■ 椎名誠「哀愁の町に霧が降るのだ」続き by 富良野のオダジー 2021年04月15日(木)

  121,973 byte3月18日のワイワイ日記に、『まあ、この続きは「哀愁の町に霧が降るのだ (上)(下)」を読んだ後にします。』と書いて、(上)を読み終え、(下)を読み始めた。
「なんか変だなぁ〜」と思いながら読んでいたが、「やっぱり変だ!」と思い、インターネットで調べたら(中)があることが分かった。
(中)は無かった。どこかに紛れ込んでいるかもと思ったが、フト気付いた。「もしかしたら、売ってしまったのかも」と。
どうして売ってしまったと思ったのか。
それには悲しくもちょっとカンドー的な30歳の出来事があった(椎名誠風?)。
私がオフィスフラノを始めたのは昭和58年7月1日で、ちょうど30歳の時だった。「とりあえずは、観光とかアウトドアに関することをやろう」という恐ろしくあいまいなコンセプトでのスタートだった。なんと!店舗まで富良野市内に借りたのだ。
案の定、すぐに最初借りたお金は無くなった。とにかく“日銭”を稼がなくてはと、始めた一つが、「中古品大集合市」だった。
当時はメルカリどころか、リサイクルショップの名称だって世の中に浸透していない時代だった。中古店とか古物商とか言っていたような気がする。
その「中古品大集合市」で (中)を売ってしまったのかもと思ったのは、(上)(下)の裏表紙に中古品リストのための番号シールが貼ってあったからだ。(上)(下)は売れ残ったということだ。とうせなら3冊買ってくれれば良かったのにと思ったが、売れていたら今回再読することはなかったので、今となっては売れなくて良かったと思う。
上記の「富良野が好き! フラニスト物語」の中の「中古品大集合市」に書いた一部を下記に抜粋します。

感慨深いのにはもう一つの理由がある。それは、この中古市にぼくの唯一の大切な宝物だったジャズのレコードを出して、売ってしまったからだ。一時期、ジャズだけが人生だった。働いたお金のほとんどをレコードに費やし、何年もかけてコツコツ集めたものだ。「青春」だった。そのレコードを売ってしまうということは、青春を売ることだった。商売とはそんな甘いものを寄せ付けないところで成り立っているのだ。
ぼくはこの時青春に別れを告げ、立派な商人になることを決心したのだった。ちょっとオーバーか。

(中)はアマゾンの中古品で買うことが出来た。新刊発売と同じ昭和57年の10月なのにすでに第14刷になっている。これだけ見ても当時の椎名誠の人気が如何に凄まじかったか分かる。おそらく“社会現象”になっていたと思う(いい時代に青春を送れたことに感謝だ!)。
この続きは今読んでいる(下)を読み終えたら書くことにします。
 

■ 雪! by 富良野のオダジー 2021年04月15日(木)

  74,656 byte4月15日、今朝の写真です!
やっぱり、まだスタッドレスタイヤに替えなくて良かった。
私はいつもGW後に夏タイヤに替えている。今までも5月の初旬に雪が降ることもあった。街の中はすぐ融けるのでいいのだが、峠などを通るときはかなり積もっていたりするので、要注意なのだ。
ゴルフの我がホームコースの「空知川ラベンダーの森ゴルフコース」は明日オープン予定だが、どうだろう。
私は来週の天気の良い時に今シーズンの初ラウンドをしようと思っている。
因みにスタッドレスタイヤってどんなスペルだろうと調べたら、下記が分かった。
スタッドレスタイヤは和製英語はだった。
元になったのは英語の"studded tire"。stud = 鋲なので、鋲がついたタイヤということで "studded tire"となり、これは英語。日本ではスパイクタイヤ(spike tire)と言っていたがこれも和製英語。
本来なら、スパイクレスタイヤの和製英語になるのに、スタッドレスタイヤの和製英語になったということかな。ちょっと複雑だね。
 

■ 昨日もいい天気でした その3 by 富良野のオダジー 2021年04月08日(木)

  59,022 byte今日はお釈迦様の誕生日。
私が子供の頃に、近くの禅宗のお寺さんに行ったら「甘茶」を飲ませてくれた。
これも以前書きましたが、娘の生まれる予定日が4月8日でした。
私は「4月8日に生まれたらどうしょう?お釈迦様の生まれ変わりと言われるような立派な子供だったら、プレッシャーだな」と密かに思った。
幸い?娘は4月6日に生まれた。内心ホッとした。
でも、私たち夫婦から見たら、十分に立派な娘です。
昨日、一日遅れ(一昨日は忙しかったので)の「誕生日おめでとう」のメッセージをメールしたら、喜んでくれました。いい娘です!
 

■ 昨日もいい天気でした その2 by 富良野のオダジー 2021年04月08日(木)

  84,798 byte畑の雪もほとんど融けて、春の景色です。
十勝岳連峰がきれいだった!
 

■ 昨日もいい天気でした その1 by 富良野のオダジー 2021年04月08日(木)

  62,963 byte旭川に用事があり、その帰りに撮影した写真を3点紹介します。
ここも何回も紹介しているが、木の種類は桜です。
毎年5月にはこの桜の花を撮りたくて意識しているが、撮れていないと思う。
逆光だったけど(逆光だったから)、いい感じだった。
 

■ 今シーズン最後のスキー by 富良野のオダジー 2021年04月05日(月)

  82,333 byte朝方雪が降り、気温も0℃近くに下がり、天気も良かったのでスキー場へ。
3月28日が最後になると思っていたが、4月に滑ることが出来て良かった!
これで心置きなく、ゴルフに向かうことが出来る。
何回もワイワイ日記に書いているが、ゴルフに関しては今年は人生でもっとも充実したシーズンになると思っている。
今までとは、全然スイングに対して考え方が変わった。3年前にコーチに何回か習い、その後に偶然知り合ったゴルフのとても上手な“おじさん”に教えてもらったのが、人生を変えたかもしれない。
ただ、まだ結果は出ていない。だからこそ、今年にかけているのだ。
頑張ります!
 

■ ミヤマカケス by 富良野のオダジー 2021年04月01日(木)

  88,361 byteレストラン「フォーラムフラノ」が3月末でクローズになったので、その“お疲れ様会”を兼ねて、スタッフである妻と長男、そして私の3人でちょっと豪華なランチに行った。
写真はそのレストランの席から窓越しに撮影した。
料理は素晴らしかったし、うまい具合に、ミヤマカケス2羽を一緒に写真に撮れたし、うれしい!
 

■ 石山通珈琲 by 富良野のオダジー 2021年03月30日(火)

  85,413 byte今日は仕事で札幌へ。
9時に富良野を出発。天気も良く、道路の雪も融け、順調なドライブになった。
早めに着いたので、早めのランチ。まだ時間が余ったのでカフェを探していたら、「石山通珈琲」が目に付いた。通り過ぎたのを戻った。幸い、駐車場があいていた。
室内は写真のように、落ち着いた感じでいい雰囲気だった。ジャズを聞きながらドリップコーヒーを飲めるとは思っていなかったので、大感激!
やっぱり、札幌は都会だね。
また、来よう。
 

■ 68歳の誕生日 by 富良野のオダジー 2021年03月28日(日)

  91,752 byte昨日に続いてスキー!
今朝も混んでいるのは分かっていたが、68歳の誕生日に是非滑りたいと思って、我慢してロープウェイステーションに並んだ。
大体40分並んで、ロープウェイに乗り、その上のリフトも乗って、一気に下りてきた。滑ったのは10分ぐらいか?
10時には事務所に戻ってきた。
この時期は雪が重くなるので、かなり足に堪える。今シーズンはまだ一度も転んでいない。ケガなく終われそうだ。良かった!
先のことを考えると、寂しくなるが、いつまでも元気でスキーが出来たらいいと思わずにはいられない。
とりあえず、今シーズンは元気に滑れたことに感謝したいと思う。
 

■ ジャズを聞こう! by 富良野のオダジー 2021年03月27日(土)

  110,970 byteジャズを聞こうと、とりあえず12枚のレコード(CDじゃない)をピックアップした。
今朝聞いたのは、ドラムのジャック・ディジョネットのリーダー作の「スペシャル・エディション」
録音が1979年と書いてあるので、おそらくリアルタイムで買ったレコードだと思う。1975年に大学を卒業し、そのまま東京で4、5年就職して、それから富良野に戻ったので、東京で買ったか、富良野に戻ってきてから買ったのかは、分からない。ちょうど、ギリギリの時期だ。その頃は私の人生において、もっともジャズに熱中していた時期なのは間違いない。
もし、富良野で買ったのなら、今と違ってインターネットが無い時代なので、富良野のレコード店に注文して取り寄せてもらったと思う。
このジャケットは特徴的なので憶えていたが、演奏については憶えていなかった。買った当時何回か聞いて、その後は聞いていないのかもしれない。こういうレコードやCDは沢山あると思う。新たに買わなくても新鮮な気持ちで聞ける。これは私の“老後の楽しみ”のひとつになると思う(でも、明日68歳になる私の老後っていつ?)。
「ちょっとジャズを聞こうかなぁ」となると、やはり聞きやすいピアノトリオとか親しみのある曲が入っているのとか、まぁリラックス出来るものを聞いてしまう。
このレコード「スペシャル・エディション」はフリーではないが、どちらかというと過激な演奏なので、それなりに身構えないと聞けない。
私はある意味、過激な演奏の代名詞であるサックスのジョン・コルトレーンからジャズに入り、今でも一番好きなジャスミュージシャンはと聞かれたら、即座に「ジョン・コルトレーン」と答える。
“過激な演奏”というのは、聞く人に音楽を聞かせたいというより、演奏者の意思というか、思いというか、主張というか、「オレはこうやって演奏してきた、こうやって生きてきた、オレと一体になろうよ」みたいなに感じる。つまり、たまたまジャズだというだけで、演奏者にとってそれは表現の手段で、演奏を聞かせるというより、自分を表現しているのだ。それで、「ジャズでも聞こうか」なんて気軽な態度で過激なジャズを聞いてしまうと、「なんだこりゃ!」になってしまう。
それで、素晴らしい表現者のジャズに出会うと、音楽以上の感動を受けることになる。「スペシャル・エディション」のジャック・ディジョネットのドラムを聞きながら、そんなことを考えた。
このレコードを聞いていたら、チャーリーミンガスを聞きたくなった。それで、「Me Myself & Eye」をプレーヤーにかけた。
このレコードはチャーリーミンガスのラストレコーディングで録音は1978年。この時代にはまだまだ色々なジャズがあったような気がする。
ボブ・ジェームスやデイヴ・グルーシンに代表されるフュージョンが台頭してきたのに、ジャズの巨匠のチャーリーミンガスがこんなレコードを録音したのだ。
現在はあらゆる分野が多様になっているが、すべてが商業ベースになっているような気がする。ジャズは売れても売れなくても、その時代の新しい息吹というか、情熱というか、気持ちというか、そういうものを録音したい、残したいという気概が伝わるレコードやCDがいっぱいあった。私は本当に恵まれた時代に育ったと、最近は特に思う。
それで、古いレコードや本をもう一度新鮮な気持ちで聞いたり、読んだりしようと思う。もしかしたら、今後の世の中の進むべきヒントがあるかもしれないと、密かに思っている。
 


- Web Diary UpVersion ver 1.30 -