■ 「METALUTION MINOR RESOLUTION」 by 富良野のオダジー 2014年08月18日(月)

  59,049 byte我が同級生の自慢のヴィブラフォン奏者・浜田均(ハマキン)が新しいCDを発売した。
タイトルは、「METALUTION MINOR RESOLUTION」
サックスの佐藤達哉さんとのまったくのデュオアルバムだ。
曲目もモダン・ジャズの名曲からオリジナル、チャレンジブルなナンバーまで、バラエティに富んでいるが、私としては大好きな「SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE」が入っているのがうれしい。
ここでのハマキンは、「その音楽性は日本に留まらず世界的なレベルにまで達しているヴィブラフォンの至宝」とまでアマゾンに書かれているが、「その通り!」と大声を出してしまうほど、素晴らしい。
昨年の12月に富良野でやったコンサートのときも、「いやー、ハマキンの集大成だな」と思ったが、そのコンサートと全然タイプの違うこのCDを聞いても、そう思ってしまった。つまり、今のハマキンは、何を演奏しても、集大成に聞こえるほど、“完成”したのだ。と、思う!
実は、今年の10月21日(火)に、二人のコンサートを富良野で開催する。それも、フォーラムフラノのレストラン「季の風(きのかぜ)」で。
構成や曲目などはまだ決まってないが、なんと!地元のブルースバンドとの共演も企画されている。
詳細は、後日紹介するが、お楽しみに!
それにしても、このCDを聞いて、しみじみ思ったことがある。それは、ハマキンの“凄さ”である。ここまで到達するまでに、どのぐらい練習したり、演奏したのだろうか?
先日ある人に、「オダジーは今まで、あんまり勉強してこなかったよねぇ」と言われた。この人は私をけなすために言ったのではなく、私の不動産の仕事に対する姿勢に、「今は、勉強している姿が見える」を強調するために言ってくれたのだ。
しかし、私はずっとこの言葉に引っかかっていた。
と、いうのは、その通りだからだ。私は子供のころから、言われるまでもなく、勉強はしていない。大人になるにつれ、むしろ人との付き合いの方が重要で、勉強にそれほど価値を置かなくなった。オフィスフラノを始めてからは、プロデューサー的な仕事が多くなり、勉強というより、“感性”が大切だと思ってきた。
ところが、生まれて初めて、3年前に宅建試験のための勉強を始め、合格後も継続的に勉強していて気付いたことがある。それは、「勉強は、大切だ!」ということ。
やっただけのことはあるし、頑張りの“見える化”を実現できる。みんな勉強はしていなくても、頑張っている。でも、なかなか頑張りは理解されないし、結果が出なければ認められない。勉強はやった分だけ、必ず成果が出る。成果が出て資格が取れれば、まわりからも認められる。私の宅建業だと、「宅地建物取引主任者」の資格がなければ開設出来ない。
このCDのハマキンの演奏は、血のにじむような“勉強”なしには到達出来ない領域だ。ただ単に、「ハマキンは凄い!」と褒めたたえるのではなく、ハマキンと比べるのもおこがましいが、遅ればせながら自分も勉強を続け、自分なりのフィールドで、少しでもハマキン近づきたい。
久しぶりに長々書いてしまったが、ハマキンの演奏がそうさせたのだ。
 


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