■ 「The Art Pepper Quartet」 by富良野のオダジー 2008年12月02日(火)

  44,930 byte11月のワイワイ日記を数えてみたら、34回書いていた。風景の写真を沢山紹介したこともあるが、日数より多いのは、快挙だ。
私の性格をちょっと分析すると、ほとんどがいい加減なのに、何かのキッカケで、突然“電気がつながる”時がある。
そうなると、ストイックに、ひたむきに、物事に突き進む。もちろん、今までの人生で、それほど多くはないが、何回か経験している。(そうなんだ)
子供たちに対して、「いまこそ、電気がつながってくれ!」と、祈る局面が何回かあった。(大きなお世話だが、親心ではある)
まあ、子供たちの人生は、これからだ。電気がつながるチャンスは山ほどあると思うので、頑張って欲しい。(変な結論?)
今朝は、アルトサックスのアート・ペッパーの
「The Art Pepper Quartet」を聞いた。
このレコードの「ベサメ・ムーチョ」が大好きだ。ラテンの、あのベサメ・ムーチョだ。
一音聞いただけで、あぁ、アート・ペッパーだと分かる、哀愁をおびたオリジナルな音色。天才だけに許されることなんでしょう、きっと。
アート・ペッパーは、長い年月麻薬と戦う壮絶な人生だった。私たちは平凡な人生を送りながら、「アート・ペッパーのリリシズムっていいね」なんて、楽しんでいる。アート・ペッパーが命を賭けて、残してくれた音楽に感謝しなければならない。(ホントに、そう思う)
ちなみに、ストイックとは、「ストア学派風の克己禁欲主義・厳粛主義を信奉する人。克己的、禁欲的なさま」。ひたむきとは、「直向きと書き、一つの物事だけに心を向けているさま。忍耐強く、いちずに打ち込むさま」と、いう意味らしい。
 


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