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レスター・ヤング(ts)とテディ・ウィルソン(p)の「プレス・アンド・テディ」をレコードで聴いた。 このレコードは、私にとってベスト30に入る一枚だと思う。 私はレスター・ヤングからリリシズムを知った。 そこからアート・ペッパーやソニー・クリスが好きになった。 同じサックスでも、ジョン・コルトレーンとは表現がまったく違う。 それでも、どこかで通じているものがあると感じる。 ソニー・ロリンズも、コールマン・ホーキンスも、ポール・デスモンドも、渡辺貞夫も好きだ。 結局のところ、私は音楽を聴いているのではなく、人間そのものを聴いているのだと、書きながら思った。 だから、スタイルや表現、ジャンルは関係ない。 今日紹介するのは、テディ・ウィルソン(p)の「アローン」。 「プレス・アンド・テディ」を聴いていて、もっとテディ・ウィルソンを聴きたくなり、アマゾンで探してこの一枚を注文した。 昨日と今日の朝に聴いたのだが、 私のイメージよりも力強いタッチで弾いていて、少し意外だった。 1983年のソロライブ。71歳、晩年の演奏だ。 渡辺貞夫は93歳だが、80歳前半の頃よりも、むしろ力強く感じることがある。 スタン・ゲッツが亡くなる3ヶ月前に録音した「ピープル・タイム」もそうだ。 人生の残り時間が少なくなると、ある意味「いつ死んでもいい」という感覚になる。 だから、加減をしなくなるのかもしれない。 私も、加減せずに全力で頑張りたいと思う。 |
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