フラニストの会
昭和59年に設立され、初代会長は宮川さんで、現在は日里さんが会長になっている。会員はおよそ千人で、会員むけにフラニストペーパーを発行していた。
残念ながら過去形になっている。ここ3年発行していないのです。理由は色々あります。
お金がないとか、住所変更で沢山戻ってきてしまうとか、書くネタが切れたとか。しかし、一番大きな理由は、会長始め編集長のぼくが「怠け者」だからです。フラニストの会の会員の人がこれを読んでいたら、日里会長共々謝らせて頂きます。
ごめんなさい。もう少しお待ちください。体制を立て直して頑張りますから。
でも、この会で知り合った人で、もう何年もお付き合いさせて頂いている人がいっぱいいます。仙台支部会、関西支部会を盛大に開催したこともあります。宮城の久慈麻美ちゃん、大阪の川井田悦子さん、広田朱美さん、奥村一美さん、佐藤宏美さん、京都の倉本典子さん、東京の寺田祐子さん、竹内くん、小森くん、小島くん、みんなお元気ですか、神戸の戸田貴子さん少し古い話ですがイギリスはどうでしたか、木下里美改め岸田里美ちゃん結婚おめでとう。
実は日里さんもぼくも大好きな会なのです。フラニストの会は富良野を愛する人なら、どなたでも大歓迎です。
宮川初代会長がフラニストペーパー発行時に書いた文があるので、掲載します。
7月になった。おまつり好きの富良野の人がそわそわ、うきうき、ドキドキ、なぜかたまらなく燃えちゃう季節がやってくる。
いかだ下り、へそまつり、ラベンダーまつり、湖水まつり……。富良野の人はみんなまつりの楽しみ方を知っているのです。だれのためでもなく、自らの楽しみのために秘策を練る。本人がとにかく楽しいんだから 必然的にまわりもまた楽しくなってしまう。
こんな富良野を好きな人々が、今年の夏も大勢訪れてくれる。夏に限らず春夏秋冬を訪れる人もいる。忙しくて訪れることのできない人も、手紙で「元気かい?」とか「元気だよ」とかいってくる。
しかも、うれしいことに富良野を愛し訪れてくれる人は、徐々に富良野での滞在の仕方がとても上手になってきている。富良野の良さを知り、その上で人と自然を友としてすばらしい時をすごす。キャンピング、バックパッキング、サイクリング、いかだ下り。バードウォッチング、フィッシング等々……。
7月、北時計はそんな人々の再会の場となる。そして、みんな一緒にまつりの仲間入りをしてくれる。遊び、食べ、飲み、語り、そしてまた今年も多くの友が生まれる。
そんな友人の一人が提案。富良野を好きな人、富良野にいい意味のこだわりを持ってくれる人、そんな会を作ろう──と。そして全国各地から仲間が集まり『フラニストの会』が誕生した。いつまでも大切にはぐくんでいきたい仲間の会である。