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山形県のふるさとの味    
画像:天童市滝の湯 様 画像:NTT東日本山形支店 様
  
●推薦のことば 
【 名前 】sato
【 日付 】2001/11/15
「昨日テレビで」の書き込みを読んで、芋煮会が懐かしくなりました。
山形を離れた今でも、河原を見ると「やりたいなあ」と思います。
道産子から見た芋煮 
聞いたことがありましたが、見たことがありませんでした。牛肉や里芋が入っていて、とても美味しそうです。左が一般的な山形の芋煮で牛肉、醤油仕立て。右は庄内地方の芋煮で豚肉、味噌仕立てです。
●その他の郷土料理情報 
【 名前 】sato
山県出身者としては、この時期はやっぱり「芋煮会」なのですが、もう紹介されているようなので。紹介する「くじら餅」はお菓子です。(もう出ていたでしょうか?)
黒砂糖味、しょうゆ味、シンプルに白砂糖のみと、味付けにもバリエーションが有ります。米の粉を練って、味付けし、くるみを振り、長方形の型に入れ、蒸しあげて作ります。ゆべしの一種です。

名前の由来は、出来上がった様子が鯨の背に似ているからとか、大変長もちする事から「久持良餅」と呼ぶようになったとか、諸説有ります。
山形では主に、ひなのお節句のお菓子になっています。お雛様の飾りに供えたりするんですよ。かなり強烈に甘いのですが、くるみの香ばしさがたまらないんです。堅くなったものは薄切りにして焼いて食べます。これもまた、たまらなく香ばしくていいものです。甘さが苦手な年代になりましたが、ひな祭りの思いでもあいまって懐かしいお菓子です。

その他、「なすのぺちょら漬」など、ユニークな料理が有りますよ。(土地を離れて「ユニークだったんだ」と気付いたんですけどね。)

【タイトル】米沢市の郷土料理
【 名前 】米沢市役所 企画調整部企画調整課
1.鯉料理:厳しい寒さと美しい水でそだてられ、泥臭さが全くない米沢鯉。
甘煮・あらい・鯉こくなどにする。

2.冷や汁(ひやしる):米沢藩の陣中料理の一つと伝えられている。
旬の野菜や山菜のおひたしに、貝柱等を煮た際の戻し汁をたっぷりかけたもの。

3.塩びき鮨(しおびきずし):生鮭に塩をふって日持ちするように加工したものを使った押し鮨。
http://www.city.yonezawa.yamagata.jp/

【タイトル】イナゴは懐かしい!
【 名前 】sato
岐阜県でもイナゴを食べるんですね。山形県(尾花沢市)もです。私が小さい頃は稲刈り前のたんぼで、良くイナゴを捕まえました。
保育園のころはお散歩ついでに、「いなご へぇめ いぐべぇ(イナゴとりに行こう)」ってやりましたよ。たくさんとるとほめられたものです。今もそうなのかなあ。各家庭でつくだ煮にして食べました。もちろん、形そのまんまです。どの子のお弁当にも入っていましたよ。北海道では「えっ〜」と言われてしまいますが。それにしても、岐阜に山形。距離的にも文化圏的にも離れているように思うのですが、こういう共通点が有るとは。なぜなのでしょうね。面白いです。
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【 名前 】sato
山形でも、お餅はよく食べますよ。正月、当然、餅。春、田植えが終われば(「さなぶり」だったかな?)餅。秋、稲刈りが終われば(刈りあげ)、餅。一家に一台、もちつき機械が有る。という環境です。

つきたての餅に、餡、納豆、くるみ(すって味を付けたもの)、ずんだ(枝豆をすって味をつけたもの)、ごま(これもすったもの)、大根おろしなどをからめてたべます。納豆をお餅にというと「いやだあ」という方もいらっしゃるでしょうが、甘い餅が多い中に、納豆が有るとまたいいんですよ。ご飯にあう納豆だから餅にもあうんです。
テレビで見ていると、お餅をつるつると飲んでしまう方々もいて(伝統的なものらしいのですが)同じ山形県内とはいえ、違いに驚いてしまいます。小正月には、木の枝にいろいろな色のだんごをくっつけて、家の中に飾る地域も有り、米との結びつきは強いように思います。

「ねまらっしゃい 芭蕉十泊の街  尾花沢(おばなざわ)」
http://www.netlaputa.ne.jp/~a_boa/

に郷土料理の紹介が有ります。参考になればと思います。