄をして当たり前なのだ。だいたい趣味なんて、どんなものだって無駄なものだ。
でも、だからこそ、「これぞ!」のレコードやCDに出会ったときは、ジャズファン冥利に尽きるのだ。
このレコード「ハンニバル」も「これぞ!」の一枚に入る。トランペットを吹き切っている。聞いているうちに、力(ちから)が入って、勇気が出てくる。
さあ、今日も頑張るぞ!
 

■ 玉ねぎ畑 byオダジー 2007年05月05日(土)

  43,242 byteこの連休は、うれしいことに大勢のお客さんが、フォーラムフラノにも、麓郷の森にも来てくれた。富良野の人気の高さに感謝です。
毎朝、メニューに使うアスパラを取りに行くのが日課になっていますが、その農家さんのすぐ近くにゆきえ(妻)の実家がある。
写真は今朝アスパラを取りに行ったついでに実家に寄って撮ったもので、玉ねぎ畑。ちょうど、おにいさん(ゆきえのお姉さんの旦那さん)がいたので、ちょっと話を聞いた。
作付けは5月1日に終わった。ビニールハウスにまだ残っている苗は、差し苗(正式には補植と言うそう)のための苗で、5月10日ぐらいまでに、駄目な苗を探しながら差し替えると言う。
苗も年によって当たりはずれがあるそうで、今年は苗が良かったと言っていました。
玉ねぎが育っていく状況の写真も、今後アップしますので、ご期待下さい。
今日も、沢山のお客さんが来てくれることを期待して、頑張ります!
 

■ 鳴雪「一字書」Tシャツ好評! byオダジー 2007年05月03日(木)

  47,567 byte鳴雪「一字書」Tシャツが好評だ。今日は、フォーラムフラノで9枚、「麓郷の森」のショップ「彩(いろどり)の大地館」で11枚、合計で20枚もお買い上げ頂いた。感謝、感激、雨、霰である。
写真は、店内に飾るポップで、さっそく作った。より一層、鳴雪「一字書」Tシャツを盛り上げる“魂胆”である。
新しく出来上がった7種類の一字書の中では、「雲」の人気が高いようだ。見ているとなんとなく癒される書(しょ)で、のんびりした“顔”を思わせる。
「麓郷の森」リーフレットも連休明けに出来てくる。一足先に、オフィスフラノのホームページに、PDFファイルでアップした。
ご入用の方は、一報を下さい。
 

■ フォーラムフラノにも新Tシャツをディスプレイ byオダジー 2007年05月02日(水)

  58,387 byte昨日の夜に、フォーラムフラノにも、新しい鳴雪・書Tシャツをディスプレイした。
「麓郷の森」と同じように、二連梯子を昇って、壁にかけた。こちらも、「命がけ」だった。梯子から落ちたら大変だと思うと、プレッシャーがかかった。こういう時に、“歳”を感じる。今まで、こんなに怖かったべかと思う。
でも、まあ、足を滑らすことなく、やり終えたのだから、褒めて下さい。
今日は書Tシャツが二枚売れた。努力は報われるのだ!
 

■ 鳴雪「一字書」Tシャツ byオダジー 2007年05月01日(火)

  71,043 byte鳴雪・書Tシャツの新作7種類が出来上がってきた。ゴールデンウィークにぎりぎり間に合った感じで、さっそく「麓郷の森」のショップ「彩(いろどり)の大地館」にディスプレイした。
壁いっぱいにTシャツ12種類と「麓郷の森」のために書いてもらった鳴雪「一字書」をかけた。
一番上まではけっこう高く、二連梯子をよじり昇っての作業は、「命がけ」でした。
私としては、命をかけただけのことはあって、このディスプレイは気に入っていますが、お客さんの反応はどうでしょうか?
たまたま今朝「麓郷の森」にいたときに、5枚一緒にお買い上げしてくれたお客さんがいて、私のテンションは一気に上がりました。
「命がけ」が報われた気がしました。(相変わらず、オーバー)
 


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