■ ペール・デスモンド「Audrey - Live in Toronto 1975」 by富良野のオダジー 2012年11月19日(月)

  48,807 byte今日の朝も雪が降っている。でも、それほどではない。
今朝は、畑のビニールハウスの中の整理をした。ビニールを取り外す作業は、明朝にしようと思う。
堆肥作りのために、枯葉を運んだ段ボールやこまごました道具などを片付けた。
フォーラムフラノの食材として頑張ったミニトマトの木?(けっこうなボリュームになった)も廃棄した。
そして、まだ畑に残っていたニンジンを全部抜いた。20本ぐらいあった。
妻に聞いたら、発泡スチロールに土を詰めて、その中にニンジンを入れる。それを寒いところに置いて保存する。この方が冷蔵庫や室(ムロ)で保存するより良いと、農業をやっているお姉さんに教えてもらったと言っていた。
なるほど、これも明朝やってみる。
写真は、アルト・サックスのポール・デスモンドの「Audrey」
このタイトル曲にもなっている「Audrey」が素晴らしい。この一曲のためだけに買っても、損はない。
実は、このCDは以前ワイワイ日記で紹介した「ポール・デスモンド・カルテット・ライブ」と同じ時の録音で、場所もメンバーも同じ。
調べると、『未発表音源発掘レーベルDominoからポール・デスモンドの75年ライブA&Mの人気作「ポール・デスモンド・カルテット・ライブ」と対を成すデスモンドならではの演奏!!』『「Audrey」は、デイブ・ブルーベックとの共同作曲のバラードで、大女優オードリー・ヘップバーンへのオマージュ』が載っていた。
この「Audrey」でのポール・デスモンドの演奏だが、マイルス・デイビスの演奏が「卵の殻の上を歩いているようだ」と言われているのを思い出した。
繊細、哀愁、リリシズム。
つまり、音は豊穣ではなくギリギリまで削ぎ取られているのだが、必要な音はすべて出ているという感じ。
今度は、ピカソを思い出した。
昔読んだ本の中に、「ピカソは無限の可能性のある線の中から、一瞬にして、的確な一本の線を選ぶ」のようなことが書いてあった。
ポール・デスモンドとマイスル・デイビスとの共演のアルバムは無いと思う。残念だ。二人のこれでもかという、“粋(いき)”の演奏を聞きたかった。
二人とも名演奏を残している「アランフェス協奏曲」の共演なんて、最高だと思うが・・・。
 


- Web Diary UpVersion ver 1.30 -