■ 「Night & The City」 by富良野のオダジー 2010年10月31日(日)

  48,791 byte日曜日ということで、気持ちをリラックスさせて、最近買ったCDを紹介する。
私の大好きなベースのチャーリー・ヘイデンとピアノのケニー・バロンとのデュオアルバム「Night & The City」
録音は1996年で、ライブ盤。
ライブといえば、「イェーイ」の掛け声とともに、ノリノリの演奏をイメージする方も多いと思うが、このCDは全然違う。
もし、ライブ会場に私が居たら、息も詰まるほど、シーンとして聞き入ったと思う。(もし、トイレに行きたくなったら、どうしょう、とまで考えた)
演奏は、本当に素晴らしい。
チャーリー・ヘイデンはもちろんだが、ケニー・バロンを今まであまり気に留めていなかったことを謝りたいほど、素晴らしい。
曲がいいこともあるし、チャーリー・ヘイデンとの相性もバッチリだったんだね。
ケニー・バロンのことは、2010年9月26日(日)のワイワイ日記「Softly, As In A Morning Sunrise」に少し書いた。
このCDも良かったのだが、ケニー・バロンに関しては、「Night & The City」に止めを刺すかも。(ケニー・バロンを何枚も聞いていないけど、そんな予感がする)

まだ誰もお客さんが来ていなかったので、音を大きくして、このCDをかけていた。
そこに、二人連れのお客さんが入ってきた。
「わぁ〜、植物がいっぱい〜」と、うれしそうな声が聞こえてきた。(私は二階にいた)
その瞬間、ちょうど演奏が終わり、拍手の音が「パチ、パチ、パチ」と鳴った。
そうしたら、お客さんが、「私たちのために、拍手してくれたの?」と聞いている。
フォーラムフラノのサービスだと思ったようだ。(ホントだよ)

ケニー・バロンのことをもうひとつ。
2、3日前に、先輩が寺久保エレナって知ってる?と、「NORTH BIRD」を持ってきてくれた。
テレビでちらっと見たことはあるが、演奏は聞いてはいなかった。
メンバーを見ると、ケニー・バロンが参加しているではないか。
なんか、最近、ケニー・バロンづいている。
まったくの偶然なのだ。
3枚とも、ケニー・バロンだから、という訳ではなかった。
うれしい、偶然ではある。
 


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