糖尿病と有名人


アントニオ猪木
新日本プロレス会長。
39歳の時発症。その際の血糖値は596mg/dlだったとのこと。その後入院し、現在はコントロール良好で、活躍はご存じの如くです。
今村昇平
映画監督。「楢山節考」(1983年)、「うなぎ」(1997年)と2度のカンヌ国際映画祭グランプリ。
エジソン
(1847〜1931)
発明王。発症時期は不明ながら、84歳で死去するまで合併症は起こさなかったという。
→ノボケアFriends
エラ・フィッツジェラルド
(1918〜1996)
アメリカ黒人女性ジャズシンガー。独特のスキャットで「ジャズボーカルの女王」として活躍したが、1986年心臓バイパス手術を受けてからは引退していた。
エリック・ドルフィー
(1928〜1964)
バスクラリネット、アルトサックス、フルートの3つの楽器で刺激的なサウンドを奏でたジャズ奏者。チャールス・ミンガス、ジョン・コルトレーンなどのグループに参加。
オーソン・ウェルズ
(1915〜1985)
「市民ケーン」、「第三の男」などで知られるアメリカの映画監督・俳優。葉巻とウィスキーがトレードマーク? 心臓発作を併発して、1985年死去。
→ノボケアFriends
オーティス・ラッシュ
シカゴブルースの巨匠。’98年のアルバムでグラミー賞受賞も、糖尿病の悪化で一時ステージを遠ざかったが、現在も活躍中。札幌で聴いた「All Your Love」最高でした。
大平正芳
(1910〜1980)
元首相。アルコールはだめだったが、その分よく食べたという。料亭政治が関係あるのか? 心筋梗塞による心不全で、1980年死去。
織田信長
(1534〜1582)
戦国の武将。
信長は、昔の名前で「飲水病」すなわち糖尿病に罹ってたという記録がある。しかも、安土城に移ってからは、糖尿病神経障害によると思われる下肢のしびれや痛みに悩まされていたとのこと。このためイライラが高じて、いろんな残虐行為を繰り返したと推定される。もし糖尿病でなければ、「本能寺の変に」につながる光秀に対する虐めもなく、歴史が変わったのかもかも知れない。
→信長は神経障害
柏戸
(1938〜1996)
大鵬とともに柏鵬時代を築いた47代目横綱。インスリンを80単位注射しながら横綱になったという。引退後は鏡山親方。1996年肝不全で死去。
北原白秋
(1885〜1942)
詩人、歌人。詩集「邪宗門」。糖尿病と腎臓病(糖尿病性腎症?)および網膜症による眼底出血をきたし、原稿が読めなくなったという。
五味川純平
(1916〜1995)
大河小説「人間の条件」、「戦争と人間」などで知られる作家。’78年に喉頭癌で声帯を失い、’95年脳梗塞で死去。文壇との付き合いを避け、最後まで反戦文学を貫きました。
古今亭志ん朝
(1938〜2001)
落語家。5代目古今亭志ん生の2男で、立川談志、三遊亭円楽、月の家円鏡(現橘家円蔵)と並び「四天王」と称された。無類の酒好きで、糖尿病の治療中も酒瓶を手放すことがなかったという。肝臓癌で死去。
シャルル・ドゴール
(1890〜1970)
1959年から10年間フランスの大統領を務めた。2002年フランス国内の調査で、最も尊敬される政治家に選ばれたという報道もありました。フォーサイス原作の映画「ジャッカルの日」で暗殺の標的になった大統領。
→ノボケアFriends
米国のプロゴルファー。9歳の時に1型糖尿病の診断。’84年に全米アマ。’88年ビュイックオープンでプロ初勝利後、右肘を痛めたあと糖尿病も悪化したが、昨年12年ぶりにレノタホオープンで優勝。一昨年から使用のインスリンポンプで体調が安定したとのこと。
セザンヌ
(1839〜1906)
フランスの画家。「水浴する女たち」ほか。63歳頃より糖尿病が悪化し、1906年屋外で写生中に夕立にあい意識障害となり、1週後肺炎を併発し死に至った。意識障害の原因は、糖尿病性昏睡のためかともいわれている。
→ノボケアFriends
セルバンテス
(1547〜1616)
スペインの作家、「ドンキホーテ」。死因が糖尿病だったというが、詳細は不明。
太宰 久雄
(1923〜1998)
映画「男はつらいよ」の”タコ社長”役でお馴染みの俳優。胃癌で死去。
円谷 英二
(1901〜1970)
「ゴジラ」などの特撮で有名な映画監督。昭和38年円谷プロダクションを作った頃から、糖尿病とこれに起因すると思われる狭心症発作のため、常時ニトログリセリンを携行していたとのこと。
壺井 栄 
(1899〜1967)
小豆島生まれの作家。代表作「二十四の瞳」。喘息発作を繰り返していたため、治療に用いられたホルモン剤による二次性の糖尿病が考えられる。
夏目漱石
(1867〜1916)
「坊ちゃん」、「吾輩は猫である」など。胃潰瘍による吐血を繰り返していたが、晩年は糖尿病、ノイローゼなどにも苦しんだ。
ニコール・ジョンソン
1999年度ミス・アメリカ。19歳の時に1型糖尿病と診断。
→ニコール・ジョンソンさんのホームページ
長谷川一夫
(1908〜1984)
昭和2年林長二郎の芸名で松竹映画でデビュー。昭和21年に東宝に移籍したときから本名の長谷川一夫と改め、以後日本映画の二枚目スターの代表として活躍。
バッハ
(1685〜1750)
(Johan Sebastian Bach)ドイツの作曲家、音楽の父。200年の間に53人もの音楽家を輩出したバッハ一族の中で大バッハと呼ばれ、音楽史上最大の作曲家。
大変な美食家だったようで、教会のオルガン奏者として招かれた際の晩餐会でのメニューが残されています・・・牛肉の煮込み・鱒のアンチョビバターソース添え・スモークハム・ソーセージとほうれん草添え・羊のロースト・子牛のロースト・グリンピース・ジャガイモ・レタスと赤かぶ・アスパラガスの温サラダ・揚げ菓子・レモンの皮の砂糖漬け・・・等を一人で平らげたとのこと。晩年は、糖尿病に悩まされて、これが原因と考えられる白内障の併発で、ほとんど失明状態になったようです。
→アンサンブル・ヴォーチェ(バッハ研究〜バッハの生活)
バルザック
(1799〜1850)
フランスの文豪。「人間喜劇」と題する作品集91編を書いており、なかでも「ゴリオ爺さん」、「谷間の百合」などが有名。パイや果物の砂糖煮など、甘いものが大好物だったとのこと。些細な外傷から足病変をきたしたという。
ビル・ガリクソン
元プロ野球選手、元読売ジャイアンツのピッチャー。インスリンをうちながらプロのマウンドで活躍。
→ナイスコントロール
藤木 悠
俳優。1954年映画デビュー、Gメン75他TV、舞台などで活躍。1988年発症し入院。著書「夫婦愛−糖尿病が教えてくれたこと−」あり、糖尿病克服の一助にも貢献されています。
藤原道長
(966〜1027)
→光源氏は糖尿病?(当クリニックホームページ:ちょっとだけ病気の話)
プッチーニ
(1858〜1924)
オペラ「蝶々夫人」などで有名なイタリアの作曲家。交通事故による右鎖骨骨折で入院していた際、糖尿病の診断。喉頭癌で死去。
→ノボケアFriends
ヘミングウェイ
(1899〜1961)
米国のノーベル賞作家。代表作に「武器よさらば」、「誰がために鐘は鳴る」がある。医者の父親も糖尿病だった。
マイルス・ディビス
(1926〜1991)
米国のトランペット奏者でモダンジャズ界の帝王。「カインド・オブ・ブルー」でのモード奏法の開拓などで有名。
山田風太郎
東京医大卒。「忍法帖」シリーズで一世を風靡。現在は、糖尿病に加えパーキンソン病、眼底出血による視力低下とも闘っているようです。(追記:H13年7月28日肺炎で死去、ご冥福をお祈りします)

(50音順:敬称略)
*注:現在も活躍されている方は、本人自身が糖尿病であると公表されているか、マスコミ等で紹介されている場合に限っております。
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