■ 外山安樹子トリオ「レターズ」 by 富良野のオダジー 2023年02月02日(木)

  121,708 byteワイワイ日記でも紹介したが、「浜田均古稀記念ライブ」のために先月上京した。私と浜田均(ハマキン)は富良野東中学校の同級生というだけではなく、オフィスフラノで一緒にビデオやCDを制作している。
古稀記念ライブでも、私が関わった曲が何曲も聞けたのは嬉しかった。
今回紹介するのはそのライブでピアノを弾いていた外山安樹子さんのレターズ
ライブではもちろんハマキンは素晴らしかった(同級生の誉れです!)が、一緒に演奏した人たちにも感動した。特にジャズピアノ好きの私としてはピアニストの外山安樹子さんには驚いた。どんな曲を演奏しても外山ワールドが広がるのだ。こんなことはそんなに経験出来ることではない。
それで、ライブ会場で外山さんにCDを全部で3組送ってもらうことにした。届いてからもうだいぶ時間が経っているがずっと聞いている。
まず、外山さんの初めてのジャズ・スタンダード集「レターズ」聞いた。
ウイントン・ケリー、テディ・ウイルソン、アル・ヘイグ、ハンプトン・ホースの名前が浮かんだ。更に、バド・パウエルまで。古い時代のタイプの演奏というのではなく、“テイスト”がこれらの名人、天才に通じているのを感じた。曲目に私の大好きな「MY ONE AND ONLY LOVE」があることも、そう思ったことに影響しているかもしれない。
それと、“勢い”。すべての曲に聞いていて力が湧いてくる勢いがある(まあ、凄くスイングしているということだね)。研鑽を積んで習得したピアノの技術的なことなのか、ピアニストとして持って生まれた才能(性格?)なのか。とにかく、オダジーの大好きなピアノであることは間違いない!
他の2枚、Tres TrickTOWARD THE 11TH(2CD)も、また紹介しますので、よろしく!
 


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