■ doo-bop by富良野のオダジー 2010年08月13日(金)

  45,738 byteジャケットだけは、何度も目にしていたが、“その時”までは、買う気も、聞く気もなかった。
マイルスに関しては、ここ2、3年、順を追って、CDを買っている。数えたら、30枚近くあった。
いつかも書いたが、時間が出来たら、1950年代のマイルスから亡くなる1991年までの主要なアルバムを通して聞き、マイルスの“全貌”を私なりに探りたいと思っている。
CDは買うだけは買ったが、まだちゃんと聞いていない。それに、30枚といっても、まだ、1970年代の半ばまでのCDに過ぎない。
まだ、20年近く、埋めなくてはならない。
そんな中での「doo-bop」である。
録音は、マイルスが亡くなる年、1991年で、最期のスタジオアルバム。
順を追って聞いていけば、最後に聞くべきCDだった。
”その時”が来た!
妹が「懐かしいCD、聞いてみる」と言ってかけたのが、「doo-bop」だった。
「えっ、オレ知らないよ。初めて聞くよ」と私は返答したが、もしかしたら、昔、聞いたのかもしれない。全く、カケラも憶えていなかったが。
それより、驚いたのは、イイのだ。
亡くなる間際まで、マイルスは、マイルスしていたのだ。
出だしのカッコ良さだけで、「恐れ入りました」になった。
いよいよ、マイルスを探るのが、楽しみになった。
 


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