そば処小玉家 石塚徳夫社長

わたしは、昭和41年、先代小玉一雄さんの経営する小玉食堂に入り、出前持ちをしながら富良野高校定時制に通学させていただきました。卒業後、6年間の修行を経て、昭和51年4月の結婚と同時に独立しました。昭和53年にはすずらん通りで営業、昭和55年11月に現在地に移り二度の改築をして今日にいたっています。
「小玉家」のそばは、厳選されたそば粉を二種類合わせて作る本格的なオリジナルです。最近はとかく白い粉を使ったそばが増えているようですが、私はあくまでも標準粉を使って、そば独特の風味と甘味がある麺がいいと思っています。メニューも、ホタテ天ぷらそばやお子様ランチそばなどお客様の好みを研究した独自のものを心がけています。中でも大エビ天ぷらそばは、超特大のエビを使った自慢のメニューで、観光客の方なんかはびっくりして記念に写真を撮っていかれることもあるくらいです。
小玉家のそばは、どれをとってもボリューム満点なんです。勉強のために、主なそば屋さんはだいたい食べ歩いています。札幌にいい店が出たなんて聞くと、とにかく食べに行かないと気がすまないんです。
1989年には待望の支店も開店させました。若い従業員と力を合わせて、元気いっぱいに、そしてきめ細やかなサービスを心がけて、ひとりでも多くの方においしいそばを食べていただきたいと思っています。全国的にも名の通ったこの富良野に、そば処「小玉家」あり!と言われるようになりたいと頑張っています。なにしろ富良野には全国からいろんな方が来てくださっていますから、そういう意味でも、ちょっとでも気を抜けません。ぜひ一度、うちのそばを食べに来てください。