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まぁ、なんて言おうか、とにかく、凄い! 最初のギターの音が鳴ったとたん、鳥肌が立った。なんとなく、聞く前から分かってはいたが・・・、である。 ギターの天才3人、パコ・デ・ルシア、アル・ディメオラ、ジョン・マクラフリンが集まって演奏した1980年のライブ盤「フライデイ・ナイト・イン・サンフランシスコ〜スーパー・ギター・トリオ・ライヴ!」。そして、同じメンバーが1996に再開して吹き込んだ「THE GUITAR TRIO」。 パコ・デ・ルシアは昔から大好きで、札幌のコンサートにも行ったこともある。アル・ディメオラは,「エレガント・ジプシー」が好きで、今でも時々聞く。 ジョン・マクラフリンは、2008年02月04日のワイワイ日記のマハヴィシュヌ・オーケストラ「内に秘めた炎」でも書いたが最近ちょっとハマっているギタリストだ。 スーパー・ギター・トリオ(ザ・ギター・トリオ? グループ名は3人の名前?)のことを私のジャズ仲間(仲間と言うより、“先生スジ”だが)の柳谷龍(やなぎやりゅう)さんに話したら、「小田島さんは、フラメンコとかジプシーギターが好きなんでしょう」と言われ、あぁ、そういうことかと、即座に納得してしまった。 そうなのだ。どういう訳かその手の音楽が好きなのだ。ちょっと分析すると、まずスイングしている、そして悲しい。情熱的で激しいのに、悲しい。まぁ、簡単に分析するとこんな感じか。 アートは、音楽に限らず、良い作品はすべて奥に悲しみがある。奥というよりベースかな。それは、人間そのものが、悲しいからだ。(なんちゃって!) |
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