■ 花豆 by富良野のオダジー 2009年07月24日(金)

  64,760 byte今日の午前中は忙しかった。
朝8時前にフォーラムフラノに来て、急いで、フォカッチャの材料である小麦粉やジャガイモ、牛乳などを計って、パンこね機に入れる。
すぐに、麓郷の森でアルバイトをしてくれる学生を迎えに行き、麓郷へ。
そのまま富良野に戻らず、「原始ヶ原」登山口や湧水「原始の泉」の前を通る山沿いの裏道(でも舗装!)を走って、上富良野の国道に出る。
向かう先は、旭川。
実は、「風のガーデン」の庭作りを担当した、上野砂由紀さんの「上野ファーム」に行ったのだ。
前々から一度見たいと思っていた。
上野ファームまでは、富良野から60km位だと思う。車だと一時間ちょっと。
まあ、無理して行った甲斐があった。
草花好き?のオダジーにとって、色々な意味で参考になった。
戻る途中で携帯が鳴り、上富良野の農家さんから獲りたてのジャガイモを貰ってきてと連絡が入る。
まだ収穫前なのだが、良さそうなものを集めてくれたらしい。ありがたい!貴重な、ジャガイモだ。
フォーラムフラノに着いたのは、12時半頃。半日だったが、行く先々で写真を撮りまくった。
今日は、“豊作”だった。
紹介する写真は、花豆。
畑の中に、横一列で20三角?ぐらい並んでいた。
なんか、アートっぽいので、撮った。
何の作物か分からなかったが、店に手伝いに来てくれている農家出身の人に聞いたら、「花豆」じゃないかと言う。
それで、いつものように、ネットで調べた。
どうやら、花豆らしい。

日本名は、花豆、紅花隠元、花豆工豆など
英語だと、Scarlet runner bean/Flower bean/White Dutch runner
原産地は中南米と言われていて、日本には江戸時代末にやってきた。花がきれいなので、初めは食用ではなく観賞用の花としてに栽培されていた。だから「花豆」。
花豆の栽培は、明治時代に入って北海道の開拓が本格的に始まってからだそうで、今でも北海道や長野などの寒冷地域が日本の主な栽培地域。
いんげん豆と同じインゲンマメ属に分類され、粒がかなり大きいのが特徴で、その大きさに驚く人も多い。
蔓(つる)をつくり、花は朱色または白色の蝶形。さやの長さは10〜15cm、種子(豆)の長さは18〜25mm。
色の白いものを「白花豆」、紫色の地に黒い斑(はん)があるものを「紫花豆」という。
 


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