●1999年5月日本糖尿病学会は、新しい糖尿病の分類と診断基準を発表しています。1982年以来、実に17年ぶりの改訂ですが、これは糖尿病の成因や病態に関する知見の集積と、長年にわたる疫学的データによることは言うまでもありません。
●糖尿病の診断は、それ以上の血糖値が維持されると、糖尿病合併症、とりわけ網膜症の出現する可能性が高くなる値をもとに設定されています。新基準では、空腹時の血糖値が従来の140mg/dl以上から126mg/dl以上に引き下げられ、75g糖負荷試験の2時間値200mg/dl以上と併せて糖尿病型としています。
●実際に、糖尿病と診断するためには以下のスッテプが必要となります。
(1)次のいずれかに該当する場合には糖尿病型と判定
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●随時血糖値が200mg/dl以上のとき
●早朝空腹時血糖値が126mg/dl以上のとき
●75g糖負荷試験で2時間値200mg/dl以上のとき
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(2)別の日に検査して上記の3条件いずれかで「糖尿病型」が確認された場合、糖尿病と診断
(*「糖尿病型」とは、あくまで検査上のことで、糖尿病と診断するには2回の検査が必要と言うことです。)
(3)血糖検査を繰り返さなくとも糖尿病と診断できる場合
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●糖尿病に特有な症状(口渇、多飲・多尿、体重減少など)があり、さらに上記の「糖尿病型」の判定がなされているとき
●HbA1cが、6.5%以上のとき
●現在「糖尿病型」の判定で、過去に高血糖値を示した検査データがある場合
●過去に糖尿病と診断された病歴がある場合および糖尿病性網膜症が存在する場合 |
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