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施設紹介

堆肥化設備処理フロー

拡大図

受入前処理設備
生ごみを受入れ、生ごみ破砕機で破砕した後、破砕生ごみ貯留ホッパに貯留します。     破砕した生ごみに脱水汚泥、返送堆肥、水分調整材の粉砕バークを加え、混合機で混合したのち、一次発酵設備で堆肥化を行ないます。発生する生ごみ汚水は、水処理設備で処理されます。
受入前処理設備
バークを粉砕して水分調整材の粉砕バークを製造する設備です。
一次醗酵設備
粉砕バークと混合した生ごみは一次発酵槽に投入されます。ここで、主に生ごみ中の易分解成分を発酵、分解します。
給気排気のバランスを調整することで槽内の温度は堆肥化に適切な温度に保たれます。ここで発生する発酵熱により、水分が蒸発し、臭気とともに排出されます。発生する臭気ガスは冷却設備で冷却後に脱臭します。
二次醗酵設備
一次発酵が終了した堆肥は、二次発酵槽に投入されます。ここで攪拌機で適度に切り返しを行うことでさらに発酵、有機物分解をすすめ、堆肥を安定化します。
選別・返送設備
二次発酵堆肥に含まれる堆肥化不適物、粗粒物、金属類を選別機、磁選機で分離します。不適物等を除去された堆肥は一部が返送堆肥として返送され、残りは堆肥熟成庫で熟成過程を経て製品堆肥として出荷されます。
脱臭設備
堆肥化設備内の機器より発生する臭気や建屋内臭気を捕集し、脱臭します。
脱臭設備は生物脱臭塔、薬液洗浄塔、活性炭吸着塔を基本構成とし、一次発酵槽からの臭気については土壌脱臭床で脱臭しています。
その他、臭気対策として消臭剤噴霧装置を設け、適所で消臭剤を噴霧しています。

水処理設備フロー

拡大図

受入前処理設備
し尿及び浄化槽汚泥を受入槽へ受け入れます。混ざっている砂等は沈砂槽で分離します。 受け入れたし尿等は、破砕機で夾雑物を細かく破砕し、スクリーンで除去した後貯留槽で貯留し、主処理設備以降で処理します。スクリーンで除去されたし尿はスクリュープレスで脱水した後、また沈砂は沈砂除去装置で吸引除去、洗浄した後場外搬出します。
主処理設備
し尿及び浄化槽汚泥を貯留槽より希釈水とともに、脱窒素槽へ投入します。脱窒素槽と硝化槽でし尿等に含まれる窒素と有機物を除去します。
 両槽では、硝化槽から脱窒素槽へ液を戻し、相互に循環させています。投入されたし尿等は脱窒素槽内で自身に含まれる有機物を利用して循環液中の窒素を除去(脱臭)します。硝化槽では主に有機物の分解除去とアンモニア性窒素の酸化が行われます。
 硝化槽の後、二次脱窒素槽及び再曝機槽でもう一度脱窒素及び有機物の分解除去を行います。越流水は沈殿槽で汚泥を分解し、返送汚泥として脱窒素層へ戻し、一部を余剰汚泥として引き抜きます。
高度処理設備
主処理設備で十分除去できない成分を除去します。まず、凝集剤等を用いて除去する成分を凝集させ、沈殿させて除去します。その後、凝集沈殿槽で汚泥を分離させた上澄みをオゾン酸化し色度成分を除去し、最後に砂ろ過で残る浮遊物を除去します。
脱水設備
余剰汚泥と凝集汚泥を汚泥濃縮槽で濃縮した後、汚泥脱水機で脱水し、ろ液は雑排水槽を経て主処理設備で処理します。発生した脱水汚泥は堆肥化設備で堆肥化します。
脱臭設備
受入槽、貯留槽や各機器からの臭気やポンプ室等の部屋の臭気を捕集し、脱臭します。脱臭設備は生物脱臭塔、薬液洗浄塔、活性炭吸着塔で構成されています。
 薬品給排水設備運転に必要な水や薬品等を供給します。