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先日の出張に際してのこと。 私は現在、月刊のタブロイド版(4〜6ページ)の編集の仕事をしている。それで、締め切りが近づくと、パソコンからインターネットでデータのやりとりを頻繁にすることになる。 やり取りするのは、オフィスフラノのデザイナーと印刷会社の担当者。 富良野の事務所にいる時は、なんのことはないのだが、出張すると、けっこう“綱渡り”状態になる。 特に、東京一ヶ所ではなく、場所が移動する出張の時はインターネットがつながるか、どうかが大きな問題となる。 先日の出張の時は、身延山の旅館はダメだったが、熱海のホテルでつながった。夜の12時近くまで、訂正の指示の作業にかかってしまったが、無事、熱海のホテルからデータを送信することができた。 次の日の午後3時に、羽田空港のロビーで訂正のデータを受け取った。羽田空港は無料でインターネットを受信できる。 無料で受信できる場所は、フリースポット・FREESPOT・公衆無線LANスポット、Wi-Fiフリースポット、ホットスポット、アクセスポイントなど、色々な呼び名がある。 同行していたみんなは羽田空港から富良野に帰ったのだが、私は東京に用事があったので、少し残った。 羽田空港ロビーのイスに陣取り、パソコンを広げ、一時間ぐらい作業した。ホントに助かった。羽田空港はエライ! この話はまだ続く。 東京にいる間に、最終確認のためのデータを受け取ることになった。午前中に最終のOKを出せば、印刷の作業に入ることになっていた。納期的にはもうギリギリだった。 その日の朝は、息子が住んでいる荻窪の部屋にいた。私の計画では、9時にデータが届く、9時半までにデータの確認の連絡をして、印刷を進めてもらう。そして、荻窪を出て、10時半に新橋で待ち合わせた友人と会う。 ところが、データが届くのが9時半過ぎになると連絡が来た。待っていれば、新橋が間に合わなくなる。データさえ受け取れれば、後は確認するだけだ。 マクドナルドは受信できると聞いていたので、「新橋にもマックはあるだろう」と“見切り発車”した。 10時少し前に新橋に着いた。案の定、駅前にマックはあった。カウンターで確認すると、「二階が一番つながりやすい思います」との返事。 100円コーヒーを頼んで、いざ、二階へ。しかし、何回か挑戦したが、つながりそうで、つながらない。電波が弱い感じなのだ。 待ち合わせ時間まで、あと30分。とりあえず、マックを出た。 ちょうど10時の開店時間で、家電店のシャッターが開いた。そこのスタッフの人に、近くにインターネットを受信できるところがないか訪ねた。(ワラにもすがる思い!) 「ちょっと、待っていてください」と言い残し、開店の準備を始めた。(あれっ、状況が理解できなかった) 戻ってきたスタッフの人は、仕事のためだと思うが、小型のWi-Fiルーターを持っていて、それを使って受信しても良いと言う。 もちろん、ご好意に甘えた。(こんなことって、あるんだね) 店内でデータを受信させてもらって、ふただびマックへ。コーヒーとホットドックを食べながら、落ち着いてデータの確認ができた。 印刷会社にOKと伝え、友人とも時間通り会うことができた。 あ〜、よかった! ちなみに、我がフォーラムフラノは2、3年前から、フリースポットになっている。(写真) |
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