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神奈川県のふるさとの味    


画像:(財)社会保険健康事業財団 様

●推薦のことば 
【タイトル】神奈川の郷土料理
【 名前 】ぽよぉん
【 日付 】2001/08/05
神奈川の郷土料理だと思うのですが、たどっていくと、中国料理かも知れませんが・・・けんちん汁をご紹介します。
ごぼう・人参・大根・里芋・こんにゃくをごま油で炒め、豆腐を崩して入れた、醤油仕立ての澄まし汁です。

けんちん汁は、禅僧が中国から伝えたの普茶料理の1つの巻繊(ケンチェン)【豆もやしをごま油で炒め、塩・醤油で、味付けした物】を汁物にしたところから巻繊汁→「けんちんじる」が、由来のようです。
もう一つの説として、神奈川県鎌倉市にある建長寺のお坊さんが、料理に使うはずのお豆腐を崩してしまい、汁の中に入れて作ったことが、始まりなので、「建長汁」(けんちん汁)になったという説があります。
建長寺は、鎌倉五山の第1位で、建長5年(1253年)北条時頼が、宋の禅宗の蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)という、高僧を招いて創建された物です。
建長寺に、招かれた高僧のお供だった、料理当番のお坊さんが、巻繊汁を作るつもりが、失敗から、偶然にできたのが、今のけんちん汁という解釈で、どうでしょう。
道産子から見たけんちん汁 
けんちん汁は,しょう油味で豆腐を手でくずした汁物です。こちらの給食でも時々食べています。
●その他の郷土料理情報 
【タイトル】横浜発祥の牛鍋
【 名前 】ぽよぉん
牛鍋は、文明開化と共に、肉食の文化の、走りです。牛鍋というと、すき焼きを思い浮かべるでしょうが、ちょっと違います。なんと、サイコロステーキのように、角切りの牛肉と長ネギを江戸前の味噌で、煮るというより、焼くに近いでしょうか。早く、煮えるように、肉が薄くなって、今のすき焼きの形に、変わっていったようです。
今も、横浜には、明治元年当時と同じ作り方の牛鍋のお店があります。

【タイトル】かまぼこや梅干など
【 名前 】小田原市役所広報広聴課
郷土料理ですが、ご存知のように、かまぼこや梅干し、塩干物など名物と言われるものはありますが、通常郷土料理と言われているものはありません。相模湾に面し、新鮮な魚をいただけるといったこともひとつにはあるかもしれません。

http://www.city.odawara.kanagawa.jp/
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