■ 渡辺貞夫「マイ・ディア・ライフ」 by富良野のオダジー 2012年09月26日(水)

  49,347 byte今日はフォーラムフラノの定休日。
でも、フォーラムフラノにいる。
いつもと同じパターンで、まずコーヒーマシーンのスイッチを入れ、二階のパソコンをオンにする。階段を下りて、マグカップをセットしてコーヒーボタンを押し、オーディオの電源をつける。
コーヒーを飲みながら、何を聞くか、少し考える。
今朝は、渡辺貞夫の「マイ・ディア・ライフ」
このレコードについては、2008年4月1日のワイワイ日記にも書いているが、私にとって特別なレコードだ。
人生の中で一番コアにジャズを聞いているときに、リアルタイムで出会ったものだ。
今日聞いてみて、今更ながら素晴らしさを実感した。チカラも、イキオイもあるミュージシャンが最良の時(とき)に、集まったとしか言いようがない。
こういうことがたまにだが、起きるからジャズなのだ。1977年の録音。私が24才。振り返ると、このような良質な音楽が作られる時代環境の中で、“青春”を送れたことはホントに幸せだと、しみじみ思う。
メンバーだが、渡辺貞夫(as・fl・sn)、デイブ・グルーシン(key)、リー・リトナー(g)、チャック・レイニー(b)、ハーヴィー・メイソン(dr)。
レコードジャケットを置いているCDボックスは私が作ったもの。
工場にあった半端な材料を使って仕上げた。こんな簡単な棚なんて、オチャノコサイサイと言いたいところだが、けっこう「あずった」。
材料の加工は機械があるので、そうでもなかったが、寸法を計算するのがダメだった。
わざわざ事務所で、図面を書いて、落ち着いて計算したのに間違った。なんか、情けない。
※「あずる」は方言だと思う。「焦る」に近いが、作業をしているときに、使うとぴったりだ。私流だと、「バタバタした」の感じか。
もしかすると、方言ではなくて、職人さんのスラングかもしれない。
 


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