■ 美瑛のショットバー「HERMIT」 byオダジー 2007年05月16日(水)

  34,018 byte昨日、フォーラムフラノを締めてから、ゆきえ(妻)と二人で美瑛に向かった。
目的の場所は、ショットバー「HERMIT」。
HERMITって? 意味をちょっと調べてみた。
隠者(いんじゃ)、隠遁者(いんとんしゃ)、世捨て人(よすてびと)とある。
着いた店は、道から少し奥まったところにあった。正にHERMITの名に相応しい、HERMITがやっている店、そんな感じだった。
初対面のオーナー・荒井啓史さんを勝手に想像していた。カクテル作りの名人と聞いていたから、尚更かもしれないが、気難しくて、無口で、良く言えばスマートな職人、悪く言えばこちらの方言「いいふりこきのがんべたかり」の人。
「いいふりこきのがんべたかり」を説明するのは難しい。まぁ、簡単に言うと、「カッコはつけているが、サマになっていない、センスの悪い奴」ぐらいな意味かな?
しかしである、荒井さんは私が想像していた人とは違っていた(違っていたから、書けるのだが・・・)。
そんなにべらべらしゃべらないが、気さくで、親しみやすい感じだった。カウンター越しに仕事振りを見ていたが、荒井さんは仕事にこだわってはいるが、それを人に押し付けないタイプの人だと思った(私の人物評はけっこう当たる。と思う)。
まず私は、「荒井さんのおすすめのカクテルをお願いします」と頼んだ。そして、出てきたのが「ジン・トニック」。
「カクテルの基本はジン・トニックです。ジン・トニックを美味しく作れるかどうかが、カクテルのすべてなんです」なんて、事もなげに言う。カッコイイ!
カクテルのことなんて何も知らないくせに、納得顔でうなずいて、「えェ〜と、それは、食堂に行って、味噌汁が美味しければ、だいたい何でも美味しいということと、同じですよね」と私。
一瞬、荒井さんは?マークを出したが、「そ、そうですね」と、どこまでも優しい。
あっ、そうだ。私たちがどうして夜遅く、なおかつ疲れてもいるのに、HERMITに行ったかを説明します(どっちでもいいか?)。
フォーラムフラノで働いてくれている「タコちゃん」が、カクテルを習いがてら、週に何回かHERMITを手伝っている。
実は、昨日、私のいないときに、荒井さんがフォーラムフラノに来てくれた。その話をタコちゃんから聞いた時、一度HERMITに行ってみたいと私が言ったら、ちょうど夜に手伝いに行くという。「じゃ行こうか!」ということになった。
フォーラムフラノでも、近々メニューとして、カクテルを出そうとタコちゃんと相談している。これも、乞うご期待なのだ。
ちなみに、昨日、HERMITで龍さんご夫婦も、合流してくれた。龍さんとの話も面白かったが、それはまた後で・・・。
 


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