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今(午前10時前)の富良野は、青空も見え、陽も射している。天気予報は「乾雪」。これから天気は崩れるのだろうか。 昨日の朝は吹雪いている悪条件の中、芦別に行ってきた。 不動産の物件を案内したのだ。 現地は、市街地には近いのだが、小高い丘で、雪もけっこう降っていて、風も強かった。天気が良ければ、芦別市街を一望できる眺望抜群の場所なのだが、ちょっと残念だった。 でも、雪の積もっている条件の悪いときに、物件を確認するのは、住むことを前提に考えているお客さんにとっては、いいことだと思う。それを踏まえての判断になるはずだ。 昼過ぎに事務所に戻ってきたら、我が農業の師「ヨコジ―」が来てくれた。先日ヨコジ―から、平成26年11月14日に発行された「ふらの博物誌」(富良野市郷土研究会)をいただいていた。その中に「満州開拓と戦後開拓」と題したヨコジ―の原稿も掲載されている。 丁度、読んだ後だったので、しばしヨコジ―とその話になった。 ヨコジ―の体験談は、断片的には今までもお聞きしていたが、本を読ませていただき、改めて壮絶≠ネ人生に戦慄をおぼえた。 ずっと遠い昔の話ではなくて、僅か70年前の話だ。現にその体験をしたヨコジ―は元気に目の前にいる。 不思議な気がした。 ヨコジ―から見れば、私の苦労なんて、とるにたらないものだろう。 とにかく、ヨコジ―のお蔭で、貴重な時間を過ごすことが出来た。感謝だ! |
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