■ 悲しいときは、悲しまなくては by富良野のオダジー 2010年09月16日(木)

  66,723 byte昨日の夜9時過ぎ、突然、携帯が鳴った。
ちょうど、自宅に戻って、すぐだ。
電話の主は東京在住の、友人、いや、「オイ!」と呼べるほど軽い関係ではない。知り合い、いや、知り合いというには、知りすぎている。先輩、いや、イメージ的にはそんな感じだが、年齢的には後輩に当たる。先生、いや、会話の中でたまに口を滑らせてしまうことがあるが、本人は、先生と呼ばれるのを好まない。
まあ、間柄はともかく、尊敬できる人には間違いない。
このワイワイ日記を見てくれていて、私の父が亡くなったことも知っていた。
「小田島さん、今は忙しさにまぎれて、お父さんのことをあまり考えないようにしていると思うけど、悲しいときは、ちゃんと悲しまなくては駄目だよ」
「ちょうど昨日、四十九日の法要だったのです。私にとっては、行事やイベントを無事終わらせるような感覚で、悲しいとか、そんな・・・」
「私も父を7年前に亡くした。その時、小田島さんと同じように、なんとか誤魔化していたが、突然、父に対する思いがこみ上げてきた。言いようがないが、ガクッときて、鬱病のようになった。気がついたら、電車に飛び込みそうになっていたこともある」
「・・・」
「そうなったら、まず、車の運転を控えること。そして、とことん悲しむこと、分かった?」
私は、丁寧にお礼を言って、携帯を切らせてもらった。
写真は、「空知川ラベンダーの森ゴルフコース」の練習場。
毎年9月、東京の友人グループが札幌にゴルフ旅行にくる。私は10年近く、毎回ゴルフに参加している。
ここ数年は、このゴルフがその年の唯一のプレーだったりする。今回も参加する予定だが、やっぱり、今年初めてのプレーになる。
スコアなど、気にするレベルにないが、あんまり恥ずかしいプレーも出来ないので、早朝練習にきた。(練習も今年初めて!)
体が全然反応しない。イメージもでない。
案の定、ボールに当たらない。
ゴルフって、ホントに難しい。
でも、一年に一度の友人との再会は、とても楽しみだ。
 


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