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今日の富良野は、雪と風。 雪はそれほどでもないが、風が強い。昨晩の天気予報で、“荒れる”と言っていたそうだが、今のところたいしたことはない。 昨日から、フォーラムフラノのストーブに薪を燃やしている。 今年は、父が長年取っておいた丸太を整理して、虫食いや腐れなど、使えない丸太を薪用に切ってくれた。なおかつ、工場の中にきちんと仕舞ってくれた。(昨年は、外に積んでいた) 私は雪の心配も無く、“鼻歌交じり”で、薪を運べる。84歳になる父には、いつも感謝だ!
薪が燃える火を見ながら、コーヒーを飲む。開店前のちょっとした時間の贅沢だ。(これ以上の贅沢はない!) コーヒーを飲みながら、昔買ったジャズの本を読んでいると、ジョン・コルトレーンの紹介記事があった。何度も読んでいるくだりだが、やっぱり、読んでしまう。 そうなると、聞きたくなる。 聞いたのは、トランペットのマイルス・デイビスがリーダーの「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」。 このCDは何回も聞いているが、先日1曲目のラウンド・アバウト・ミッドナイトで、ソロを吹いているコルトレーンを聞いたとき、「あっ、もう、コルトレーンになっている」と思った。 私の思い込みでは、コルトレーンが一人立ちする1959年までは、試行錯誤の時期で、まだ「これがコルトレーンだ」、という風に感じていなかった。 ラウンド・アバウト・ミッドナイトは、1955年録音だ。もちろん、後年の自信に満ちた演奏と比べれば、ちょっと危なかしくも聞こえるが、コルトレーンのオリジナリティはすでにある。 朝から、コルトレーンを聞いて、少し興奮気味のオダジーでした。 |
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