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昨日フォーラムフラノに来た、女性三人連れのお客さんの一人から、レコードを聞きたいと言われた。若い女性である。完全なCD世代であり、おそらくレコードが珍しかったのだと思う。 私は、「ジャズでいいですか?」と、恐る恐る聞いた。「ハイ、ジャズでいいです」との答え。 さて、何をかけたら良いのか、少し迷う。結局、聞きやすいと思うピアノトリオのレコードをかけた。 「ボリュームはここで・・・、演奏が終わっても勝手に戻りませんから・・・、レコードは20分ぐらで終わりますから・・・」と言って、私は離れた。 気配から、なんとなく喜んでいるのが、感じられた。今まで、お客さんからレコードを聞きたいというリクエストはなかった。まあ、夏は割りと混んでいたので、言いづらかったかもしれないが、今は“オフ”という感じなので、気軽に声をかけたのだろう。 秋から冬に向かう季節だが、これからもこういうリクエストがきてくれると、なんとなく嬉しい。 ちなみに、かけたレコードはアル・ヘイグの「インヴィテーション」 |
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