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北海道のへそ

 

【北海道のへそ】
(中心標公園〜東経142度23分・北緯43度20分)

   北海道の「へそ」を表象する「北海道中央緯度観測標」を保存、保護普及するために
  富良野小学校校庭の一角に整備され作られたのが中心標公園です。歴史的には、富良野
  に開拓の鍬が下ろされて数年後の大正3年、当時の京都帝国大学理学部教授新城蔵博士
  ら一行が地球重力の測定・天文観測・経緯度測定のため機械を据え付けた地がここで、
  この観測標は「北海道のへそ」として全国に知られる ようになりました。 
   富良野市民には「へそ公園」と愛称され親しまれていますが「北海道中心標」と刻ま
  れた高さ4m、重さ34tの石碑や北海道を型どった花壇、市花「エゾムラサキツツジ」、
  市木「いちい」等を植栽して富良野市のイメージを高めています。 
   昭和31年には、北海タイムス社主催「北海道文化百選」に選ばれ、昭和46年7月13日
  には「富良野市指定文化財第2号」に指定されています。毎年7月28日・29日には「へ
  そ」にちなんだ「北海へそ祭り」が開催されますが、この「中心標」が発端となってい
  ます。 

 ■所在地 富良野市若松町10番1号 
      富良野市立富良野小学校校庭内

 ■交 通 JR富良野駅より約0.5km
      徒歩で約10分、自転車で約5分
      タクシーで約3分 480円

中心標公園