■ 「人生が変わる55のジャズ名盤入門」 by 富良野のオダジー 2018年05月03日(木)

  80,327 byteジャズのベーシストの鈴木良雄の「人生が変わる55のジャズ名盤入門」を読んでいる。
実は、私はジャズの本で、ベスト100とか、ジャズピアノ50とか、そういうジャズ入門書が好きだ。それは、みんなが知っていているのに、自分が知らない、聞いていないCDがあったら口惜しいからだ。“通(つう)”が推薦するCDも、もちろん興味があるが、まず、初心者に薦めているものは最低限全部聞いていたいと思う。
この本が面白い。著者がミュージシャンなので、ちょっと新鮮な感じがした。紹介されている55枚は全部知っていたが、持っていないものが3枚あった(今まで、ジャズ喫茶などで聞いていると思うが、意識しては聞いていない)ので、早速注文した。
ついでに、鈴木良雄の演奏も聞きたくなり、本の中でも触れていた「モントルー・ジャズ・フェスティヴァルの渡辺貞夫」も注文したら、昨日届いたので聞いてみた。これが凄かった。メンバーは、渡辺貞夫に、ギターの増尾好秋、ドラムの角田ヒロ(現つのだ☆ひろ)、そしてベースの鈴木良雄。1970年のライブで、、ロック的な演奏なのだが、1970年にこんな演奏をしたなんて、まったく知らなかった。マイルス・デイビスのビッチェズ・ブリューが発売されたのが1969年だが、わずか一年後に!渡辺貞夫、恐るべし!
こういうCDに出会うので、ジャズに関する本も読まなければならないし、CDも買い続けなければならないのだ。
ねぇっ!
 


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