■ 蛾 by富良野のオダジー 2010年09月09日(木)

  40,754 byte今日はさわやかそのものの富良野だった。
今はもう、外に出ると、肌寒い感じだ。
やっと、富良野の“正しい”9月になったようだ。
この寒さのせいだろうか、昨日まで、今頃(午後7時前後)に、バタバタ大きな音をさせて、外灯のまわりを不気味に沢山飛んでいた蛾「クスサン」が、今は一匹(一羽?)もいない。
うれしい!
店に入ったもんなら、大騒ぎだ。すぐに、ハエタタキを持って、やっつけなければならない。
今月に入ってから、侵入されたことが何回かあった。夜になっても暑かったので、窓を閉め切るわけに行かなかった。
クスサンよ、このままいなくなってくれ。お願いします。
蛾の話をもう少し。
「マイマイガ」のことである。
マイマイガはここ2、3年、大量発生した。今年もいることはいたが、昨年、一昨年と比べれば、かなり少なかった。
10年周期で大量発生すると言われていたので、一応周期が終わったと、喜んでいたのも束の間、今度はクスサン。
フォーラムフラノに関しては、クスサンの方がマイマイガより、迷惑度は高かったような気がする。
写真は、昨日、旭川に用事があって、その帰りに撮ったもの。上富良野だ。
クスサン、マイマイガのことを下記に。
●クスサン(楠蚕、Caligula japonica)
・チョウ目・ヤママユガ科のガの一種。身近に生息する大型の蛾。成虫は開張100mm以上、褐色の大きな翅をもつ。
●マイマイガ (舞舞蛾、 Lymantria dispar)
・約10年周期で大発生を繰り返す性質があり、その際にすさまじい個体数と旺盛な食欲であらゆる草花、樹木の葉を食い尽くすので森林害虫として非常に有名である。なお、大発生する仕組はよくわかっていない。
・もともと分布していた地域には寄生バチや病原菌、ウイルスといった天敵がいるため、こうした大発生が起きても自然に治まるが、その仕組みもまた判然としていない。
 


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