■ ジョン・ルイス「アフタヌーン・イン・パリ」 by富良野のオダジー 2012年02月26日(日)

  38,925 byte先月上京したときに、我がジャズの師匠スジである柳谷龍さんと、神保町であった。
龍さんの作品展「僕たちの時代II」を見に行ったのだ。
神保町は終わったが、2月8日(水)〜3月6日(火)の期間でウッドハウス・カフェでも引き続き作品展を開催している。
龍さんとの神保町での話。
会場の近くにあるジャズのかかっているお店に行ったのだが、うれしいことに、ワイワイ日記で度々紹介している高校の先生も合流してくれた。
この先生とはジャズが縁で知り合った。たまたま先生が用事で旭川に来たときに、ネットで調べて、フォーラムフラノを訪ねてくれた。
キーワードに「富良野 ジャズ」とかなんとか入れているうちに、オダジーにヒットしたのだろう。と思う。
その後、メールで何度かやり取りしているが、お会いするのは、それ以来で二度目ということになる。
話はもちろん、ジャズになり、先生が龍さんにジョン・ルイスのいいCDがないか、質問した。
龍さんは何枚か推薦盤をあげたが、その中で私が持ってなく、聞いてみたいと思ったのが、「アフタヌーン・イン・パリ」
富良野に戻ってから、早速注文した。
これが、素晴らしい!龍さん、ありがとう!
ピアノのジョン・ルイスがいいのは納得だが、サックスのバルネ・ウィランがいい。
バルネ・ウィランと言えば、「バルネ」で、このCDは持っている。
つられて、こちらのCDを聞いてみたら、一曲目が私の大好きな曲「ベサメ・ムーチョ」だった。
何回か聞いているはずなのに、覚えていなかった。
CDはタイミングがあって、いいCDでも、タイミングが会わないと、「まあ、けっこう、いいね」なんて言いながら、頭の中をスルーすることがある。
バルネ・ウィランは、ヴィーナス・レコードからも何枚か出ているようなので、チェックしてみようと思う。
それにしても、「アフタヌーン・イン・パリ」は、久々の大当たりだった。
 

■ ソニー・クリス「アップ・アップ・アンド・アウェイ」 by富良野のオダジー 2012年02月22日(水)

  54,424 byteアルトサックスのソニー・クリスが聞きたくなって、レコードを探した。ソニー・クリスの中ではあまり聞かない「アップ・アップ・アンド・アウェイ」を取り出した。
アップ・アップ・アンド・ウェイは、もしかしたらソニー・クリスのアルバムでは、一番有名かもしれない。でも、私はあまり聞かない。
その訳は、タイトル曲のアップ・アップ・アンド・ウェイにある。この曲は、アメリカのコーラス・グループ「フィフス・ディメンション」の1967年のヒット曲だ。この曲に限らずヒット曲はその時代に何回も何回も聞いてしまうので、飽きるというか、色あせるというか、「あ〜、あの曲ね」になってしまう。
例えば中島みゆきの好きな曲をあげるとなると、いわゆるヒット曲は入らない可能性が高い。(もちろん、ヒットした曲も好きだが・・・)
アップ・アップ・アンド・ウェイを久しぶりに聞きながら、なにげなくライナー・ノーツをLPレコードのジャケットの中から抜き出した。驚いた。村上春樹が書いているのだ。全然知らなかった。雰囲気として、村上春樹が書いたのは1980年代の前半だと思う。
このレコードが録音されたのは1967年。ということは、フィフス・ディメンションがヒットさせたその年にすぐ録音されたことになる。その時は、私はまだジャズのジの字もない。グループサウンズにうつつをぬかす中学生だ。それでも、アップ・アップ・アンド・ウェイはリアルタイムで聞いていたと思う。それほど日本でもヒットしたのだ。
ライナー・ノーツを読み進むうちに、ちょっとうれしくなった。特に次の文は「なるほど、意識していなかったけど、そういうことよねぇ〜」と納得した。
『決して一流の才能をもってその演奏生活を始めたわけではないのだけれど、遂には一流の域に達した人であった。'75年録音のミューズ盤「クリスクラフト」とこの「アップ・アップ・アンド・ウェイ」の両レコードに収められた「ジス・イズ・フォー・ベニー」を聴き比べてみてほしい。僕の気持はわかって頂けるはずだ。』
ソニー・クリスのアルバムの中で一番好きなのはワイワイ日記でも紹介した「クリスクラフト」だ
村上春樹が書いていることを私に当てはめると、ソニー・クリスと最初に出会ったレコードがクリスクラフトだったのが、幸いしたということだ。クリスクラフトは好き嫌いを超越した“一流の域に達した”演奏のアルバムだったのだ。
もし最初の出会いがアップ・アップ・アンド・ウェイだったら、こんなにソニー・クリスに入れ込まなかったかもしれない。最初の印象がもの凄くよかったから、その後に聞いたアルバムも好意的に聞けたのかもしれない。
最初に新鮮で活きの良いウニを食べたからウニを好きになったので、もし最初に活きの落ちたちょっと臭いのあるウニを食べていたら、嫌いになっていたかもしれない。本当のおいしいウニの味を知っているから、多少臭いウニでも、ウニとして許せる、そんな感じか。ん?
それにしても、村上春樹がライナー・ノーツを書いてくれて、感謝だ。
あっ、忘れるところだった。
クリスクラフトが特にイイ!と言いたいだけで、アップ・アップ・アンド・ウェイのソニー・クリスだって悪くないよ。ホント!
 

■ ついでにいつもの空知川2 by富良野のオダジー 2012年02月21日(火)

  41,673 byteここで写真を撮った帰りに、マクドナルドで朝食をとることを私は宣言した。
自宅に戻っても良かったが、みんなでマクドナルドに寄ることで、「観光客気分」を味わおうという魂胆だ。(私だけ?)
いつもと違う、非日常の感じが心地よい。(私だけ?)
まあ、二日間とも天気が良かったこともあり、娘夫婦は大満足だったようだ。
来年も二月にまた来たいと言っていた。
その時は、スノーボードにも挑戦したいと、期待を膨らませていた。
こちらとしては、よろこんでくれれば、うれしい。
また、来てね。
 

■ ついでにいつもの空知川1 by富良野のオダジー 2012年02月21日(火)

  57,511 byte自分の持ち物のように、「どうだ、ここはきれいだろう」と、娘夫婦に自慢げに言った。
2月のこの時期、それもマイナス20度の世界に、人を案内出来るのは、富良野市民冥利に尽きる。
これ以上のもてなしはありえない。
あ〜、良かった。冷えてくれて・・・。
 

■ 鳥沼公園近くの小川 by富良野のオダジー 2012年02月21日(火)

  22,380 byte鳥沼公園近くの小川。  

■ 鳥沼公園2 by富良野のオダジー 2012年02月21日(火)

  51,997 byte陽も少し射して、いい感じ!  

■ 鳥沼公園1 by富良野のオダジー 2012年02月21日(火)

  49,310 byte昨日からの「写真ツアー」の続き。
天気予報で、日曜日(2/19)の朝は冷え込むと出ていたので、“お望み通り”極寒ツアーを提案した。
早朝に、鳥沼公園に向かった。
案の定、マイナス20度の鳥沼は湯気?モヤ?で、神秘的な雰囲気を漂わせていた。
長いレンズのカメラを持った先客のオジさんもいた。このオジさんは鳥を撮ろうとしていたのだと思う。鳥沼にはカモがたくさいいる。(鳥沼公園の森には、エゾフクロウがいるらしい)
写真を撮っていると、車から声をかけられた。フォーラムフラノにいつも肉を届けてくれる肉屋さんの息子さんだ。
「今朝は冷え込んだので、ここに来てみました」と息子さん。
「マイナス20度だもんね。きれいだよ」と私。
息子さんがカメラの趣味があるとは知らなかった。なんか、うれしい。
娘夫婦は、寒がりながらも、盛り上がっていた。
 

■ 富良野・美瑛めぐり5 by富良野のオダジー 2012年02月20日(月)

  24,660 byteここもいつもの、美瑛。
いつ撮っても、たのしい。
撮影のために、建っているような家だ。
 

■ 富良野・美瑛めぐり4 by富良野のオダジー 2012年02月20日(月)

  25,804 byteこんな写真も撮りたい気分だった。  

■ 富良野・美瑛めぐり3 by富良野のオダジー 2012年02月20日(月)

  22,645 byte上富良野が続く。
ここもお馴染みだね。
雪が深すぎて、いつも撮影する場所に行けなかった。
いつもは道路から、もう少し上の方に登るのだが、雪が壁のように立ちはだかっていた。
仕方なく、木をアップで撮ることになった。
 

■ 富良野・美瑛めぐり2 by富良野のオダジー 2012年02月20日(月)

  19,814 byteこれも上富良野。
青空と雲と雪原。
そして、おそらくキツネの足跡。
このシンプルな美しさがたまらない。ねっ。
 

■ 富良野・美瑛めぐり1 by富良野のオダジー 2012年02月20日(月)

  22,157 byte金曜日の夜から今日の午後まで、娘夫婦が富良野にいた。
夫婦揃って、冬の富良野に来るのは初めてだ。
特に、ムコさんは東京育ちなので、“極寒”の体験はない。旭川空港に着くなり、雪の多さと寒さにテンションが上がっていた。いきなり、雪に手を突っ込んでいた。
それじゃ、ということで、メインの二日間を雪景色めぐりとした。
一日目の土曜日は、富良野→上富良野→美瑛と、黄金の雪景色コースをまわった。
写真は、我が愛する写真ポイントの上富良野。
その他、続けて5点紹介する。
 

■ フォーラムフラノの排雪 by富良野のオダジー 2012年02月16日(木)

  57,669 byte工場の屋根の雪を少し下ろし、フォーラムフラノへ。
フォーラムフラノのテラスの雪を下ろした頃に、排雪の車が来てくれた。
例年にないほど、駐車場に雪が積み上げられていたので、来てくれて良かった。
これで、すっきりした。
 

■ ずっと雪だった by富良野のオダジー 2012年02月16日(木)

  38,804 byte今日の午前中は晴れていたが、ここのところずっと雪が降っていた。
「また降ったねぇ。もう、雪はいらないねぇ」「本当ですね、もう雪はいいですねぇ」
近所の人と出会うたびに交わす挨拶だ。
玄関や車庫まわりの雪かきも大変だが、建物の屋根の雪も気にかかる。雪の重さで、屋根が潰れたニュースがたまにテレビに流れる。
我が工場の屋根にもかなりの雪が積もった。
昨日は定休日だったので、“一念発起”して、朝8時前に屋根に登った。
思った以上に雪は積もっていて、一番深いところは1メールはありそうだった。
ママさんダンプ(大型の角型シャベルにパイプの持ち手が付いたような形)で、滑らしながら落とすのだが、ほんの10分も経たないうちに、心臓はバクバクして、呼吸がゼーゼー。このまま続ければ、絶対に死ぬと思うほど、バクバク、ゼーゼー。
10分やって、5分休み、5分やって、10分休む感じで、ノロノロとやっていた。
「手伝うよ」と、近所の人が声をかけてくれた。
この人は父が亡くなる前も、父を助けて屋根の雪を下ろしてくれた人だ。
「えっ、いいんですか。助かります」と、明るく答える私。
写真は、手前が私で、奥が手伝っていただいた方。
妻は、屋根から下ろした雪を片付けていたのだが、「わっ、早い。しかも、きれいに下ろしている」と、感心しきり。私の仕事ぶりとは比較にならない。年齢は私の方が若いのに・・・。
本当に助かった!
昨日は2時間ぐらい(これ以上やると、絶対倒れる!)だったので、全体の半分も終わっていない。
それで、今朝も少しだけでもやろうと、外に出たら、屋根に人が。昨日に引き続き、雪を下ろしてくれていた。
「ゆっくり、少しずつ、2、3日かけて、下ろしてやるから」と、言われた。
感謝、感謝である。
 

■ 大雪が二日続けて by富良野のオダジー 2012年02月10日(金)

  34,484 byte昨日も、今日も「雪かき」。
あ〜、疲れた!
ずっと雪が降っていなかったので、出来ればこのままの日が続きますようにと、思っていたが、ついにというか、やっぱりというか、降ってしまった。それも、大雪。
二日続けてこれだけ降るのは今シーズン、初めてではないだろうか。
まわりの地域はかなりの雪が降っているのは、テレビなどで知っていたが、富良野にも来てしまった。
さっきまで、札幌の取引している会社の若い営業マンが、フォーラムフラノにいた。
仕事とは関係ない話で、私が勝手に盛り上がって、話し続けた。申し訳ないことをしたかもしれない。他にも営業に行かなければならないはずだ。
たまたま、私の双子の子供たちと、一つ違いの双子の弟さんがいることが分かって、私にスイッチが入ってしまった。
幸い、話してるうちに雪が止んだ。
次のお客さんのところに、気をつけて行ってねと、別れた。
でも、“若い人”と会うと、ついつい色々な話をしたくなるのは、単に、歳を取っただけではないよねぇ。
 

■ 今日は寒さがやわらいだ by富良野のオダジー 2012年02月07日(火)

  34,581 byte今日は朝から暖かく、道路の雪も少し融けていた。
ここのところずっと寒かったので、良かった!
昨日に比べて、朝の気温が高かったことが原因だと思うが、なんとなくモヤっていた。
こういうときは、フォーラムフラノの近くの公園に寄ることにしている。
太陽の光がモヤに遮られて、いい雰囲気だった。
昨日から、オダジーのワイワイ“富良野”写真館の2010年度と2011年度を更新しようと、写真を整理していた。
少し前に、写真を選び終わて、我がデザイナーの高橋さんにメールした。
高橋さんは、ちょっと忙しいので、アップするのはまだ先になりそうだ。
アップしたら、お知らせします。
 

■ 本要寺「節分大祈祷会」 by富良野のオダジー 2012年02月05日(日)

  84,410 byte今日の午前11時から、富良野の本要寺において、「節分大祈祷会」が開催された。
私は、昨年に続き2年連続で参加させていただいた。
昨年を振り返ると、けっこう良いことが多かったような気がする。(左手首の骨折はあったが・・・)
それは、この祈祷が効いたのかもしれない。(かもしれない、では齊藤住職に怒られるか?)
写真は、祈祷をしている齊藤日軌貫首。齊藤住職の正式名称だ。さいとうにちきかんじゅ、と読む。
今年も参加できたので、きっと良いことが多い年になると思う。そうあって、ほしい。
南無妙法蓮華経。
オフィスフラノが制作した栃木県佐野市の妙顕寺のホームページも見てください。
貫首随筆は、ちょこちょこ更新しています。
 

■ フォーラムフラノの看板 by富良野のオダジー 2012年02月04日(土)

  44,273 byte昨年のクリスマス・イブに、強風のために壊れた看板を今朝、友人の看板屋さんが、直して取り付けてくれた。
看板が無く、鉄の枠だけが剥き出しの状態だったので、これで良くなった。
お客さんはそんなに気にならないと思うが、フォーラムフラノによく似合う看板なので、無いとやっぱり寂しかった。
この看板の絵は、ニューヨークに今も在住している私の友人である、メディカル・イラストレーターのTOMOさんが描いてくれたものだ。
フォーラムフラノのテラス部分を増築したときに、壁の色を今のようにイエロー系にしたらいい、とアドバイスをしてくれたのもTOMOさんだ。
もう、10年ぐらい経つかもしれない。
 

■ ヒヨドリ? by富良野のオダジー 2012年02月03日(金)

  57,355 byte今朝、玄関を出たら、鳥の声が聞こえた。
「ヒュールリー、ヒュールリー・・・・」
工場の横のサクランボの木にとまって鳴いていた。
カメラを取って、近づいても逃げる気配がない。
20枚ぐらい撮った。
ホント、デジカメはいいね。フィルム代がかからないから、何枚撮ってもタダだ。
ただ、その分、撮影が“雑(ざつ)”になるけれど、シロウトは「数打ちゃ当たる」だ。
撮り終わっても、まだ木の上で、「ヒュールリー、ヒュールリー・・・・」と鳴いていた。
車で待っていた妻に、「ヒュールリー、ヒュールリーと鳴いていたけれど、なんていう名の鳥だろう?」と聞いたら、「ヒュールリーなら、越冬つばめじゃない。森昌子の・・・」と、いい加減なことを言う。
でも、もしかしたらとも、思った。
事務所に着いてから、インターネットで調べると、ヒヨドリらしい。
ヒヨドリは、ヒーヨヒーヨと鳴くからヒヨドリという名前がついたとも言われているそうだ。ヒーヨがヒュールリーと、聞こえるとは・・・。(でも、ヒュールリーって聞こえたんだ。ホント!)

ヒヨドリ(鵯、Hypsipetes amaurotis)
・スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属
・全長(翼開長)は27〜28.5cm
・花の蜜や果実が大好物(熱帯が主生息地であった祖先ヒヨドリの名残り)
 

■ 今日もいい天気! by富良野のオダジー 2012年02月02日(木)

  24,151 byte今朝、妻の実家に用事があり、事務所に行く途中に寄った。
ホントに行く途中のすぐ近くで、なんのストレスもなく行くことが出来る。
写真は、実家を出てすぐの道路から撮った。
朝方はマイナス15度だったそうだが、けっこう寒かった。
今シーズンの富良野は、例年に比べて確かに寒い。
フォーラムフラノでは、観葉植物を置いているので、一日中マイナスには出来ない。それで、ストーブを最低限の温度に設定し、それ以上温度が下がればサーモスタット機能が働き、夜中でも朝方でも火が点く。
寒さが厳しければ、一日中ストーブが点きっぱなしになる。
先日、朝来るとストーブが止まっていた。もしやと思って、室外にある灯油タンクを見に行ったら、空(から)だった。
灯油屋さんに聞いたら、いつものペースで給油していたのに、こんなに早くなくなるなんて、と言われた。
寒さが続くと、灯油の消費量がモロに影響を受ける。
2月は強い寒波来るとの、天気予報。
はずれてほしい。ねっ。
 


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