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朝方に雨が降ったこともあり、涼しくて過ごしやすい一日になりそうだ。(少しは蒸しているが・・・) 東京の“ジャズ友”から、ライブに行ったメールが届いたが、ちょっと羨ましい。 流石に、富良野の観光がトップシーズンに入ったので、落ち着いてジャズを聞く時間も、うんと限られている。いや、時間がないというより、心の余裕がないのだ。 でも、それでも合間を見ては、気になったCDは注文している。 今日紹介するのは、ピアノのエロル・ガーナーの「Finest Hour」 。 このCDはベスト盤で、1945年〜1955年に録音されたもので構成されている。 まず、音がいい。 エロル・ガーナーの有名なアルバム「コンサート・バイ・ザ・シー」 をレコードで持っているが、やはり、録音はよくない。 「枯葉」も入っていて、たまに聞くが、録音はよくない。もし、コンサート・バイ・ザ・シーのCDもこのように音質が良いのなら、買いたくなる。 今朝もちょっと聞いたのだが、ものすごくジャズを感じた。 最近は、“聞き易い”ジャズを聞くことの方が圧倒的に多いのだが、エロル・ガーナーを聞いていると、「あっ、ジャズって、やっぱり、これだよね」と思ってしまう。 つまり、エロル・ガーナーは“フツー”に弾いていないのである。明らかにみんなと違った弾き方をする。 私が思うに、ジャズが他のジャンルの音楽と決定的に異なるのは、如何にみんなと違うやり方で演奏し、なおかつそれがカッコイイかで評価される音楽だということ。 まあ、ジャズの巨人と言われる人は、みんなそうだけどね。 今更ながらに、再認識した次第であります。 |
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