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先日上京した時に、防水スピーカーを買った。 今春から東京で就職した息子が買って、「風呂に入りながら聞くと、とても気持ち良かった。2時間も入ってしまった」という話を聞いて、ついつい、つられて買ってしまった。 イメージは浮かんでいたのだが、実際には、風呂に長く入る余裕もないし、だいたい5分もお湯に浸かれば、のぼせてしまう。 息子は、どういう状態で、2時間もいたのだろうか。 それでも、昨日は、ちょっと長い時間入ってみた。じゃ、何を聞こうかと考えると、迷ってしまった。 私のiPodには、けっこう色々なジャンルが入っている。ジャズの曲もあるが、音質的なこともあって、なんか聞く気になれなかった。 結局、昨日は桂銀淑。 桂銀淑を聞くと、北欧を思い出す。もう、20年ぐらい経つのかもしれないが(歳を取ると、時間の感覚が分からなくなる)、スウェーデンとノルウェーを3週間ぐらい、レンタカーで、ぐるっとまわった事がある。 写真家の那須野ゆたかさんと一緒で、写真撮影のための旅だった。 その時の作品の一部は、写真集「夢のとき」のNorth Europe & Canadaで見ることが出来る。 桂銀淑である。 北欧旅行中、ずっと桂銀淑を聞いていたのだ。もちろん、iPodではなく、カセットテープのウォークマンだったと思う。 北欧の冬の風景に、桂銀淑は、ぴったりなのだ。 海外では、どういう訳か、日本語の音楽が合うのだ。中島みゆきと矢沢永吉もいいな。 さて、今夜は、ちょっと長湯して、中島みゆきを聞くか・・・。 |
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