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またも、イースト・ウィンド・レーベルからの2枚。 アンドリュー・ヒルのピアノソロ「オマージュ」 とアル・ヘイグのピアノソロ「デューク&バード」 。 アンドリュー・ヒルは名前だけは知っていたが、意識して聞いたのは初めて。紹介文に「ピアノのエリック・ドルフィーと称された異才」と書かれていた。エリック・ドルフィーは私の大好きなサックス奏者で、ジョン・コルトレーンとも何回も共演している。 ピアノのエリック・ドルフィーと聞いて、プラスとマイナスが思い浮かぶ。プラスは私の好むカッコイイ音をハズス♂苑t。マイナスは過激過ぎて、「今は、聞けない」種類の演奏。 このオマージュは力強いタッチが心地よく、しかもメロディアスで、哀愁もある。もちろん、ピアノのエリック・ドルフィーなので、フツーではないが、フツーに聞ける。 うれしくなって、同時に発売された、あと2枚のCDも注文してしまった。 アル・ヘイグは大好きなピアニスト。特に、「インヴィテーション」 は私の中では、ジャズピアノのアルバムのベスト10に確実に入る。 インヴィテーションがあまりにも良かったので、その後にアル・ヘイグは何枚か買ったが、あまり気に入ったのがなかった。 この「デューク&バード」もソロピアノだし、それほど期待していなかった。 が、これが素晴らしい! だから、CDを買い続けることになる。 アンドリュー・ヒルも、「なんか、いいかもね」ぐらいの感じで注文したのだが、当たった。 ただ、これも廉価盤として発売してくれたお蔭の“冒険”だった。 写真は3月8日に撮ったもの。雪の中に置きたくなった。二人とも凛として、清潔感のある音楽だから、そう思ったのだとおもう。 それにしても、約一ケ月。やっと紹介することが出来た。あ〜、良かった! |
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