■ ケニー・ドリュー「DUO2」 by富良野のオダジー 2008年04月11日(金)

  36,773 byteここ何日かは、ビル・エヴァンスをはじめ、ジャズピアノを聞いている。聞いていると言っても、落ち着いてゆっくり聞く時間がないので、朝早めに出勤して1枚、移動中の車でとぎれとぎれに1枚を聞く、ような感じだ。
今朝聞いたのは、ピアノのケニー・ドリューとベースのニールス・ヘニング・オルステッド・ペデルセンのCD「DUO2」。レコードを持っていたが無くなってしまい、買おう買おうと思ってなかなか買えなかったCD(こういうCDもいっぱいある)だった。録音は1974年。
DUO2の先に録音された「DUO」も注文している。
この二枚はレコードで何度も聞いていた。リアルタイムで買ったとして、もう30年以上経っている。何度も聞いたのも、30年ぐらい前か。
最初の一音から懐かしく、しかも今聞いてもすごくイイ!レーベルはSteepleChaseというデンマークのジャズ・レーベルで、私好みのアルバムが沢山出ている。
ピアノの新しいCDや今まで聞いていなかったCDを色々聞いたが、このCDは私の中では上位にくる。何かのトラウマなのか、時代を越えた名作なのか。まぁ、私にとってはどうでも良い。気に入ったCDが手元にあるだけでうれしい。これはジャズファンなら分かってくれるだろう。聞いてうれしい、持っててうれしい、そんなアルバムだ。
ケニー・ドリューは「ケニー・ドリュー・バイ・リクエスト」など、日本のレーベルからのアルバムで、日本ではすっかり人気者になってしまった。バイ・リクエストも悪くないが、私にとってケニー・ドリューと言えば、「DUO」「DUO2」がまず浮かぶ。
ベースのニールス・ヘニング・オルステッド・ペデルセンについて。実は、それこそ30年ぐらい前、東京でのコンサートで見ている(聞いている)。ウッドベースをエレキベースのように軽々扱い、超早弾き。そのテクニックに会場がどよめいたのを今もはっきり覚えている。
 


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