■ アート・ペッパー「Winter Moon」 by富良野のオダジー 2011年08月24日(水)

  41,387 byteアマゾンからランダムにメールが届いている。いつもならそのまま捨てているのだが、『【ALL991円】売れ筋輸入盤セール開催中!』をクリックしてしまった。
ジャズだけでも335枚もリストアップされており、次々見ていった。
“売れ筋輸入盤セール”だけに、自分が持っているCDも数多くあったが、買おうかなと思って買ってなかったもの1枚とアルトサックスのアート・ペッパーの「Winter Moon」を注文した。
一昨日、「Winter Moon」が届き、何回か聞いた。
このCDは、ストリングスをバックに、アート・ペッパーが切々と、そして朗々と、吹いている。
ストリングスといえば、「チャーリー・パーカー・ウィズ・ストリングス」がすぐ思い浮かぶ。
私はジャズのストリングスは好きではなく、「Winter Moon」もどうせ、聞かないだろうな、と思って注文した。
しかし、ジャズを聞く態度として、先入観が一番良くない。何処で人生を変えるアルバムに出会うか分からないのが、ジャズなのだ。(オーバーだが、ホントだ)
人生は変えられなかったと思うが、「Winter Moon」は気に入った。
私好みのメロディがきれいな曲が多く、特に1曲目「Our Song」と7曲目「The Prisoner」がいい。
でも、ストリングスがなくても、十分成り立つように私には思える。
ただ、チャーリー・パーカーもそうだったらしいが、演奏者からすると、ストリングスをバックに演奏するのは、もの凄く気分がいいらしい。
アート・ペッパーの大ファンの私とすれば、アート・ペッパーが気持ちよく吹けたのなら、なんの文句もないのだが・・・。
でも、大ファンと言っていて、このアルバムをまったく知らなかったのだから、あんまり大きな口はきけないね。
 


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