■ ナベサダとモーニングコーヒー byオダジー 2007年02月15日(木)

  51,525 byte昨夜の富良野は、風が吹き荒れ、いたるところに「吹きだまり」(雪が風によって道路の端などに寄せ集められ、密度の濃い硬く締まった雪になる)を作った。
街の中では、「ああ、風が強いなぁ」ぐらいの感覚しかないが、「麓郷の森」へ行くとなると、ちょっと注意が必要だ。雪が農道に吹きだまっていて、車がはまってしまうことがある。
上の写真は、今朝フォーラムフラノの二階から撮っものです。今はもう雪はやんでいるが、朝はこんな状況だった。
雪かきが終わり、コーヒーをいれて、昨日と同じように二階に上がって、オーディオのスイッチON。
今日の気分で選んだレコードは、アルトサックスやフルートを演奏する渡辺貞夫(通称ナベサダ)の「アイム・オールド・ファッション」(1976年録音)
A面(レコードはA面、B面なのだ)二曲目のバラード「ゲイリー」がたまらない。ジャズのバラードではアルトサックスのジャッキー・マクリーンが演奏している「レフト・アローン」やテナーサックスのベニー・ゴルソンが作った「アイ・リメンバー・クリフォード」など素晴らしい曲はいっぱいある(本当は、そうでもない)が、このゲイリーはまったくひけをとらない名曲だと思う。
日本が世界に誇るナベサダも素晴らしいが、サイドメンたちがまた素晴らしい。メンバーは、ピアノのハンク・ジョーンズ、ベースのロン・カーター、ドラムのトニー・ウィリアムスだ。私も大好きなトリオで、一時「グレート・ジャズ・トリオ」をこの三人が結成していて、これまた素晴らしいアルバムを何枚も残している。
このレコードを聞いていてフッと思ったのだが、フォーラムフラノの開店が11時で、私はおそらく毎日、9時頃からモーニング・コーヒーを飲みながら、一枚レコードを聞くことになると思う。
どうでしょうか、一度私と一緒にモーニング・コーヒーを飲みながら、ジャズを聞いてみませんか。
 


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