宇文小の研究

1 平成30年度の研究の在り方

 昨年度から従来の仮説検証型の研修を見直し,以下の視点で校内研修を進めている。
①重点教育目標の実現を目指した脱仮説検証型の実践的研修
②今日的及び喫緊の課題に対応した研修
③協働的,実践的な研修の推進(全学級授業公開,日常の授業実践の交流,ワークショップ型研修)
④校外研修への積極的派遣と校内体制確立(町教研・中へき複との連動,管理職による補欠授業,計画的予算確保等)
 研修の方法としては,「研修A」として授業研究の窓口を昨年度から道徳科とし,指導過程や指導方法等について実践研修を通して共有することで日常の授業改善を図るとともに,道徳教育の全体計画や年間指導計画の整備等を行うことにより,今年度の移行期からの道徳科の授業をスムーズに行う環境づくりにも併せて取り組んできた。また,道徳に関する研究会や研修会に積極的に参加することで新しい道徳の流れや先進校の事例を学んだことを校内研修で共有化を図り,日常実践に活かしてきた。
 今年度の研究内容は,特に
①目標と指導と評価の一体化
②価値の追求・把握の段階の指導
③考え,議論する道徳に向けた指導
について,重点的に研修を深めていく計画である。
 仮説検証ではなく日常実践や授業研究を旨として,その中で効果的な内容や本校の実態に適した方法を研修の概要として積み上げていくことで,特別の教科道徳に向けた体制作りや基本的な授業スタイルを共有化していくことを目指している。
 また,「研修B」として,複式授業の充実に向けた研修,「研修C」として喫緊,今日的課題に対応した研修を校内研修に位置付け,トータルとして本校の児童の育成に必要な資質の向上を目指した研修に取り組んでいる。

2 研究の全体構造

3 実践の概要

 平成29年度 実践の概要(PDF)