■ マン・レイ by富良野のオダジー 2008年09月17日(水)

  30,161 byte8月27日に、札幌の北海道立近代美術館で開催された「没後40年 レオナール・フジタ」展を見た。
藤田嗣治(1886-1968)のことは、いわゆる“名前だけ”だった。だいたい名前だって「つぐはる」ではなく「つぐじ」だと思っていた。
8月の末は、私にとってはまだまだ忙しい時期だったのだが、どうしても見たかった。それは、作品を見たいのはもちろんだが、藤田嗣治の生き方そのものに興味があったからだ。
見終わった感想は、「無理して、行って良かった」なのだが、作品については、もう少し自分の中で、熟成させたいと思っている。
帰りに、「藤田嗣治「異邦人」の生涯」を買ってきた。
今は、この本にはまっている。
まだ、半分ぐらいしか読んでないが、おもしろい。
ズルイ!今でもパリはパリなのに、もっともパリらしい時代に生きた藤田嗣治は!それもパリのど真ん中で!(すいません。ちょっと、興奮しました。あ〜、パリに行きたい!)

藤田嗣治→モデルのキキ→マン・レイ
藤田嗣治のまわりをウロウロしていると、モデルのキキ(1901-1953)に出会った。ついつい「モンパルナスのKIKI」も買ってしまった。
「キキと言えばマン・レイ」らしく、「マン・レイ (美の20世紀 11)」も買ってしまった。
この写真集がスゴイ!
マン・レイ(1890-1976)については、何枚かの写真は見ているが、意識してまとめて見ることはなかった。
なんで、マン・レイ!なのか、少し分かった。
1920〜30年ぐらいのパリの雰囲気に、もうちょっと酔ってみます。
 


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