|
私は人と話していて気になったことがあるとメモを取る代わりに、携帯電話から自分のパソコンにメールを送る。 特に出張中だと色々な人と会うので、この「メモメール」が多くなる。富良野に戻ってから、それらのメールをチェックするのだ。 先月だったと思うが、パソコンメールの表題に「ナガオカケンメイ」と出ていた。 どのシチュエーションだったか、誰に聞いたのかも覚えていなかった。おそらく、オウチーノの井端からだったと思うが、今度会ったら聞いてみることにする。 それで、Yahooに「ナガオカケンメイ」と入れて検索し、「ナガオカケンメイのやりかた」 というタイトルの本をAmazonで買った。 これが面白い! プロフィールを見ると1965年北海道生まれとある。同じ北海道出身で、しかも同じ干支の巳年。(私がちょうど一回り上になる) 今までナガオカケンメイさんのことも、そのお店「D&DEPARTMENT PROJECT」のことも、まったく知らなかった。何処かで聞いたり、目にしても、よさそうなのに。 おそらく、こちら方向への私のアンテナの感度が、ここ何年か悪かったからだと思う。違う方向ばかり向いていたような気がする。これからは、ちゃんとこちらにも向けたい。だって、面白い。 一つ前のワイワイ日記に書いた通り、先週、松村保誠先生に会うために大阪に行ってきた。待ち合わせの時間までに二時間ぐらい空いた。どうしょうかと思った時に、D&DEPARTMENT PROJECTの大阪店が浮かんだ。正に、「ナガオカケンメイのやりかた」を読んでいる最中だった。偶然にも程がある。ショップも見れるし、カフェで昼食もとれる。 調べると、近くの駅は桜川駅で、新大阪駅から地下鉄を乗り継いで30分ぐらい。十分、間に合う感じだった。 桜川駅にはスムーズに着けたが、間抜けにも看板の地図を見間違えて、反対方面を向いて歩いてしまった。おそらく、20分ぐらい時間をロス。あ~、もったいない! 着いたのは、二時少し前。まずはカフェに直行し、ランチを注文する。 イメージしていた通りの素晴らしいカフェ。贅沢に広い空間に、贅沢なソファ。それなのに“スマシタ”ところがない。まったく、自然な感じなのだ。これなら、何時間でもいられる。(いられるほうは迷惑か?) 店内はほどよく混んでいたが、私のような一人の客でも、違和感なくいられる心づかいのレイアウトだ。 パスタが出てきた。こちらも予想通りの味。おいしいのはもちろんだが、ちゃんと味付けが濃い目。こういう垢抜けた店は概して薄味が多い気がする。濃くする方が簡単なようだけど、難しい。と思う(独断です!)。 かかっている音楽は、そんなに音は大きくなく、ジャズっぽい。新しいジャズかもしれない。もしかしたら古いフュージョンジャズかもしれない。モダンジャズでないのは確かだけれど、その方がお店にはあっているような気がした。(すべてに、ベタホメなのだ) ところが、時間を勘違いしてまい、待ち合わせに遅れそうな時間になっていた。デザートを大慌てで掻き込んで、ショップはほとんど一瞥しただけになった。 しかし、東京に来てから、東京店にも行ってきた。ランチを食べて、ビールを飲んで、今度はゆっくりショップも見た。 どちらのお店も大変良かった。東京にまだいることになるので、もう一度東京店に行ってこようと思う。 ちなみに、D&DEPARTMENT PROJECTは札幌にもあるそうで、近々行くことにする。 写真は、D&DEPARTMENT PROJECTの「大阪店」と「東京店」。 |
|
|