戦争があったころは馬も戦場へ連れて行かれたり、農家の働き手の男の人たちが兵隊に取られたりして大変でした。
しかし、戦争が終わると、占冠では牛を飼う農家が増え始めました。古いサイロが今でもあちこちに残っています。でんぷん工場もいくつもありました。また、稲作も広がり、水田がたくさんつくられました。
農家の戸数もどんどん増えて、農業が最も盛んになりました。しかし、気温が低いトマムや土地のよくないところに入った農家の人たちの暮らしは楽ではなかったと伝えられています。それでも、家畜を飼ったりするなど、農家の人たちの工夫やがんばりが見られました。
昭和45年(1970年)くらいから、農家をやめる人が増えてきました。そのかわり、100頭以上牛を飼ったり、トラクターなどの機械がどんどん入り、農家一戸当たりの土地の面積が広がりました。田んぼはほとんどなくなり、今は牧草地が目立ちます。