■ チャールス・ロイド「フォーレスト・フラワー」 by富良野のオダジー 2010年03月31日(水)

  52,935 byte定休日なのだが、メールをチェックしに、フォーラムフラノに“出勤”した。
なにげなく、サックスのチャールス・ロイド「フォーレスト・フラワー」をかけてみた。
おそらくこのレコードは買ったとき(1972年頃)に何回か聞いて、それから30年以上聞いていなかったと思う。
案の定、曲はまったく憶えていなかった。
チャールス・ロイドは、コルトレーン派と言われているので、イメージとして、フリーっぽく、バリバリ吹いているアルバムだと思っていた。
全然違っていた。
A面の曲「フォーレスト・フラワー、日の出/日没」は、ラテン系のリズムが心地よく、実に聞きやすい。コルトレーンというより、ソニー・ロリンズのような感じもする。
どうして、聞いていなかったのかも、自分ではよく分かる。チャールス・ロイドのオリジナリティが伝わってこないからだ。
「どうしても、チャールス・ロイドじゃなきゃダメ!」という演奏ではないからだ。
「じゃ、ダメか」という、そんなことはない。このレコードはイイと思う。
ただ、コルトレーン派となれば、採点は厳しくなる。
何故なら、コルトレーンのアルバムだって全部聞いている訳ではないので、コルトレーン派を聞くより、コルトレーンを聞けばよいからだ。
「フォーレスト・フラワー」のことである。
なんと言っても、メンバーが凄い。
ピアノがキース・ジャレット、ベースがセシル・マクビー、ドラムがジャック・デジョネットだ。
知らなかったが、キース・ジャレットとジャック・デジョネットは、チャールス・ロイドのグループに参加したことで、注目されるようになったのだ。
キースのピアノは、もうすでにオリジナルな音になっている。1945年生まれだから、当時まだ22才だ。
なにげなく聞いたレコードから、また色々なことを教えてもらった。
ジャズって、楽しいね。
ジャズの楽しみは、聞くだけじゃないのだ。
 

■ 啓翁桜(けいおうざくら)、超遅咲き by富良野のオダジー 2010年03月30日(火)

  28,325 byte今日は暖かい。
これが3月末の当たり前の暖かさだと思うが・・・。
写真は、1月23日に紹介した、啓翁桜(けいおうざくら)
どういう訳か、今、咲いている。
超遅咲きの花なのか、なんなのか。
全然、関係ないが、「言外」と言おうとして、「ごんがい」か、「げんがい」か、分からなくなって調べた。
「げんがい」が正解。
でも、言語道断は、「ごんごどうだん」だ。
あ〜、日本語って、難しい。
 

■ イーゼル by富良野のオダジー 2010年03月29日(月)

  45,874 byte今日は、朝方ちょっと寒かったけれど、良い天気だった。
フォーラムフラノの店内のイスやテーブルを動かしたりしているうちに、1Fにあったイーゼルの置く場所がなくなった。
結局、2Fに持って行くことになった。
さぁ、何を飾ろうかと、姉と相談になった。
富良野のポスターか写真にしようかと思ったが、2Fに置いてある美術全集が目にとまった。
1985年発行のアート・ギャラリー「現代世界の美術」ジャケット版全21巻。私が、何かのハズミで昔、買ったものだ。
ピカソはどうだろう、デ・キリコもいいね、ローランサンも合うかもね・・・。
色々迷った末に、飾ってある植物の雰囲気にぴったりということで、アンリ・ルソーに決めた。
イーゼルだが、姉がオランダに住んでいるときに、アムステルダムの「蚤の市」で買ったものだ。
姉に聞くと、蚤の市は今もやっているが、これを買った20年前は、今より盛り上っていて、良いものが沢山出ていたそうだ。
何処で作られたのかも知らないが、まわりまわって、日本のフォーラムフラノに渡ってきたイーゼル。
イーゼルは一体、何を思っているだろうか?(ちょっと、感慨深げ・・・)
 

■ チャーリー・ヘイデン「FIRST SONG」 by富良野のオダジー 2010年03月27日(土)

  59,505 byteすっかり冬に逆戻りした感じだ。
続けて雪が降り、しかも、その雪が融けない。
「えっ、上野の花見。富良野の春はどこ?」
昨日と今日と、車の中で聞いているのが、「FIRST SONG」
ベースがチャーリー・ヘイデン、ピアノがエンリコ・ピエラヌンツィ、そしてドラムがビリー・ヒギンズ。
タイトルでもある1曲目の「FIRST SONG」が心に染みる。最初に聞いたとき、「あっ、知ってる」と思って、頭をめぐらしたら、「ミズーリの空高く」に行き着いた。チャーリー・ヘイデンが、ギターのパット・メセニーと一緒にやっているCDで、その中に収録されているのだ。
もともと、チャーリー・ヘイデンは大好きで、レコード・CDを何枚か持っている。
一番好きなのは「Closeness」
4曲を別々のミュージシャンとデュオで演奏しているものだが、その中の一曲目、キース・ジャレットとのデュオ「エレン・デイビッド」が素晴らしい。
どのアルバムも、透明感溢れる、空気が清められるような感じで、厳(おごそ)かな気持ちになる。
チャーリー・ヘイデンが醸し出す厳かな雰囲気って、どこから、生まれるのだろうか。
ジョン・コルトレーンにも感じるが、音楽というより、チャーリー・ヘイデンの存在そのものから、発せられるオーラのようなものだと思う。
ところで、ピアノの「エンリコ・ピエラヌンツィ(Enrico Pieranunz)」だが、私は、このCDで初めて知った。
『ユーロ・ジャズの最高峰のイタリアのピアニスト。1949年ローマ生まれ。』と出ていた。ユーロ・ジャズとは、ヨーロッパ産ジャズのことだそうだ。
 

■ 富良野は冬 by富良野のオダジー 2010年03月27日(土)

  60,694 byte昨日から降っていた雪がまた積もった。
おそらく、今シーズン最後の除雪車が来てくれた。
来年のために、撮影した。
「へぇ〜、昨年は3月27日に雪が積もって、除雪車が来たんだ・・・」
ワイワイ日記は、日記としても役に立つ?のだ。
 

■ 「ふらの五条大橋」 by富良野のオダジー 2010年03月26日(金)

  35,422 byte前の写真から、ちょっと行ったところ。
ここからも、撮ってしまった。
右に写っているのは、「ふらの五条大橋」。
 

■ 新空知橋 by富良野のオダジー 2010年03月26日(金)

  45,641 byte今日の5時半過ぎに、自宅に用事があり、フォーラムフラノを出た。
十勝岳があまりにもきれいだったので、写真を撮った。
このアングルは初めてだと思う。
写真的なアングルではないが、“普段着”の富良野だ。
左に写っている橋は、「新空知橋」。
 

■ 南富良野のシカ2 by富良野のオダジー 2010年03月25日(木)

  61,652 byte前のシカと同じシカ。
木の間から、顔を覗かせたところを、パチリ。
ああ、かわいい!
 

■ 南富良野のシカ1 by富良野のオダジー 2010年03月25日(木)

  56,576 byte南富良野といえば、この時期はシカだ。
今月の初めにも紹介したが、また撮ってしまった。
かなやま湖沿いの道路を通りながら、ずっと探していたのだが、昨日は沢山のシカがいた。
以前、「かなやま湖はシカの見放題!」とタイトルを付けたことがあるが、そんな感じだった。
天気も良かったし、ホントに良かった。
シカの角について、色々調べてみた。
・鹿は角が3段になれば自然に落ちるらしいです。
・春先に自然に落ちた角を『落ち角』、生えてるのを切った角を『生き角』と呼ぶそうです。
・春(4ー5月)に角を落とす。
・オスだけが角をもち、大きなものでは80cmにもなります。
・角を英語ではアントラー(antler)といって、Jリーグの鹿島アントラーズのチーム名はここからきています。

写真のシカも春になれば、角が落ちて、新しい角が生えてくるのだろう。
ただ、角は3段になると書いてあるが、このシカの角は2段にしか見えない。これからもっと大きい角になるのか、こんな角の感じのシカなのか・・・。
このシカは、今までで、一番近くまで寄って、撮ることが出来た。
シカって、いつ見ても、かわいいね。

●3月28日に追加
下記の記述が見つかった。

・鹿の角は、産まれてすぐからは有りません。
だいたい1歳頃から生え始め、枝分かれせずに、1本の状態で伸びていきます。
次の年の春先頃、抜け落ち、新たに生え始めます。この年の角は2又に枝分かれし始めます。
また次の年に生え変った角は、3又に、そして次の年に最終的な4又(稀に複数の枝分かれを持つ鹿もいます)の状態で成熟した大人となります。

と、いうことは、写真のシカは1歳か2歳なのかもしれません。大きさも小さかったし、私への接し方も、どことなく子供っぽかった。
と、いうことは、5、6歳のシカの角は、春に抜け落ちてから、ガンガン伸びて、あっという間に立派な角になるのだろうか?
謎は解けたような、深まったような・・・。
 

■ 山部 by富良野のオダジー 2010年03月25日(木)

  49,178 byte昨日は定休日だったけれど、朝から仕事だった。
看板(2700mmX1350mm)用の地図やリーフレットの制作が大詰めを迎えたのだ。
打ち合わせのために、南富良野に向かった。
写真は、山部。
この風景は、国道沿いなので、いつも見慣れているが、今まで一度も撮ったことがなかった。
今年は諦めていたが、真っ白い雪が積もってくれたので、撮った。なんか、松がポツポツ並んでいるのが気に入っている。
 

■ 大荒れは過ぎた by富良野のオダジー 2010年03月22日(月)

  13,127 byte昨日と同じような時間と場所の写真。
強い風が吹いて、雪が降りしきる中で撮影。
農家の友人と携帯で話したのだが、昨日の強風で、ビニールハウスが骨組みもろとも吹っ飛ばされたそうだ。
「ハウスの鉄骨まで飛ばされるなんて、何年ぶり?」と訪ねたら、「こんなの初めてだよ」との返事。
友人は私と同級生だから、初めてということは、少なくても2、3十年単位の話だ。
地域によって違うかもしれないが、フォーラムフラノでも、あの強さの風は、今まで無かったような気がする。
ともあれ、過ぎ去ってくれて、良かった。
 

■ 富良野も大荒れか? by富良野のオダジー 2010年03月21日(日)

  28,948 byteワイワイ日記で何回か紹介しているが、メールのやりとりをしている東京の先生から、昨日の夜、メールをいただいた。

 『春の彼岸を迎え、富良野でも急テンポで春が近づいているでしょうか?
ただ、この連休は大荒れの予報が出ていて、北海道はまたまた大雪でしょうか?
先日来のフォーラムフラノの店内の変化の様子を見ていると、フラッと立ち寄りたい気分になります。ところで、飾られていたLPのジャケットはそのままですか?
 さて、先日はバディ・デフランコの記事。私も大好きです。基本的にリード楽器は好きで、クラリネットは高校時代にちょっと触っていたこともあって、ジャズもクラシックも聴きます。
 デフランコの「枯葉」は、ゆったりとして雰囲気があって暖かくて大好きです。
  ”IN A MELLOW MOOD"に入っているEVERYTHING HAPPENS TO MEも好いですね!MINOR INCIDENTはベニーグッドマンの懐かしさを味わえるし、A FOGGY DAYは何とも良い暖かさです。
 "JAZZ TONES"と"SWEET AND LOVELY"もお薦めです。
 ジーン・アモンズとスティットの「枯葉」が入った"BOSS TENORS"も良いですが、アモンズの"BOSS TENOR"も低音ブリブリのこれぞテナーって感じで、曲・演奏ともハズレのないアルバムだと思います。
 私たち世代が最初に聴いたテナーの印象って、歌謡曲のバックバンドのような気がします。石原裕次郎とかフランク永井あたりの曲の間奏で、バイブレーションたっぷりにゆったりと吹くあの音色じゃないでしょうか?』

私は、下記を返信。
『富良野には強風が吹いています。
フォーラムフラノが時折、揺れています。
バディ・デフランコが大好きだったのですか。
“真面目”に、バディ・デフランコを聞いたのは、1、2年前の「ミスター・クラリネット」からで、先生には申し訳ない“にわか”ファンです。
ワイワイ日記でも何回も書いていますが、学生時代にコルトレーンからジャズに入ったのと、その当時の時代の空気がコルトレーンだったので、なかなかバディ・デフランコまで、いきませんでした。
ポール・デスモンドも、ジーン・アモンズも、ルー・ドナルドソンも、ハンク・モブレーも、スタンリー・タレンタインも、私のジャズ暦としては、最近です。
で、この頃は、“先祖帰り”ではありませんが、また、コルトレーンを聞いています。
アルバート・アイラー、アーチー・シェップも聞こうと思っています。
ジーン・アモンズの「BOSS TENOR」は、近々手に入れようと思います。
今まで飾っていたLPのジャケットは2Fの事務所スペースにかけています。』

写真は、今朝の畑。
雪原が黒くなっているのは、「融雪剤」を撒いたからだ。畑も、もうすぐ春だ。
 

■ フォーラムフラノ by富良野のオダジー 2010年03月20日(土)

  79,107 byte今朝も雪が積もっていた。
昼過ぎには、プラスの温度になり、降った雪は融けたと思う。
ワイワイ日記に何度も書いているが、フォーラムフラノは、グリーンでいっぱいになっている。
お客さんや友人もは喜んでくれている。
アメリカで生活をしていた友人は、「これで、ハーブの匂いがしたら、完全に外国だね」と。
日本だと、おそらく、醤油の匂いという感じかも。(違うか)
先ほどまで、知り合いの方が4人来ていた。主な用件は、有機野菜を使って商品化したものについて。
一人の農家の方(知ってはいたが、話すのは初めて)が、長年、有機野菜を栽培している。話をしていると、私の知り合いとか、最近良く耳にする“その道”の方とも知り合いというか、仲間というか。
で、話は楽しかった。
ますます、“その道”に惹かれそうだ。
 

■ 西日(にしび) by富良野のオダジー 2010年03月19日(金)

  54,148 byteフォーラムフラノは西日(にしび)が強く射す。
夏は、暑くて困るが、今頃は、気持ち良く感じる。
1Fのテラスの壁を取り除き、よりオープンな雰囲気になって、お客さんには評判が良いようだ。
昨日は、ポツンと一人で座っていた女の人が、本を読みながら、けっこう長い時間いてくれた。
グリーンに囲まれ、暖かい陽射しの中、一人の女性が本を読む昼下がり・・・、「う〜ん、絵になるねぇ」。
いや、絵の話でなく、壁の話。
取り除いた壁には、私の好きなジャズのレコードのジャケットをかけていた。
1Fに壁が無くなったので、2Fの事務所スペースに、またかけた。
全部ではないが、何枚かは新しいジャケットに替えた。3年ぐらい、かけ続けていたので、色が抜け落ちたのだ。
新しいジャケットをかけるのに、ちょっと躊躇したことも確かだ。でも、ただ仕舞って置いても、いつかは捨てる運命(おそらく、私が死ぬとき)なのだから、生きてるうちの有効利用ということで、やはり、好きなジャケットを壁にかけることにした。
今回の新しいジャケットは、ウイントン・ケリーの「ケリーブルー」、セロニアス・モンクの「ミステリオーソ」、ユタ・ヒップの「ヒッコリー・ハウスのユタ・ヒップ Vol.1 」、レスター・ヤングの「プレス・アンド・テディ」、アート・ファーマーの「アート」、ソニー・ロリンズの「ザ・カッティング・エッジ」、ドナルド・バードの「フュエゴ」、アルバート・アイラーの「マイ・ネーム・イズ・アルバート・アイラー」。
 

■ 味噌作り by富良野のオダジー 2010年03月18日(木)

  52,760 byte昨日お話した、味噌作りのこと。
先日「富良野ランドスケープアカデミー倶楽部」を運営している高柳徳雄さん(トクさん)が友人たちと味噌作りをした。
私の姉も参加し、とても楽しかったと喜んでいたが、その時、大豆が足りなくなって、全部出来なかった。
昨日、大豆が手に入ったので、残りの作業をすることになった。定休日ということもあって、私と妻が手伝うことになった。
写真は、茹でた大豆を臼(うす)に入れて、杵(きね)で潰しているところ。(なんと、アナログ!)
「ミキサーかフードプロセッサーでやったら、すぐ出来るのに・・・」と、私が言うと、「こうやって作るから、美味しいのです。楽しみながらやれない人は駄目ですよ」と、徳さん。
分かっているが、右肩が“五十肩”で痛いし、思ったより、疲れるし・・・。
妻と代わる代わるやったのだが、先にコツを掴んだ妻に教えを請いながら、なんとか終わらすことが出来た。良かった!
簡単に味噌作りを説明する。
潰した大豆に麹(こうじ)と塩をボール(タライ)で丁寧に混ぜ合わす。混ぜ終わったら、丸くボールのようにして(空気を抜くため)、漬物樽(プラチック製、さすがに昔の樽ではない)に詰めていく。詰め終わったら漬物石を載せて終了。
食べられるのは、早くて一年後。三年ぐらい寝かすのが一番美味しいらしい。
気の長い話ではあるが、毎年続ければ、毎年次から次に食べられるということだ。(当たり前か)
 

■ また大雪 by富良野のオダジー 2010年03月17日(水)

  54,648 byte3月14日のワイワイ日記に、もうこれで最後の大雪だと思うと書いたが、見事にハズレた。
今朝の方が、14日の倍ぐらい積もった。
昨日は、日本全国が暖かかったようで、富良野も暖かかった。すっかり、雪が融けると思っていたのに・・・。
今日は、味噌作りを手伝ったのだが、詳しくは、明日のワイワイ日記でご紹介します。
定休日なのに、バタバタしていて、まいった!
 

■ ちょっとした大雪 by富良野のオダジー 2010年03月14日(日)

  47,646 byte昨夜から降っていた雪が、けっこう積もった。
早めに起きて雪かきをしたのだが、市の除雪車も来ていた。
今の時期の雪は、すぐに融けてしまうのだら、ほっといてもいいと思うのだけれど、町内のみんなは一斉に雪かきをしていた。
これほどの雪はもう最後だと思うし、そうなってほしい。
今日も、ジョン・コルトレーンを聞いた。
「トランジション」「ディア・ロード」「アフロ・ブルー」の3曲。
『「トランジション」こそ「至上の愛」の“その先”に向かったコルトレーン・カルテットの新たな境地ということができる。』と、中山康樹著「マイルス&コルトレーン」に書いてあった。悔しい、今まで、「至上の愛」に入れ込みすぎて、その周辺をあまり意識していなかった。
幸い、8枚組みCD「コルトレーンの真髄」に「トランジション」のCD曲がすべて収録されていたので、その中から「トランジション」「ディア・ロード」を聞いた。
ともに、素晴らしいの一言。
特に、「ディア・ロード」には驚いた。この時期(1965年)に、こんなバラードを吹いていたなんて。(CD持っているんだから、ちゃんと聞けよ!)
インターネットで、輸入盤の「トランジション」のCDを調べたが、それには「ディア・ロード」は入っていなかった。オリジナル盤と曲目が変わったらしい。中山康樹さんも怒っていた。
「アフロ・ブルー」も、若い時に抜けていた曲で、2008年に買ったジョン・コルトレーン「Live Trane The European Tours」で、初めて聞いた。それ以来、気に入っている。
「アフロ・ブルー」は、「ライヴ・アット・バードランド」に入っている曲で、どういう訳かこの有名なCDをスルーしていた。
コルトレーンファンだと、公言しているが、知らないことが山ほどある。
まあ、こうやって、少しずつ、知らないことを埋めていくのが、ジャズの楽しみではあるのだが・・・。(負け惜しみではない。ホント!)
 

■ ジョン・コルトレーン「至上の愛」 by富良野のオダジー 2010年03月13日(土)

  48,219 byte先日、大先輩の知人(アメリカ人なら、単に“My Friend”と書くだろうね)が、「オダジー、おもしろい本を見つけたんだけど・・・」と言って、『絵で分かるジョン・コルトレーンの生涯』
を手渡された。
「えっ、なんでコルトレーンの本、買ったんですか・・・」
「オダジーに内緒で、ちょっとジャズを勉強しようと思って・・・。でも、本に出てくる他のミュージシャンの名前を知らないので、読んでいてもさっぱり分からない。オダジー、読む?」
「読みますよ。コルトレーンのものなら、なんだって読みますよ」
と、いう訳で本を頂いてしまった。
おそらくシリーズで出ているだろうと、インターネットて調べてみた。他に「マイルス・デイビス」も出ていたが、途中で気になる本があった。
『マイルスVSコルトレーン』
この本を今、読んでいるのだが、冒頭に、ジョン・コルトレーンとマイルスデイビスが同じ年の生まれだと出てくる。著者もその事実を知ったとき、衝撃を受けたと書いてあるが、私もそうだ。
漠然とマイルスがずっと年上だと思っていた。コルトレーンから見て、マイルスは「兄貴」「親分」というような位置だと信じていた。もちろん、年齢だけがすべてではないが、同級生同士として見たほうが、二人の関係性を理解できることがある。(コルトレーンがマイルスグループから離れていく場面など)
マイルスは1926年5月25日生まれで、コルトレーンは1926年9月23日に生まれ。ついでに書けば、1926年は大正15年。もっと、ついでに、12月25日以降の7日間が昭和元年である。
もっともっと、ついでに・・・。
マイルスは 1991年(平成3年)9月28日に65歳、コルトレーンは1967年(昭和42年)7月17日に40歳で亡くなった。我が父は大正13年生まれ。つまり、二人より二つ年上で、今なお健在。
それで、このところ、マイルス・コルトレーンづいている。
昨日はフォーラムフラノで、マイルスを聞いていたが、さすがに、コルトレーンは“気合い”を入れないと聞けない。
今朝、思い切って、コルトレーンの「至上の愛」を通して聞いた。レコードを持っていたのだが、どういう訳か手元に無い。
私の記憶では絶対に持っていた他のレコードも何枚か無い。どこかにまとまってあるはずだ。ほとんどはCDで揃えたので、聞く分には問題ないのだが、やはり、くやしい!
今日聞いた「至上の愛」は、コルトレーン・カルテットのインパルスレーベルにおけるスタジオ録音を録音順に網羅した8枚組のCD「コルトレーンの真髄」から。
まあ、レコードで言えば、A面B面を両面全部聞くのは、少なくても20年以上振りだと思う。
改めて、“真剣”に聞いたけれど、「完璧」という言葉が口をついた。
「どうして、こんなことが起きちゃったんだろう。正に、人類の宝だ」
もう一枚を挙げるとしたら、これもコルトレーンが参加しているが、マイルスの「Kind of Blue」
私の感覚では、「至上の愛」もそうだが、「Kind of Blue」も、まったく別次元の世界を出現させたという感じだ。他に代えられない音楽、唯一無二の音楽。
私は知らなかったのだが、「至上の愛 デラックス・エディション」というCDのあることが分かった。
『アンチーブ・ジャズ・フェスティヴァルでのライヴ演奏、アーチー・シェップを加えたクインテットでの演奏、別テイクなど貴重テイクが、CD1枚分(77分!)付いた2枚組というデラックス盤』
これは、是非、聞いてみたい。
今日は、長々書いてしまったが、今までもコルトレーンについては、 ジョン・コルトレーンの二枚のジャケット 「こころ KOKORO」とコルトレーンを書いている。
 

■ 花き市場 by富良野のオダジー 2010年03月12日(金)

  68,693 byte今朝、8時過ぎに富良野を出発して、「札幌花き地方卸売市場」の「鉢物棟」に行ってきた。
三笠ICから高速道路を使ったので、10時前には到着した。
いつもは、フォーラムフラノが定休日の水曜日に来ていたのだが、セリは金曜日にあるので、やはり今日の方が活気に溢れていた。
市場は、鉢物のグリーンや花が所狭しと並べられていた。
私は植物に関しては、門外漢だが、見ていて楽しい。「門前(もんぜん)の小僧(こぞう)習わぬ経(きょう)を読む」のように、仕入れをする姉にくっ付いているうちに、植物の名前や栽培の仕方を憶えられたらいいのにと思うのだが・・・。(そんなはずないか)
フォーラムフラノがどのようになったかは、明日、お知らせします。
 

■ 改装工事、終了 by富良野のオダジー 2010年03月11日(木)

  77,835 byte広々とした空間になった。
今日は天気が良く、春の陽が射しているので、ますます気持ちがいい。
グリーンは、まだまだ少ないので、もっともっと増やそうと思っている。
 

■ 大西正裕さん by富良野のオダジー 2010年03月11日(木)

  46,750 byte3月9日に紹介した大西正裕さん。
今朝、仕上げの工事のために来たときに、「ワイワイ日記で、大西さん、紹介しますから」と言って、写真を撮らせてもらった。

大西さんのプロフィール(ホームページ)
地元中富良野町出身。
昭和38年生まれ。
二十代の頃、実家の敷地内に独学で丸太小屋を建てる。地元の工務店などで大工として20年ほど勤めた後、独立。自分で建てるならこんな家を・・という思いを形にするために、伝統的な技術と自然素材にこだわった家をつくり続けている。
●家づくりへの思い・・ 
「自分が創るものも、自然の一部になる」という考えが根本に。
自然素材で出来た家は健康的で安心して暮らせるし、自然とつながっているという心地よさがある。特に小さな子供がいる家庭では、何よりも重視するべきことだと思う。
また、材料費と大工の日当だけ支払うという昔ながらのシンプルな形で建てれば、無垢材をふんだんに使った快適な木造住宅も決して高い価格にはならないことを知ってほしい。
●家族構成・・
妻と子供3人の、5人家族。
●趣味・・
山菜採り、魚釣り、自宅敷地内での植樹や植物の管理など。

大西さんとは、会うたびに、今まで建てた家などについて、色々質問している。
たまたま私の友人が「これぞ、富良野!」という眺めの良いところに土地を持っており、何かに利用出来ないかと、相談されている。
私は、大西さんの目指している「伝統的な技術と自然素材にこだわった家」を企画の中に取り入れたいと思っている。
企画が進んで、大西さんと一緒に仕事が出来れば、楽しいだろう。
とにかく、実現するように、頑張らなくては!
 

■ フォーラムフラノ、ミニ改装 by富良野のオダジー 2010年03月09日(火)

  61,917 byte今日のフォーラムフラノは、臨時休業。明日は定休日なので、連休になる。
ちょっとした改装のためだ。
テラスの間仕切りを取り払い、1階全体を一体化する。よりオープンな感じになると思う。
グリーンをもっともっと増やして、「ジャングルカフェ」として、癒しの空間を提供したいと思っている。
工事をしてくれているのは、大西大工さん。大西さんには、森のキッチンなど、いつもお願いしている。
時々、中富良野の自宅にもお邪魔して、色々なお話をさせていただいている。
大西さんの仕事振りには、毎回感心させられる。仕事だけではなく、人柄のせいもあって、知り合いも多く、私も何人か紹介していただいた。求心力のある、大工さんなのだ。
段々、出来上がっていく。
その過程を見ながら、仕事をするのは、楽しい。
 

■ 越冬ダイコン by富良野のオダジー 2010年03月07日(日)

  46,361 byteお昼過ぎに、知人が奥さんとご一緒にフォーラムフラノに来てくれた。
ご主人に、「今日、土の中から掘り出した、越冬ダイコン食べますか?」と聞かれた。
「えっ、いいんですか。もちろん、食べたい!」と、テンションを上げて答えた。
「上の方をネズミに食われたので、切っているけど・・・」「全然、構いません。ありがとうございます」
私は、早速、厨房に入り、生のままで食べてみた。ビックリした。ダイコン臭さがまったく無く、甘くて、みずみずしくて、果物のような味なのだ。
初めての味だった。
私が大絶賛すると、ご夫婦は、キョトンとした感じになつた。ご夫婦にとっては、当たり前の味なのだろう。
続けざまに質問した。
7月20日過ぎに種を植えて、11月に収穫して、そのまま土に埋め、今日掘り出した、ということが分かった。
「知人」と書いたが、実は3月4日の講演会の時に初めてお会いした。私の講演を聞いてくれたのだ。お話ししていくと、私の義弟の友人(この友人と私は仲が良い)がいるのだが、その奥さんのお兄さんだということが分かった。
“縁”とは、スゴイ!
なんか、うれしくなった。
こういう形で、ネットワークが広がるのは楽しい。明日は、明日で、やはり講演会で名刺交換をした女性の方とフォーラムフラノでお会いすることになっている。
この方は、農業に関わりたくて、本州から中富良野に移住してきたそうだ。
私は、今後の富良野のキーワードは、「農業」と「コミュニティ」だと思っている。(講演会でも、そうお話しした)
そういう意味でも、今日もそうだが、明日も楽しみだ。
 

■ ジーン・アモンズ&ソニー・スティット「ボス・テナーズ」 by富良野のオダジー 2010年03月07日(日)

  49,400 byte朝の出掛けには雪が降っていたが、今(10時過ぎ)は陽が射している。
スキーシーズンも残り少ないので、良い天気で存分に滑ってほしい。
写真は、「ボス・テナーズ」
昨日の「枯葉」続き。
テナーサックスのジーン・アモンズとアルト・サックスのソニー・スティット(テナーも吹いている)がリーダーで、このCDにも枯葉が入っている。
ジーン・アモンズのゆったりとして、太くたくましいテナーに、ソニー・スティットのアルトが鋭く突っ込んでいくところが、たまらない。
私はソニー・スティットが好きで、何枚もレコードやCDを持っているが、ジーン・アモンズはこれを含めて2枚だけ。
私がジャズを聞き始めた、昭和47年(1972年)頃は、ジョン・コルトレーンが主流で、ジャズ喫茶に二時間いれば、必ず1枚はコルトレーンがかかった。
そういう環境の中で、ジーン・アモンズまでは、なかなか辿り着けなかった。
どうしても、先鋭的なジャズが評価され、私も好んでそういう傾向のジャズを聞いていた。
ここ何年かである。その当時、意識的に遠ざけていた、いわゆるフツーのジャズを聞くようになったのは。(フツーの定義は難しいが、私の中では割りと明快)
その一番手は、ポール・デスモンド。
他にも、“偏見”なしに、なんでも聞けるようになった。(おそらく、歳を取ったせいもある)
ジャズファンなら、誰でも聞いているのにスルーしてきたミュージシャン。
ルー・ドナルドソン、ハンク・モブレー、スタンリー・タレンタイン、オスカー・ピーターソン、MJQ・・・。ジーン・アモンズもその中の一人かもしれない。
最近聞くのは、圧倒的に、フツーのジャズが多いし、新たに色々な発見もする。
ありがたいことに、ジャズは奥が深く、それにしたって、まだジャズ全体の何分の一も理解していないだろう。
まあ、死ぬまでの付き合いになると思う。
 

■ バディ・デフランコ「枯葉」 by富良野のオダジー 2010年03月06日(土)

  60,050 byte今日の富良野は曇っているが、冷えていない。
昨日は、「北海道大学・富良野サテライト」が主催する「富良野農村実態調査報告会」に参加させてもらった。
内容は、サテライトの糸山研究員の「東山地区農村実態調査報告-地域活性化のための問題把握-」、そして地域再生診療所の井上弘司所長の「地域力創発! 未来への処方箋」というテーマでの基調講演。
私は、富良野サテライトの名前を新聞などで何回か目にしていた。「なにをやっている、ところなんだろう?」と、興味があった。参加して、良かった!
天香園の岡田専務と一緒に進めている「さくらんぼ」プロジェクトなど、今後、農業に関わった仕事もしていきたいので、大変参考になった。
富良野にずっと住んでいても、ほとんど農村地区のことは知らないのだ。でも、私の父親は東山地区の西達布(にしたっぷ)出身で、親近感はある。
今後も、サテライトの事業には、可能な限り、参加させてもらうつもりだ。

北海道大学・富良野サテライトについて
山部地区の産業研究センター内に設置されています。サテライトは、北海道大学のサステイナビリティ学教育センターと農学研究院の共同で設置され、富良野市の農業者、食品産業、観光業、農協、市役所等の関係者によって組織された富良野サテライト運営委員会によって運営されています。(ホームページより)

写真は、クラリネットのバディ・デフランコの「枯葉」。最近、発売された廉価版の一枚。
私は「枯葉」が大好きで、ワイワイ日記でもキース・ジャレット「Still Live」ウィントン・ケリー「枯葉」などを書いている。
バディ・デフランコは、「ミスター・クラリネット」が代表作で、私も持っているが、この「枯葉」は今まで見たことも、聞いたこともなかった。
バディ・デフランコのクラリネットは、漠然と抱いているクラリネットの音、演奏とは全然違う。
なんていうか、古くないというか、アグレッシブというか、超技巧というか、クラリネットらしくないというか・・・。
で、枯葉だが、すごくイイ!また、枯葉のコレクションが一曲増えて、うれしい。
実は、この枯葉と一緒に、枯葉の入った他のCDも新しく何枚か買った。
そのうち時間が出来たら、枯葉の曲だけを集めたCDを、個人的に作りたいと思っている。(いつになるのやら・・・)
 

■ アッという間に冬 by富良野のオダジー 2010年03月05日(金)

  21,289 byteもうすぐ春の気分が吹っ飛ぶ、雪一色。
とは言うものの、今から降る雪は、ちょっと太陽が覗くと、すぐ融けてしまうので、安心。
全然、関係ない話ですが、朝、目が覚める少し前の、睡眠と覚醒が入り混じったような、つまり、夢のような、実際に意識で考えているような、あいまいな感覚の時間帯ってありませんか?
私は、ほぼ毎日、あるような気がします。
今朝は、昨日の夜に講演した内容のこと。目が覚めている訳でもないし、意識している訳でもないのに、頭に浮かんできて、反芻している。
あの話の前に、この話をした方が良かった。もう少し秩序だって話さないと駄目だ。というような反省。
どうせなら、「今日も、頑張るぞう!」と、スカッと目覚めたいのに。
そんな気持ちで茶の間に降りて行ったら、妻はすでに雪かきをしていた。
私も慌てて、顔をサッと洗って、外に出た。思ったほどの量ではなく、十数分で終わった。
家に戻り、いつものように新聞を持って、トイレに入った。
今日の北海道新聞は、私の興味のある記事が何本か載っていた。そういう記事は、切り抜くことにしている。
『ふらの農協の農産物全般 「まるごと産直」商品に 道外6生協が共同仕入れ』『高齢者に携帯メール 安否確認の事業本格化 富良野市社協』『美瑛の農家ら 越冬野菜で活性化を 雪の下から掘り出し作業』。
そんな中に、『北海へそ祭りPRポスター 今年の作品を決定 にぎやかな踊り行列描く』が写真入りで載っていた。その写真に写っているポスターの図案は、私が応募したものだ。
記事の内容と読むと、なんと!「オフィスフラノの作品が選ばれた」とある。
「北海へそ祭りPRポスター」へは毎年、応募している。最近では2007年度の第39回北海へそ祭りポスターがオフィスフラノの作品だ。
ついでに、この4枚のポスターもそうで、これで通算6度目ということになる。
今年もまた、街じゅうにポスターが貼られるので、今から楽しみだ。
 

■ トマトの苗 by富良野のオダジー 2010年03月04日(木)

  81,667 byte今朝もちょっと冷えた。
なんか三月に入ってから、寒い日が続いている。でも、もうすぐ春だ。もう少しの辛抱だ。
写真は、トマトの苗。
毎年、フォーラムフラノや麓郷の森で使うトマトを妻の実家で作ってもらっている。
昨日の定休日に訪ねたら、茶の間で苗を育てていた。なんか、可愛くて、撮った。
ビニールハウスはもう組み立ててあるので、頃合いを見て、ハウスに移植するのだろう。
農家の人にとっては、“ワケナイ”ことなのだろが、茶の間の苗は、個人的には、“ウケタ”。
午後6時から一時間、講演をしていた。
テーマは、「地域の歴史と文化」。
たまたま私がラジオふらので 「富良野歴史入門」という番組をやっていたので、お声がかかったのだと思う。
打ち合わせで、富良野観光の歴史について話すことになった。
富良野は「北の国から」の放映で全国区になって、初めて観光ということがクローズアップされた。以後30年、今や富良野は観光とは切っても切れない感じになっている。
「富良野観光の歴史」というのは、ちょっとオーバーだが、その30年だけ取れば、確かに私は最初から関わっている。
そこに限定して話させていただいた。
うまく出来たかどうかは分からない。
でも、終わって、ホッとした。
 

■ 空知川その2 by富良野のオダジー 2010年03月02日(火)

  75,102 byte今までにないアングルで、もう一枚。  

■ 冷え込んだら、空知川 by富良野のオダジー 2010年03月02日(火)

  50,915 byte冷え込んだときは、必ずここで撮る。
ただ、今シーズン3、4回しか撮っていない。冷え込んだ日が少なかったということだ。(データはどうか知らないが・・・)
車に乗りながら、「厳しい寒さの中で生きていくのは大変だから、神様はその償いに、美しい景色を与えてくれたのではないか」と、フッと思った。
冷え込んだときの富良野の美しさは、ちょっと神がかっている。
今まで撮影した空知川の写真で、一番気に入っているのが2008年01月19日ワイワイ日記で紹介した写真。
神様が贈ってくれた「夢のとき」。
 

■ ダイヤモンドダスト by富良野のオダジー 2010年03月02日(火)

  74,623 byte芦別岳を撮ったところのすぐそばを流れている小さな川。
橋の上から見たら、逆光にダイヤモンドダストがキラキラ光っていた。
この写真はダイヤモンドダストを狙って、車を降りたわけではなかった。
なんとなく、川を撮ろうと思ったら、キラキラしていた。
どこにシャッターチャンスがあるか、分からない。こういう偶然って、うれしい。
実際は、もっともっとキラキラして見えた。
 

■ 今シーズン最後の冷え込み? by富良野のオダジー 2010年03月02日(火)

  29,670 byte朝起きて、外を何気なく見たら、冷えているのが分かった。
妻に、「冷えたみたいだねぇ、何度?」と聞いたら、もうすぐテレビで分かるという。
テレビは北海道のローカルな感じが出ているNHKが写っていた。まもなく、天気予報になって、富良野の最低気温がマイナス16.7度となっていた。
やっぱり、冷えたんだ。
おそらく、今シーズンの最後の冷え込みだろう。(なんの根拠もかいが・・・)
と、いうことで、いつもの撮影ポインに向かった。
写真は、自宅からすぐ近くで、芦別岳を撮りたいときに来る場所。
全体に、霞んでいる感じが、良かったね。
 

■ かなやま湖のシカ、もう1枚 by富良野のオダジー 2010年03月01日(月)

  76,350 byteかなやま湖のシカの写真、もう1枚。
左隅に、牡鹿の顔も写っている。
 

■ かなやま湖のシカ by富良野のオダジー 2010年03月01日(月)

  82,772 byte午前中に、南富良野町の役場で打ち合わせがあり、行ってきた。
普段は国道38号線を通って行くのだが、ワイワイ日記で紹介しようと思って、景色のきれいな、かなやま湖沿いの道を選んだ。
天気は曇っていたが、雪がサァーッと降ったので、真っ白な新鮮な雪のかなやま湖のイメージは浮かんでいた。今時期、かなやま湖は雪で閉ざされている。途中に、ワカサギ釣りするためのテントも見えた。
結局、湖の風景は撮れなかったが、シカを撮ることが出来た。
向かうときに、一組のシカを見たのだが、曲がり角で、車を停められなかった。
「どうせ、まだシカはいるはずだから、次の場所で撮ればいいや」と思ったのだが、とうとう見つからず、役場に着いてしまった。
打ち合わせが終わって、帰り際、「今年はあんまりシカはいないのでしょうか?」と聞いたら、「いやいや、増えてる感じです」と言う。
「どの辺に、いっぱいいますか?」と続けると、「かなやま湖畔」という返事。来るとき通ってきたところだ。
それで、帰りも同じ道路を戻った。
いた、いた、向かうときとは比較にならないぐらい沢山のシカがいた。
その一枚が、この写真。
シカは人間を見るとすぐ逃げてしまう。望遠レンズをいっぱいにして撮れることが出来た。
あ〜、良かった!
 


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