■ 斉藤朋久本要寺住職 by富良野のオダジー 2009年06月27日(土)

  39,896 byte芦別岳の続き。
昨日ご紹介した斉藤住職が会長を務める「中央水石会」の例会の案内状に、住職が「石仏庵記」として、毎月色々書いている。
「中央水石会」は、私もお世話になった、住職のお父さんである斉藤文承前住職の時代からずっと続いている、石を愛する人たちの会だ。
今回の内容が、芦別岳についてなので、転載させてもらった。

石仏庵記「芦別岳」
 芦別岳は夕張山地にある標高一七二七メートルの山で、私は中学生の時、担任の先生の引率で同級生と登山したことがあるが、北海の槍とも称される如く鋭く聳える山であった。
 また芦別岳は、大本教の出口王仁三郎師によれば国常立尊が隠退された山とされる。
 国之常立神(くにのとこたちのかみ)は、日本神話に登場する神である。古事記では国之常立神、日本書紀では国常立尊と表記されている。別名 国底立尊。天地開闢の際に出現した神である。
 古事記においては神世七代の一番目に現れた神で、日本書紀本文では、国常立尊が最初に現れた神としており、男神であると記している。
 神名の「クニノトコタチ」は、国の床(とこ、土台、大地)の出現を表すとする説や、国が永久に立ち続けるの意とする説など、諸説ある。(Wikipedia参照)
 私は、この大地創造の神が、地球環境激変、世界経済崩壊、政治システム不能のこの変革の時期に芦別岳より立ち上がり給い、世界産業、政治、経済システムを再び立ち上げられると思う。
 その意味で世界をその科学技術で救うとされている日本の精神的柱が芦別岳のある富良野となると信じる。ゆえに富良野は、自然と共生し人々の心と心の調和した世界の町の元型となるような町作りをしなければならない。
 国之常立尊は世界創成の神であり、本年より愈々立ち上がり給い日本創成をされる。日本の政権はおそらく自民党から民主党に移り、北海道の鳩山氏が総理大臣になるだろう。
 私は、毎日散歩し、芦別岳に手を合わせ国之常立尊を拝んでいる。先日第三の目を清めて就寝したところ、国之常立尊のお姿が心眼に映った。
 神は、芦別岳八合目の高さまで裾野から立ち上がられたお姿であった。衣装は黒の衣冠束帯のように見えた。山の霊性と一体となられた大いなる姿である。私は尊のお姿を拝見するに三日ほどまえに山を飛行して降りる霊夢を見て、国之常立尊の存在を感じていた。
 日本は、早急に自然環境と調和した農業等の産業を育成し、自然破壊を招く大量生産、大量消費型の産業のあり方を是正しなければならない。夫れには私たちの幸福についての考えを改め、ライフスタイルを大自然と調和した家族中心の生活に改めるべきだろう。
 


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