|
夜というか、夜中というか、中島みゆきを聞いた。 30年ぐらい前に毎年のように海外に行っていた。その時に必ずカセットテープのウォークマンを持ち歩いていた。やはり、テープは中島みゆきがメインだったような気がする。異国で聞く中島みゆきは最高だった記憶がある。 昨夜は富良野の街の少ない灯りを眺めながら聞いたのだが、まるで外国にいるようだった。イギリスかイタリアの田舎町。 それで、あれやこれやを考えているうちに、昨日の「身の丈」に考えを巡らせた。朝になって、下記のように書いてみた。少し長いけれど読んでください。 ●身の丈の続き 身の丈に合わせて生きるというと、こじんまりして冒険をしない面白味のない小心者の生き方に聞こえなくはない。それでも構わないのだが、私はバランスの問題だと思う。身の丈の範囲でどうバランスをとるのか。例えば、収入的にはゴルフに打ち込むのは身の丈を超えるが、その分、新車は買わないとか、豪華な家を建てないとか、総体で身の丈を考える。 身なりはそれほどではなのに、物凄く高価な時計をしているとか、収入はそれほどではないのにローンで高額な車を乗っているとか、こういうのが身の丈を逸脱していることになるのか。 バランスはセンスだとも思う。アルマーニのスーツを着て、ポルシェに乗る。お金があるからいいじゃんとも言えるが、ホントに似合っているかがカギになると思う。たまたま何かで儲けて、贅沢をしてると身の丈には合っているが、品が無い、まあ、センスが悪いことになってしまう。自分では悦に入っているが、逆に貧乏くさく見える場合がある。 私の感覚では、お金があろうがあるまいが、ある人はあるなりに、ない人はないなりに、その枠の中で誠実に生きている人が身の丈に合っているように見えるのではないか。身の丈にあっている人を見ると、バランスの良い人だと好感を持てるのではないだろうか。 そうなると、謙遜、誠実、感謝、品格、教養などの言葉が浮かんでくる。 身の丈で生きるとは、調子に乗らず、まわりに感謝し、品格をもって、教養を身に着け、謙遜して、誠実に生きるということかもしれない。(なんのこっちゃ!) |
|
|