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午前中は天気が良かったが、今(3時過ぎ)は、小雨がぱらついている。 今朝は、町内会の年二回の行事である、有価物(新聞や一升瓶など)収集に、一時間半ほど参加した。 親父が富良野建具で持っていた1トントラックを毎回貸していた流れで、昨年から私が引き継いだ。 町内会のことは、ずっと親父に任せっきりだったのだが、もうそうもいかなくなった。 でも、町内会の“役に立つ”のは、やはり、なんとなくうれしい。 写真は、ピアノトリオのザ・スリー・サウンズの「ボトムズ・アップ」。 昨年に買ったのだが、あまり聞いていなかった。急に聞こうと思ったのは、「ブルーノート100名盤」を読んでいた影響だ。 ちょこちょこ、トイレで読んでいて、やっと読み終えたのだ。頭はすっかり、ブルーノートモードになっている。 このトリオのピアニスト、ジーン・ハリスは、このCDを聞くまでは、名前だけちらっと知っている程度で、意識して聞いたことはなかった。ブルーノートレーベルに30種ぐらいアルバムを残しているというのに。 このCDは、一曲目に「ベサメ・ムーチョ」が入っているので、買ったと思うのだが、改めて聞いてみると、イイ! ただ、何故、私が若い時に聞いていなかったのかも、分かった。私がジャズを聞き始めた1970年代初めは、ジョン・コルトレーン一色だった。つまり、いわゆる、「イエーッ」などと声を発しながら、ノリノリにスイングするジャズではなかった。 今は大好きなアルトサックスのポール・デスモンドやピアノのオスカー・ピーターソンも聞いてはいけない雰囲気があった。つまり、「軟弱なジャズはジャズじゃない」ような・・・。 まあ、悪いことばかりではなかったと思う。つまり(今日はつまりが多い)、今の年齢だと、とても聞けないような過激なジャズを、尖がっていた若い時代に聞けたこと。 この歳になると、ちゃんと、ポール・デスモンドやジーン・ハリスを楽しく聞けるようになる。しかし、この逆は難しいかもしれない。 5、60歳になってから、過激なジャズにのめり込むということもあるのだろうか。 私は、たまに、過激なのも聞くが、若い時のように音楽との一体感みたいなものはない。でも、「こういうことだったのか」みたいな、理解度は上がったような気がする。(なんのための、理解度かは分からないが・・・) |
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