■ ビル・エヴァンス「Empathy: Simple Matter of Conviction」 by富良野のオダジー 2016年04月10日(日)

  52,057 byte今朝も寒かったので、薪ストーブにも火をつけた。赤々と燃え上がる炎はいつ見ても、心がやすらぐ。
「人類と火の関係」などのフレーズが浮かぶ。人間が他の動物と決定的に違うのは、人間は火を使うことが出来るからだと、子供の時、聞いたことがある。
炎を見て少し心がやすらいだところで、ジャズを聞くことにした。かけたCDは、最近購入したピアノのビル・エヴァンスの「Empathy: Simple Matter of Conviction」
ビル・エヴァンスのCD、レコードはかなり持っている。それは、「新・エヴァンスを聴け!」の影響が大だ。
私はこういう本を読むのが好きで、他のジャズの演奏家の本もけっこう持っている。読んでいると、やはり、紹介されているアルバムを聞きたくなる。
「Empathy: Simple Matter of Conviction」は2枚のアルバムをカップリングしてCD1枚になったもので、もちろん「新・エヴァンスを聴け!」では2枚とも紹介されていた。「Empathy」は酷評で、「Simple Matter of Conviction」は褒めている。ドラマーが2枚ともシェリー・マンだが、両極端の評価だ。
私は15曲を通して聞いたが、そんなに違和感はなかった。言われてみれば、「Simple Matter of Conviction」の方がメリハリがあるというか、それはベースシストがエディ・ゴメスに代わっているからだと思う。どちらにしても、2枚いっぺんに、廉価版で聞けたのはうれしい。
ビル・エヴァンスのCDは、まだまだほしいのがあるので、そのうちまた注文しようと思う。
 


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