低血糖とは


●低血糖とは、血液中のブドウ糖が少なくなりすぎた状態を言います。一般的に治療中の場合、血糖値が60〜70mg/dl以下の時に起こります。通常糖分を摂取すると回復しますが、程度によりブドウ糖の静脈内投与やそのほかの処置を要する場合もあります。


★原因としては、インスリンの過剰投与、内服薬の使用量過多、食事摂取量の不足、薬の服用(あるいはインスリンの投与)時間が早すぎた場合、下痢や嘔吐の持続、激しい運動、アルコール過飲などにみられます。

★症状としては、下図の如く血糖値の下降程度により、副交感神経症状(急激な空腹感)→中枢神経症状(頭痛、めまい、吐き気)→交感神経症状(発汗、動悸、ふるえ)と進み、血糖が下がりすぎると異常行動や錯乱、痙攣を起こしたり、意識消失(低血糖性昏睡)を来し、危険な状況を招くこともあります。ただ、神経障害を合併している場合やインスリン製剤の種類など個人個人により、出現症状や時期は異なってきます。 




*低血糖になっても、軽いうちは糖分を摂取すると回復します。普段から3〜4個入りの砂糖や角砂糖を持ち歩き、低血糖と思ったらすぐその場で摂ることが必要です。ただし、α−グルコシダーゼ阻害剤(グルコバイやベイスン)を服用している方は、ショ糖(砂糖)では吸収が遅れるため、ブドウ糖の服用が必要となります。普段からブドウ糖を10〜15g持ち歩くようにしてください(病院や薬局に常備されています)。
ブドウ糖を持ち合わせていない場合は、ブドウ糖を含む市販のジュース類(下表)でもかまいません。
商品名
ブドウ糖含有量(g)
コカ・コーラ
ファンタオレンジ
ファンタグレープ
リアルゴールド
ハイシーオレンジ
ハイシーアップル
CCレモン
デカビタC
12.95
18.90
20.00
7.70
15.35
14.00
8
7

*十分注意していても、時には急に意識を失うような強い低血糖が起こらないとも限りません。低血糖の対処や連絡先等を書いたカード(下図)や糖尿病手帳を常に携行しておくことにしましょう。

*低血糖を起こした場合は、必ず早めに医師に相談してください。


  


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