|
今日、南富良野町で仕事があった。仕事が終わって、戻ろうとしたとき、いつもの国道と違う、中道に入った。 「あれっ?」何か惹きつけられる感じがした。それが「落合駅」だった。 南富良野町と言えば、映画「ぽっぽや(鉄道員)」のロケ地として、幾寅(いくとら)駅が有名だけれど、落合駅だって、かなりのムードを持っている。 落合駅は、富良野から50kmぐらいのところにある。JR根室線の駅で、一つ手前が幾寅駅、一つ先が新得駅だ。 札幌へは、たまに汽車に乗ることはあっても、こちら方面に来るのは100%車だ。 遠い昔、汽車に乗って、落合駅も通ったことがあると思うが、まったく記憶にはない。 まじまじと落合駅を見ていると、私が54年間生きてきたことを、どういう訳か実感した。 落合駅に、「時代」を感じたからだと思う。日本からどんどん時代を感じるものが、なくなっている。東京ではなく、富良野に住んでいても、そう思う。 時間が出来たら、汽車に乗って、どこかに行ってみようかと、フッと思った。 |
|
|