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ふいに、「オダジーさん! オダジーさん!」と叫ぶ声。 慌てて、一階を見下ろす(二階で仕事をしていた)と、なんと!葉先生(画家であり詩人である葉祥明さん)がいるではないか。 あっ、そうだ、上富良野町の「大地の宿 じょう舎」で、今日の午後から講演会があるのは、聞いていた。 行きたいとは思っていたが、ちょっと仕事に追われて、バタバタしている。残念だが、今回は会えないなぁ、と思っていた。 まあ、驚いた。 急いで、階段を下りて、再会の握手だ。うれしい! なにより、先生がものすごく元気だ。 「先生、元気ですねえ、なんか、若くなったみたいだ」と思わず口をついた。 何年振りだろう。3年は経っているなぁ、おそらく。 DVDを一緒に作りたいと、東京で何回か打ち合わせさせてもらって以来ということになる。 そのDVDは、那須野ゆたかさんが撮影した映像(動画)に、先生が言葉をつけて、音楽はピアニストのウォン・ウィンツァンさんという、豪華なものだった。 言葉と音楽も付いた試作品も出来上がり、企画を提案するホームページまで作ったのだが、そのままになっている。 私は「先生、DVDの企画がそのままになってしまって、申し訳ありません」と謝ったら、「いや〜、あの映像のお陰で、あの時期、私はすごく癒されました」と、暖かい言葉が返ってきた。 それから、30分ぐらい、色々なお話が出来た。 一番のテーマは、「命(いのち)」になった。 僭越ながら、私もすべてのものは、いのちに繋がっていると思っている今日この頃なので、ものすごく共感出来た。 最後に、先生が、「僕の肩書きは、画家とか詩人ではなく、光・空気・水にしたいと思っている」と仰った。(楽しくて、深〜い、時間だった) 写真は、ヒナマツヨイグサ(雛待宵草)だと思う。 雑草にも、いのちがある、という流れで、撮ってみました。 ネットで調べると、アカバナ科・マツヨイグサ属で、北アメリカ原産の2年草又は多年草。高さ20cm程度。初夏に開花。花期は5〜7月。 と、出ていた。 「?」、花期は5〜7月。 違う品種なのか、今年の天候異常で、まだ咲いているのか・・・。 それにしても、葉先生が、私をオダジーと呼んだのは初めてだ。もしかしたら、ワイワイ日記を見てくれたのかもしれない。 |
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