■ エリック・ドルフィー by富良野のオダジー 2016年01月30日(土)

  92,408 byte先週から今週の初めまで上京していたのだが、至る所でジャズがかかっている。
レストラン、居酒屋、コーヒーショップ・・・
スタバ(スターバックス)のジャズは有名になっているが、銀座で入ったスタバだと思うが、過激なジャズが流れていた。
過激と言っても、ジャズファンでなければ、過激であろうが、なかろうが、何となく単にジャズとして聞こえるのだろう。もっと言うと、鳴っているだけで、聞いている訳ではないと思う。
ジャズファンだと、単なるBGMとしてではなく、音楽として、ついつい反応してしまう。
エリック・ドルフィーがバリバリ吹いていた。私はエリック・ドルフィーは大好きだが、気軽には聞けない。聞くときは、それなりの覚悟をする。最近聞いていなかったので、とても新鮮だった。
エリック・ドルフィーはジョン・コルトレーンと一緒に演奏しているアルバムやチャーリー・ミンガスとの演奏はたまに聞いていたが、リーダーアルバムは聞いていなかった。
レコードとCD合わせて7枚ぐらいは持っているが、聞くとしたら、「エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイヴ・スポットVol.1」だけと言っても過言ではなかった。
それで、今回思い切って、エリック・ドルフィーとしては久しぶりに、「ラスト・デイト」「Out There」の2枚のCDを注文した。
この2枚は、リード奏者はエリック・ドルフィーだけで、曲によって、バスクラリネット、フルート、アルトサックスを吹いている。
これが、いい!
不思議だが、どういう訳か、この2枚のCDを持っていなかった。こういうことがあるから、CDは買い続けなければならない。
普段何気なく聞くには、聞きやすいジャズもいいが、「ジャズが聞きたい!」となったら、やはり、ジョン・コルトレーンだし、エリック・ドルフィーだし、セロニアス・モンクなんかになってしまうんだろうね。
それにしても、上京したお陰で、エリック・ドルフィーに“再会”出来てうれしい!
 


- Web Diary UpVersion ver 1.30 -