■ アンドリュー・ヒル、アル・ヘイグのピアノソロ by富良野のオダジー 2015年04月06日(月)

  35,359 byteまたも、イースト・ウィンド・レーベルからの2枚。
アンドリュー・ヒルのピアノソロ「オマージュ」とアル・ヘイグのピアノソロ「デューク&バード」
アンドリュー・ヒルは名前だけは知っていたが、意識して聞いたのは初めて。紹介文に「ピアノのエリック・ドルフィーと称された異才」と書かれていた。エリック・ドルフィーは私の大好きなサックス奏者で、ジョン・コルトレーンとも何回も共演している。
ピアノのエリック・ドルフィーと聞いて、プラスとマイナスが思い浮かぶ。プラスは私の好むカッコイイ音をハズス♂苑t。マイナスは過激過ぎて、「今は、聞けない」種類の演奏。
このオマージュは力強いタッチが心地よく、しかもメロディアスで、哀愁もある。もちろん、ピアノのエリック・ドルフィーなので、フツーではないが、フツーに聞ける。
うれしくなって、同時に発売された、あと2枚のCDも注文してしまった。
アル・ヘイグは大好きなピアニスト。特に、「インヴィテーション」は私の中では、ジャズピアノのアルバムのベスト10に確実に入る。
インヴィテーションがあまりにも良かったので、その後にアル・ヘイグは何枚か買ったが、あまり気に入ったのがなかった。
この「デューク&バード」もソロピアノだし、それほど期待していなかった。
が、これが素晴らしい!
だから、CDを買い続けることになる。
アンドリュー・ヒルも、「なんか、いいかもね」ぐらいの感じで注文したのだが、当たった。
ただ、これも廉価盤として発売してくれたお蔭の“冒険”だった。
写真は3月8日に撮ったもの。雪の中に置きたくなった。二人とも凛として、清潔感のある音楽だから、そう思ったのだとおもう。
それにしても、約一ケ月。やっと紹介することが出来た。あ〜、良かった!
 


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