■ ヨコジ―の話 by 富良野のオダジー 2014年12月22日(月)

  74,823 byte今(午前10時前)の富良野は、青空も見え、陽も射している。天気予報は「乾雪」。これから天気は崩れるのだろうか。
昨日の朝は吹雪いている悪条件の中、芦別に行ってきた。
不動産の物件を案内したのだ。
現地は、市街地には近いのだが、小高い丘で、雪もけっこう降っていて、風も強かった。天気が良ければ、芦別市街を一望できる眺望抜群の場所なのだが、ちょっと残念だった。
でも、雪の積もっている条件の悪いときに、物件を確認するのは、住むことを前提に考えているお客さんにとっては、いいことだと思う。それを踏まえての判断になるはずだ。
昼過ぎに事務所に戻ってきたら、我が農業の師「ヨコジ―」が来てくれた。先日ヨコジ―から、平成26年11月14日に発行された「ふらの博物誌」(富良野市郷土研究会)をいただいていた。その中に「満州開拓と戦後開拓」と題したヨコジ―の原稿も掲載されている。
丁度、読んだ後だったので、しばしヨコジ―とその話になった。
ヨコジ―の体験談は、断片的には今までもお聞きしていたが、本を読ませていただき、改めて壮絶≠ネ人生に戦慄をおぼえた。
ずっと遠い昔の話ではなくて、僅か70年前の話だ。現にその体験をしたヨコジ―は元気に目の前にいる。
不思議な気がした。
ヨコジ―から見れば、私の苦労なんて、とるにたらないものだろう。
とにかく、ヨコジ―のお蔭で、貴重な時間を過ごすことが出来た。感謝だ!
 


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