■ アーネット・コブ「ライヴ」 by 富良野のオダジー 2015年04月15日(水)

  55,231 byte「ライヴ」は、先に紹介したテテ・モントリューのCDと同じTIMELESSレーベルの一枚。今回のシリーズにリストアップされていた中に、アーネット・コブの名前を見つけた。
アーネット・コブといえば、「アーネット・コブ・イズ・バック」を気に入っていて、たびたび聞いている。
アーネット・コブは、キング・オブ・テキサス・テナーと呼ばれ、ゴツゴツして、野太い音、いわゆる“男っぽい”スタイルなのだ。
「アーネット・コブ・イズ・バック」の録音が1978年で、「ライヴ」は1982年。カムバックしてからずっと素晴らしい演奏を続けていたのが、このライヴを聞いてもよく分かる。いや、むしろ、よりパワフルになっていて、気持ちが明るくなる。こういうアルバムはありそうで、そんなにない。さすが、アーネット・コブだ。
今回聞いていて、同じサックス奏者のアルバート・アイラーが思い浮かんだ。アルバート・アイラーは、1960年代のフリー・ジャズのミュージシャン。ジョン・コルトレーンも一目置いた革命児だ。それなのにというか、やはりというか、伝統的な演奏の影響を受けているし、取り入れたのだと思う。
この次は、久しぶりにアルバート・アイラーを聞いてみよう!
 


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